カン・チョルがヨンジュと面会する。
厚いというヨンジュに、自分も長い間板からわかると、カン・チョル。
しんどい?とも問う。
こんなのは映画に出る、想像もしてなかった、自分がこんなところに、自分は平凡な小市民なのにと、涙ながらに答えるヨンジュ。
平凡な小市民たちがここに来ます、ここに来るとわかって来る人は別にいないでしょ、ある日急に、気づいてみれば拘置所の独房に座っているんでしょ、よく聞いて、今の状況は暗澹だ、オレは助ける名分がなく、今後より大きいことが残ってるでしょう・・・
殺人未遂・殺人教唆の疑いに不法滞在の背景調査、あらゆる理由で今後調査され、また調査され、対質調査、そしてまた裁判、終わりもないでしょ、そのように人生が壊れるんです、あなたが犯人だとすでに心に決めているあの者達は、二ヵ月間、とても疲れたのです・・・
だから、あなたが犯人であってこそ良いのです、そうさせるためにすべてのことをするはずです、侮辱を与えて脅してメンタルをぶち壊すでしょう、それが何週間か何ヶ月か数年になるかもしれません・・・
その過程を経験すると、平凡な小市民として生きたくないんです、だからもう、返事をしてオレの質問に・・・オレはあなたが言った言葉が事実だと信じてるよ、だから、これから傷つくことを避けられる方法はそれしかないでしょ?オレが問う質問に答えて、この席から消えるんです・・・
『オ・ヨンジュさんはどこから来たのです?』
ここから私が消えれば、大騒ぎになるはずだけどと、ヨンジュ。
そうでしょう、だけでそれをあなたが心配する必要はないよ、オ・ヨンジュさんは消えて家に戻れば終わりだから、残りはオレがと収拾します、ここはオレが生きる世界だから・・・答えてと、カン・チョル。
できないわ、話したじゃない、そちらが不幸になることだってと、ヨンジュ。
オレが、いますごく幸せというわけでもないんだけど、いつも、何時死ぬかわからずに眠れないのに、知ってるじゃない、あなたもここに生涯閉じ込められていても関係ない?10年なり20年なり?と、カン・チョル。
いいえと、ヨンジュ。
答えて、時間がないと、カン・チョル。
どんなことが起こるか私もわからないというのよと、ヨンジュ。
もう事は起こったよ、オレたちが今どこにいるのか見て!オ・ヨンジュさんが住んでいる所はどこなの?と、カン・チョル。
ソウルよと、ヨンジュ。
同じソウル、でも、何が違うの?と、カン・チョル。
そこは私が住んで、ここはあなたが住んでるわと、ヨンジュ。
けれど、オレについてどうしてすべて知っているの?オレはそこにいないのに、全部見たと言ったじゃない?オレについて、どこで見たの?オレについてと、カン・チョル。
むしろヌードショーがいいわねと、ヨンジュ。
あなたのヌードはオレに受け入れられないから、答えてと、カン・チョル。
後悔するわよと、ヨンジュ。
後悔しないよ、あなたが住んでいる世界というのは、一体何なの?と、カン・チョル。
『は~・・・・マンガの中よ』と、ヨンジュ。
何?オ・ヨンジュさんがマンガの中から出たということ?カン・チョル。
いいえと、ヨンジュ。
それなら?と、カン・チョル。
ここがよと、ヨンジュ。
それが何?と、カン・チョル。
『ここがマンガの中だって。私が見るマンガ。あなたは、そのマンガの主人公よ・・・』
『つづく』の文字が浮かび上がり、ヨンジュが消える。
ヨンジュは元いたバス停に戻っていた。
マンガの世界ではヨンジュが消えて大騒ぎだ。
ヨンジュの元へすぐにスボンがやって来て、本当に監獄に行ったの?と問い驚く。
この間30分しか経っていなかった。
そしてその間に、内容がすごく変だとのソンミからの連絡を受けたと話すスボン。
漫画の世界では1週間が経過していた。
私がなんてことをしたのと、頭を抱えるヨンジュ。
煙のように消えたと上司に話している看守。
どうなってるんだ?どうやって抜け出た?と、ソ・ドユン。
無言のカン・チョル。
ソヒ、ソン・ヒョンソクもそれぞれが脱獄の件を聞く。
国会議員になっているハン・チョロは、これをカン・チョルを多い落とす機会だと考えていた。
スボンはWを終わらせようと提案する。
カン・チョルを心配するヨンジュ。
この状況でマンガのキャラクターを心配するのかと、スボン。
これまでのヨンジュの言動を思い出し、マンガの主人公という言葉を考察しているカン・チョル。
ソン・ヒョンソクはカン代表の言葉では他の次元に行ったんだが?と問う。
おそらくそうですと、カン・チョル。
ハン・チョロがずっと機会だけ狙っているじゃないか?と、心配するソン・ヒョンソク。
けれど、ハン・チョロが問題じゃありません、そんなことはなんでもありません、私の存在理由、それが本当の問題でしょと、カン・チョル。
オ・ヨンジュになにか話を聞いたのか?どんな話だ?と、ソン・ヒョンソク。
完全に狂った言葉です、彼女は初めて見た印象で合ってました、狂ったやつ、狂った女、話にならないたわごとを言いやがったんだと、カン・チョル。
なのにどうしてそのたわごとに心配してるんだ?と、ソン・ヒョンソク。
なのに、一生理解できないすべてのことが、オ・ヨンジュのたわごとに組み入れて合わせれば、急にみな話が合うのです、脈絡がなかったことが、一度に脈絡ができるんだ、あらゆる事を説明できる脈絡と、カン・チョル。
その脈絡が何なんだ?と、ソン・ヒョンソク。
これは本当に、ただの一度も想像してみたこともない、この世が、この世が、すべて偽物ということです、完全に造作された世界ですと、カン・チョル。
カン・チョル以外の時が止まる。
モニターの『つづく』を消して、『終わり、作家の事情でここで終わります』とメッセージを入れるというスボン。
すると、モニターがホワイトアウトして、操作できなくなる。
『主人公が虚構に気づいた瞬間、マンガの中の世界は、そのようにに止まってしまった。ただカン・チョルだけが、時間が停止された世界で、独りで生き残った。あたかも、自覚した者に下された刑罰のように・・・』
なにか起きたのよ、カン・チョルに、私のせいで良くないことが起きたのよ、どうしようと、泣き出すヨンジュ。
四角く光る場所を見つけるカン・チョル。
手をかざすと光った。
それは、自分が刺された屋上でも見た光景だ。
そして、その中で何かを掴んだ後にヨンジュが現れたのを思い出す。
カン・チョルは看守の銃を外し手に取り、その中に入って行く。
すると、4階建てのビルの屋上に出る。
直ぐ側には、ソンムが捨てたものであろうモニターが光っていた。
雨の中、歩き始めるカン・チョル。
W 第5話あらすじに続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
4話のあらすじ…ありがとうございましたm(*_ _)m