ヨ・ジング&イ・セヨン主演のtvN月火ドラマ
王になった男(ワンイ テン ナムジャ:왕이 된 남자)
の最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)です。
王になった男 最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)
まずは視聴率から。
王になった男・最終回(第15話)は10.851%を記録。
2度目の10%台を記録して有終の美を飾りました。
視聴率推移はこちら↓
あらすじを書くのに2度めを見ているわけですが、かなり泣けます。
王になった男 第16話あらすじ
チンピョン君を刺した代わりに自らは斬られてしまうイ・ギュ。
白山(ハクサン)!と、ハソン。
そして、イ・ギュを抱きかかえ・・・どうしてこう無謀なことをしたんだ?と問う。
殿下、小臣、約束を守ることができず、申し訳ございません・・・殿下のそばを守らねばならないのに・・・私が死ねば、私の死体を城門の外にお掲げください、殿下が正しい判断で罪人を断罪なさったのをお見せして、不安な民の気持ちをお慰めくださいと、イ・ギュ。
だめだ、そうできない、白山は私にとって罪人ではなく忠臣なのにどうして?と、ハソン。
そうですか、その言葉をお聞きして嬉しいです・・・殿下・・・と言い、絶命するイ・ギュ。
イ・ギュが入った棺桶にすがり、兄貴分を失い大いに悲しむチュ・ホゴル。
城門を開けるには危険な状況だが、ホゴルの意を汲みイ・ギュを送ることに。
そのため、大妃(テビ:대비)に密書を送る。
半日ほど葬礼ができるように攻撃を止めてほしいという、受け入れなければイ・ギュの死体を城外に掲げ、名分なしに反乱を起こしたことを民に知らしめるというものだった。
チンピョン君が囚われていることもあり、それを受け入れる大妃。
シン・チスたちはこの交換条件により王宮外へ脱出する。
悲しみの中、イ・ギュを見送るハソン。
ようやくイ・ギュと共にできると思っていた矢先だったのにと、嘆き悲しむウンシム。
チンピョン君は重症だった。
大妃はチンピョン君の3000の兵を反正(パンジョン:반정)成功に使うこと、ヨンファ君に大統を継がせることを告げる。
だから、あとのことは心配するなとも。
咸鏡北道兵馬使(ピョンマサ:병마사)カン・インボクからの知らせを受けるハソン。
京畿道楊州まで着たが、辺境に後金が迫ってきているため判断を仰ぐ内容だった。
殿下の安危が優先というムヨンだったが、ハソンは彼らが引き返すことを選択する。
龍床よりも民が蹂躙されないことを選んだのだ。
3,000対400の戦い。
2日しか持ちこたえられない状況だが、逃げる選択はしないハソン。
城門をあえて開けたままにしてシン・チスを誘引するハソン。
その後、便殿の庭までやってくるシン・チス。
ハソン自ら姿を現す。
誘引策にまんまとハマったシン・チスは孤立し、一緒に入ってきた兵は蹴散らされる。
私はお前を殺し、私利私欲で密書を奪い辺境を危険に陥れ都城を混乱させた罪を問うと、ハソン。
生かしてくれれば大妃の首を持ってくると言い出すシン・チス。
問答無用でシン・チスの腹部を刺すハソン。
許しはない、白山を殺した罪の対価は死あるのみだと言い、話す間を与えず袈裟に斬る。
黄海道兵馬使キム・ギジュンが到着したことで、完遂できた作戦だった。
水さえも飲めず、憤死するチンピョン君。
ハソンを生け捕りにしたと大妃に報告するチンピョン君の部下。
ハソンからの命乞いの文を受け、入宮する大妃。
そして、上国を裏切った罪を自白しろと迫る。
私は自白する罪はないと、ハソン。
そして、臣下とヨンファ君を便殿に入れる。
自分の意に従ったヨンファ君には罪は問わないと告げる。
また、大妃キム氏が中殿に危害を加えたことや反乱の首魁になったとの罪状を読み上げ、廃庶人(ペソイン:폐서인)にして賜薬(サヤク:사약)を下す。
後代はお前を母を殺した悖逆の君主として記憶するはずだ!と、大妃。
私の罪は私が甘受するので大妃ママの罪は大妃ママが背負ってお行きくださいと、ハソン。
こうして罪人として死んでいく大妃。
初めて人を殺めたが、国と民を守るためならこれ以上のことも耐えられると、ソウンに話すハソン。
大同法(テドンポプ:대동법)が三南地方にも行き渡ったことを報告するチュ・ホゴル。
休暇を許してほしいチュ・ホゴルだったが、休暇でチェジュに行ってはどうかと、更に仕事をさせようとするハソン。
東医宝鑑(トンイボガム:동의보감)の編纂を宗親(チョンチン:종친)にさせており、その礼をねぎらうハソン。
また、民にも広めるため、諺文(オンムン:언문)本を作りたいと言う。
民には過分だと2人の王族。
キソン君だけは賛成する。
キソン君と農作業を眺めているハソン。
王はただ朝廷の論議を許しその結果に責任を負うだけなので、むやみに権力を振りかざしてはダメで、奸臣たちに揺さぶられてはダメだ、そうした後に、民は苦痛を受けず皆が共に生きていけるのではないですかと、ハソンの考えに同調するキソン君。
臣下からの提案もあったため、ソウンは自分を気にせずに後宮をとハソンに告げる。
私がそうしないのを知りながら、どうしてそのようなことを言うのです?と、ハソン。
わたくしが元子を産めないので申し上げるのですと、ソウン。
大統なら心配しないでください、すでに決めています、キソン君に譲位しますと、ハソン。
最も軽いときに龍床を譲り、自分は民でもあるので民に戻るとも。
やるだけおやりになりました、私もついてまいります、大妃になって出られなくなるため、先に廃庶人(ペソイン)としてください、先に行っておりますと、ソウン。
教旨に玉璽を押すハソン。
ソウンは先に王宮を去り、キソン君が王位へと上がる。
ハソンとの別れを悲しみ、ついて行ってはだめかというチョ内官。
実は尚膳(サンソン:상선)に推挙したことを告げ、自分を温かく受け入れてくれたように新たな王も輔弼して欲しいと、ハソン。
いくら昇進しても、チョ内官は私には永遠に尚茶(サンダ:상다)だとも。
チョ内官は自分を笑わせようと絵を描いてくれた返書として、自分が描いたハソンの漢字入りの絵を贈る。
そこには「夏仙」とあった。
私の名の漢字を考えたこともないが、夏の神仙とは、過分な程良い意をつけてくれたなと、ハソン。
過分ですとは、殿下はすでにそんなお方です、殿下は夏のようなお方です、太陽のように民らを公平にお照らしになり、万物を青々しく生き生きとなさったからです・・・そんな殿下を主君としてお仕えしたので、私には生涯の福でございます、殿下、永遠にお忘れしませんと、チョ内官。
抱き合い・・・私もそうだ、これまでありがとうと、ハソン。
最後に龍袍(ヨンポ:용포)を見て、一人王宮をあとにする。
王でなくなったハソンは、途中から中央を外して歩く。
後を追う者に気づく。
ムヨンだった。
私を置いていくつもりだったのですか?と、ムヨン。
そなた、本当に私に落ちたのだなと、笑うハソン。
尚茶オルシンは王宮に残ったとしても、私は殿下に従いますと、ムヨン。
うなずくハソン。
賊が現れる。
大妃の恨みを晴らしにやってきたのだ。
命と引き換えに賊を倒したムヨンだったが、ハソンは矢で射られて倒れる。
自ら肝に銘じていた死を迎えたムヨン。
2年後
チェジュの大同法を整え都城に戻るホゴル。
広大(クァンデ:광대)を見に行くソウン。
王についての出し物で、カプスとタルレたちがやっていた。
高貴な方の話を久しぶりに聞いて気分が良いと、玉指輪をタルレに渡すソウン。
イ・ギュンの三年喪を終えたウンシムは、元いた場所を離れる。
ソウンはハソンが死んだとの報告を受けていた。
ただ、ムヨンの死体はあったもののハソンの死体はなく、羅針盤が残されていただけだった。
見つけられないなら生きているはず、きっと戻られるはずと涙したことを思い出しているソウン。
散策中、ハソンがやるどんぐりでのお願い事をしている少女を見つけるソウン。
さっきある人が通り過ぎに教えてくれたと、少女。
すぐに探しに行くソウン。
野原に出たあと、どんぐりに願いを込める。
振り向くと・・・ハソンがいた。
今も夢なら、これ以上近づかないので、ただそこに居てください、見るだけにさせてくださいと、ソウン。
夢じゃないぞ、私もまたそなたに来るために、いつも夢の中を歩いた、そなたに会うために、むしろ覚めるなと望んだ、そんな夢をと、ハソン。
どうしてようやくおいでになったのですか?と、ソウン。
すまない、私が目覚めてみると、時間がこう過ぎていた、風のように飛んで来たかったのに、私の歩みはとても遅かったなと、ハソン。
ハソンの胸に飛び込むソウン。
私をお呼びください、私が飛んで行けば良いものをと、ソウン。
とても長く待たせてすまないと、ハソン。
道を失い回り道をしても、いつかは私に来てくださると思っていましたと、ソウン。
恋しさばかりで生きることは、これ以上ないでしょう、もう何も私達を分けられないのでと、ハソン。
癸亥年正月、王が反乱を鎮圧なさり善政をお敷になったので、全国の民は王の聖徳を称賛する
中殿を廃妃とし攘夷をなさったので急に崩御された
龍顔と似た広大がおり王が消えた、という噂があったが、明らかではない
王になった男 おしまい
文責:韓国ドラマあらすじ団
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