チョン・イル(정일우)、ユンホ(윤호)主演のMBC月火ドラマ
夜警日誌(ヤギョンックン イルジ:야경꾼 일지:原題:夜警師日誌)
の第6話あらすじ2/2です。
夜警日誌 キャスト・登場人物紹介 チョン・イル、ユンホ主演韓国ドラマ
夜警日誌 第6話あらすじ2/2
民か大君か
別宮から逃げ山の中を彷徨うリン。傷を負っていたこともあり朦朧とした意識の中で、足を滑らして谷に転げ落ちてしまう。
荒れ果てた別宮で、パク・スジョンに『申し訳ありません』と言うムソク。『お前はお前の任務を疎かにした。ゆえに、今日付けで罷免だ』と、パク・スジョン。
トハの頬が腫れているのを見て、自分が金を稼げと言ってこうなったの?私が悪い女のようじゃない!と、オンメ。また、誰かに打たれたのは明白なため、心配する。薬は塗ったと、トハ。
朝とは違う様子のオンメについてチョヒに尋ねると、サンホンが包丁を作ってくれたから上機嫌なんだと、チョヒ。
今日はどんなおかずをつくろうかと、切れ味の良さを確かめつつ肉を切るオンメ。それをまだ戻してなかったのね?と、オクカラクチ(指輪)に言及するチョヒ。
指輪を返しに行くトハ。すると、屋敷から駆け出していくスリョン。街中は月光大君を探せと騒然としている。
スリョンを追って梅蘭房(メランバン)に入っていくトハ。房主のモ・ヨンウォル(以降モ・ヨヌォルに変更)は集められた女性たちに言動についての注意点を述べる。
その一団に加わっていたトハは質問を始める。直感的に妹だとわかるヨヌォル。トハも気づいたのだろうか?人を探しに来たのだけどと言うが、ヨヌォルの部下が彼女を呼びに来たため、そこで話は途切れる。
ヨヌォルを訪ねてきていたのはスリョンだった。剣を使えるものが必要だと、スリョン。また、大国(明のこと)へ行く船も用意してほしい、望むものは全て差し上げるという。
『その言葉、責任を追うことができますか?』と、ヨヌォル。彼女の要求は恵民署(ヘミンソ:혜민서)に併せて都城の薬剤の専売権をくれというものだった。
それをどうして私に?何の権限も・・・というスリョン。けれど、父パク・スジョンが恵民署提調(チェジョ:제조)も兼任しているし、お嬢様が都城の医員たちと交流が深いと聞いたと、ヨヌォル。
恵民署は持たざるもののための場所だ、けれど、大国から入る薬剤は価格が高く・・・と、スリョン。一つだけお考えてみてください。民ですか?大君ですか?と、ヨヌォル。即答できないスリョンだったが、何かを決心したようだ。
三文の価値
集団から抜けだせずにいるトハを、先日の両班たちが見つける。そして、先日の借りを返そうと、何かを企てるために下女を呼ぶ。
他国の文物がつぎつぎと紹介されている。女達はその文物を紹介するための補助だ。トハにもある巻物が渡され舞台表に出される。それを見せると笑いが起こる。
『吾自尊心三分也』と書かれた巻物を回収し、自分の不始末を詫びるヨヌォル。退屈なところだったのでよかったと言い、舞台に上がる両班たち。
そして、月光大君を制圧する力と胆力を持っているのに安いだろ?まあ、敢えて傷なのは文を知らないことと、自分がソプンチャリ(三文の価値しかない)ということも分からないことだと、あざ笑う。
また、三文からではなく一両から始めようと、トハを競売にかけ始める。さらにそのゴザのような服を脱げば十両から始められると言ったことでキレたトハは、その両班に掴みかかる。
その両班もトハの髪を掴み、捕盗庁(ポドチョン:포도청)の従事官(チョンサグァン:종사관)を呼べとヨヌォルに言う。
二人を引き離し両班に何をなさるのですか!と言うも、トハの打たれていない方の頬をひっぱたくヨヌォル。
更に反対の頬もひっぱたき、三文を床に投げつけ、『お前は今日、この3文にもならない。拾いなさい。分からない?おまえの卑しいその自尊心、この三文にもならないというのを。だからはやく拾え!』と、ヨヌォル。
泣きながら拾い、『私の自尊心が三文にもならないなら、ここにいるお前たちの人となりは、二文も惜しい』と、泣きながら三文を投げつけて去っていくトハ。
また、出た先でスリョンに出くわし指輪を返し、『こんなのを十個くれても、私の姉さんの腕輪はたったひとつも買えません』と言い去る。
救出
谷に完全には落ちず木にひっかかっていたリンは、意識を取り戻し、『誰かいないのか?』と叫ぶ。三鬼神はリンの声を聞きその場へ行く。
『ソン内官』と、ついに言ってしまうリン。ちょっと待って?あの子、自分が惜しいから知ってるふりを!と、突っ込むランイ。今それが重要?大君アギシを助けなきゃ!と、ソン内官。
助けに行くソン内官だったが、実体がないので手を握ることができない。そのため人を連れてくると言い町中に行くソン内官。もちろん人にはソン内官の声は聞こえない。
途方に暮れて泣き崩れていたところにトハが通りかかり、彼女の助けを借りることになる。
走馬灯のように今までのことが思い出されるリン。
トハがついていくとそこにはリンが倒れていた。迫り来る官軍をやり過ごし、縄を下ろして何とかリンを引き上げる。こうして人を救ったのに、三文とは!と、昼のことに未だにムカついているトハ。
大丈夫ですか?と、ソン内官。剣で斬られたのに大丈夫なのか!と、突っ込むランイ。歩き出すリン。一緒に行こうとトハ。
再び追手が迫る。自分たちが誘引するからと言い、兵の方に向かう三鬼神。人に声もかけられないし触れられもしないのに、何の大言?と、トハ。
いいから行けと、リン。どこに行くの?と、トハ。どこに行くと?家に行かなければと、リン。兵が退去してやって来ている、どこかに隠れるとか、知り合いに助けてくれと言えと、トハ。
『知り合い?・・・フッ』と言い、歩き出すリン。
『あんた達は心配も、人を見定めながら受けるの?心配も身分の高いあんたたち同士だけで、授受するのかって!人が心から話せば・・・』と、トハ。
『いない。いなくてそうなのだ。行き場もなくて助けてくれる人もいなくて・・・すべてないんだ。休みたいのだが、思いもつかないというのだ』と、リン。
トハは自分の宿にリンを連れて行く。けれどあまりにも客がいて入ることができない。けれど、ちょうどチョヒが男たちを誘惑し始めたので、その隙に自分の部屋に入れる。
横になるリン。寝ようと?お腹すかない?必要な物はない?と、トハ。そんなものはないから静かにしていてくれと、リン。
けれど、傷を目にして薬を塗れと、トハ。『それなら、私は今日、服の紐を一度緩めよう』と、冗談を言いながら脱ぎ始めるリン。
しかし、あなたも知っている人がくれたとトハから聞き、それがムソクだとわかり、瓶を床に投げつける。そして出て行けという。
トハが部屋を出て憤っているところに、やって来たサンホンから、『何事だ?』と声をかけられる。
夜警日誌 第7話あらすじ1/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント