ソン・ジュンギ主演tvN週末ドラマ
ヴィンチェンツォ(ヴィンセンジョ:VINCENZO:빈센조)
の最終回(第20話)視聴感想(あらすじ含む)です。
悪は悪で処断する
ヴィンチェンツォ 作品データ
- 韓国tvNで2021年2月20日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:パク・ジェボム(박재범)『熱血司祭』
- 演出:キム・ヒウォン(김희원)『黄金のポケット』
- あらすじ:組織の裏切りで韓国に来ることとなったイタリアマフィアの弁護士が、ベテラン弁護士とともに悪党のやり方で悪党を一掃する話
ヴィンチェンツォ 最終回(第20話)視聴感想(あらすじ含む)
全20話の視聴が終了しました。
途中からレビューも書かなくなってしまいましたが、最終回を視聴したので全体の視聴感想を書こうかと思います。
そのまえに視聴率。
全体の流れを見れば右肩上がりの推移でした。
最終回は一気に跳ね上がり14.636%を記録。
当サイトが目標値と見ていた15%には届かなかったものの、近似値でのフィニッシュとなりました。
3度目はない
話し合いではない警告、悪は悪で処断する
『熱血司祭』のパク・ジェボム(박재범)作家が執筆した当作品。
構成がかなり似通っており設定をちょっといじったコピーのような作品でした。
今回はソン・ジュンギの役者としてのクオリティーに助けられたものの、同じ構成の使い回しでの3度目はないでしょう。
この「構成の流用」があったため、初回の『熱血司祭』ほどは数字が伸びなかったものと思われます。
ちなみに、『熱血司祭』はキム・ナムギルが主演で、最高視聴率22%を獲得しました。
描写が残念
チャン・ジュヌとチャン・ハンソ兄弟が見合い、その後、ホン・ジャヨンが撃たれるシーン。
優先順位を考えると間違いなくハンソとともにチュヌの制圧にかかるべきでした。
なのにヴィンチェンツォはチャヨンの腕の縄をほどいている始末。
描写が詰め切られておらず???なシーンでした。
インザーギ
ヴィンチェンツォの命を救った鳩のインザーギ。
韓国語ではインジャ-ギと残念な発音になり、イタリア語がペラペラなはずのヴィンチェンツォなのに韓国語の発音になっていて???でしたが、この名前を持ってきたところは作家を褒めるべきでしょう。
サッカーファンなら誰しもが知っている名前、それがインザーギです。
ピッポの愛称で知られたACミランのFWフィリッポ・インザーギが元ネタです。
アズーリでも活躍した天性の点取り屋は、彫刻のような造形も持ち合わせ、世界中に多くのファンがいました。
そんな名前を鳩につけるものだから、滑稽さが際立って笑いの要素としてうまく機能したのでした。
ひょっとすると女性の方の琴線には触れなかったかも?
ソン・ジュンギの次回作に期待
今回の『ヴィンチェンツォ』はそこそこヒットしたものの、良い脚本とのマリアージュではありませんでした。
(良い脚本のときに本当のマリージュをシましたが・・・その後・・・)
ということで、次回作に期待です。
パク・ジウン作家と合流しないかな~。
ヴィンチェンツォ キャスト(簡易)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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