ウンが死んで、これで王規(ワン・ギュ:왕규)の乱が策略でなく事実となったとウクに話す定宗(チョンジョン)。
おめでとうございますと、心にもない祝辞を述べるウク。
そして、西京遷都(ソギョンチョンド:서경천도)を急ごう、王式廉(ワン・シンニョム:왕식렴)叔父も満足なさるだろうとも話す定宗。
逆賊なので、葬式もあげすに喪服も着るなとのことですとペガ 。
また、、皇室の墓に埋められずカラスの餌になるところに捨てられたのをこっそり収拾し土の墓に葬ったこと、矢が決して抜けずにチョンが折ったことも話す。
ウンがその誕生日を覚えていた、オレも忘れていたのに、ただオレだけがやれる贈り物だと言ったと、ワン・ソ。
ウン兄上は今日のことをありがたがるでしょうと、ペガ。
そこに、ヘ・スが残した文をようやく確認できたと、チモンが持ってくる。
ウンが茶美園(タミウォン)にいたという内容のものだ。
ヘ・スのところにやって来るワン・ソ。
もうお前の目にも、オレが怪物に見えるな、ウンを殺したのにと、ワン・ソ。
辛い選択だったのは分かっていますと、ヘ・ス。
茶美園に居るのをどうして隠してたのだ?オレを信じてないのだろう?オレがウンを殺すか、言わないんだと、と、ワン・ソ。
はい、そうです、第10皇子様も心配でしたが、皇子様も苦しいことができるかと、恐れましたと・・・避けさえすれば大丈夫だと思っていたのに、互いに傷になることもあるということを、遅ればせながら気づきました、それで文を残して・・・
信じてました、時間はかかりましたが本当に信じてました、どんな瞬間でも信じるほど、好きだということがわかりましたと、ヘ・ス。
だけど、もうオレじゃない、お前を見れば、お前の薄っぺらいその信頼のせいで、また起きたことだけ思い出してしまうだろう、お前のせいでウンが死んだと、オレがその子を殺したと考えるはずだ・・・
お前を生かすと皇帝の犬になった時も変わらなかった心が、もう変わった・・・やめようと、ワン・ソ。
ウソ、ウソですと、ヘ・ス。
フッ、ウソは互いにつかないようにしたのに・・・と言い去っていくワン・ソ。
そう言ったワン・ソも辛さを感じていた。
今回の功により、ワン・ソには褒美が与えられ、西京の王城新築の監督を任せられる。
あれほど多くの血を流しても恐れないのかと問うチョン。
皇位が元々、血を見ないのは難しい座だ、お前も気をつけろ、同腹だと受け入れてやるのも限界があると、定宗。
当分の間国境へ赴き皇宮へは戻らないと、チョン。
代わりに母を思って前線ではなく補給部隊に行けと、定宗。
そうはできない、自分の命の紐がどのくらい丈夫か見て、陛下の罪をいくらかでも受けねばならないと、チョン。
また、ウンから受け取ったものだと、折れた2本の矢を見せ置いていく。
ウンの声が幻聴として聞こえ始める定宗。
開国寺に行かねばとつぶやく。
娘と婿を殺して要職についたワン・ソに悪態をつくパク・スギョン。
他の豪族もそれに倣う。
けれどそれは、パク・スギョンの本心ではなかった。
少し前に、彼とペガ、チモン、そしてワン・ソが集ったことがあった。
皇帝になるとおっしゃったと?と、パク・スギョン。
そうしようとと、ワン・ソ。
ワン・ソに皇帝の星が見えると神聖皇帝(王建)も言っていた、そして自分に送り武芸を習わせたのもあの卦のせいだと、パク・スギョン。
そんなものは信じないが皇帝にならねばならないと、ワン・ソ。
座一つのためにこんな殺戮が起きるなら、オレがその座の主人になって防ぐとも。
亡くなられた神聖皇帝がおっしゃったことを覚えておいでですか?皇帝は、国と皇室のために、誰であろうと捨てられるときに皆捨てる座だとと、パク・スギョン。
覚えていると、ワン・ソ。
それなら、誰を捨てられますか?私はそれを見てから決定しようと思いますと、パク・スギョン。
ヘ・スに何も告げずに去るワン・ソ。
待っています・・・と、ヘ・ス。
そして、季節はめぐる。
チェリョンが駆け寄ってくる。
走るなってと、ヘ・ス。
嬉しい人が二年ぶりにやって来ましたと、チェリョン。
その言葉を聞いて走っていくヘ・ス。
走るなとおっしゃったのにと、チェリョン。
戻ってきたのはワン・ソではなくチョンだった。
互いに久しぶりと挨拶を交わす。
この茶を飲もうと一人2日も早く来たのに、だけどウン兄上の墓が見えるじゃないか、立ち寄らずにはいられないだろと、チョン。
よくなさいましたと、ヘ・ス。
義姉さんにも自慢をしたぞ、オレが義姉さんよりも功を多く立てたんだよと、チョン。
大将軍にまでなっておいて、ひそかに幼稚に感じられますよと、ヘ・ス。
その間、出宮でもしていたらどうしようと心配したと、チョン。
行き場所がどこにあると?と、ヘ・ス。
婚姻は?してないのか?貴族の子女は婚姻すれば出宮できるじゃないかと、チョン。
婚姻してまた誰かの世話をして過ごすのですか?私は、年を取って引退すれば、遠くへ旅行に行くでしょう、砂漠にラクダも乗りに行って、遠い海にも出て行くわ、私、その間仕事をして受けたものみな集めておきましたと、ヘ・ス。
コメント
翻訳ありがとうございます。動きは分かるんですが、2回見ても意味が解らず、英語訳は素早く消え、涙。待ってました。消えないと信じてました。歴史が大変 気になって、あちこちで大まかにつかみました。この2話でこんなに会話があったんですね。夢から現実の変化の地点で、悲しいけど事実に近い良さを感じています。 20話まで見たけれど、読む面白さをこれから楽しみます。
でも呉々も腱鞘炎のぶり返しにならないように、大切にしてください。