チュウォン(주원)、キム・テヒ(김태희)、チョ・ヒョンジェ(조현재)、チェ・ジョンアン(채정안)主演のSBS水木ドラマ
ヨンパリ(용팔이)
第16話あらすじ2/2です。
ヨンパリ キャスト・登場人物紹介 チュウォン、キム・テヒ主演韓国ドラマ
ヨンパリ 第16話あらすじ2/2
ヘリポートでトジュンを待つチェヨンに電話を入れるテヒョン。トジュンを救急車で運んでいるのだ。
一旦ヨスに動かすので準備をしておいてくれと父に電話するチェヨン。
トジュンが目覚める。お前一体何を?と、トジュン。12階から脱出させているんですと、テヒョン。
ヘリポートで奥様が待っているので心配しないで、おそらく海外にお連れするのでしょうと、テヒョン。
どうしてオレが海外に行くんだ?と、トジュン。
テヒョンがトジュンを脱出させたことをヨジンに話す秘書室長。けれどヨジンはすでにそのことを知っており、また、テジョンの秘書室長と秘書室長が内通していることも知っていた。そしてその口を閉じろと言う。
『私はただハンシンを守ったのよ・・・私の夫を裏切って・・・』
テジョンが送った刺客が移動している。
車を止めろと、トジュン。正気になれハン・ドジュン!、あんたを救おうとどれだけの人が危険な目にあっているかと、テヒョン。
呼び捨てにされ、生意気なヤツ!と、トジュン。テジョンがあんたを殺そうと血眼だと、テヒョン。それは良かった、テジョンと取引すればいい、あいつらが望むハンシンの帳簿を多く持っているからと、トジュン。
涙を流しているヨジン。
トジュンを載せた救急車がヘリポート近くまで来ている。テジョンはあんたがソンフンを殺したことも知っていると、テヒョン。
証拠があるのか?綺麗サッパリ消したのに!と言って、テヒョンを殴るトジュン。テヒョンとスンチョルをボンベで殴り制圧し、外に出るトジュン。
そして、テジョンの車に笑顔で手を振る。テジョンの車は止まらずにトジュンを轢く。出てきた男はスマホでチェ会長との双方向の映像を設定しトジュンに見せる。
高笑いしているチェ会長。男は用意していたナイフでトジュンの腹部を刺し去って行く。
その光景をずっと見ていたチェヨンはトジュンに駆け寄る。チェヨンに看取られ絶命するトジュン。
家に戻ったテヒョンは、食事中のヨジンのところへつかつかと入ってくる。
『違うだろ?お前がさせたの、言えよ、お前がさせたんじゃないって』と、テヒョン。
『そうよ、私がさせたの』と、ヨジン。
『嘘を言うな』と、テヒョン。
『私は、嘘をつかないじゃない。あなたがハン・ドジュンを救おうとしてるのも知っていて、それに秘書室長がテジョンへ知らせるのも知ってたから、私がさせたのであってるわ』と、ヨジン。
『それなら、オレを利用したのか?』と、テヒョン。
『利用というよりは形が必要だったの。私の手でしなくても誰かがハン・ドジュンをテジョンに渡す形。それにはあなたがぴったりじゃない。ナイーブ、正義派、ヒューマニスト、誰も彼の善良な意図を疑わないそんな人。それで、私がハン・ドジュンをテジョンに渡したということを、テジョン側もわからない、そんな人よ』と、ヨジン。
そして、退出しようと、テヒョンの前を通り過ぎ、一旦止まる。
『後悔してる?私を12階から救ったの?』と、ヨジン。
『ああ、後悔してる』と、テヒョン。
『そうでしょうね。私が、あなたの母親を死に追いやった人だから』と、ヨジン。
互いに今までのことを思い出し、眠れない夜を過ごす。
翌朝。庭で会う二人。
『まだすごく怒ってる?』と、ヨジン。
『さあ、これは怒りか?』と、テヒョン。
『多分失望でしょうね』と、ヨジン。
『ソレよりも、侘びしさじゃないかな』と、テヒョン。
『ごめんね、これ以上あなたがこんなことを感じないようにするわ』と、ヨジン。
『いや、オレじゃなくて、お前の心の中を見たんだ』と、テヒョン。
『それなら行かないで、あなたが行くのなら、私はまた暗闇に取り残されるわ、だから行かないで・・・私を恨むのもわかるわ、けれど・・・』と、ヨジン。
『いや、お前を恨まない、オレの母さんが死んだのは、お前のせいじゃないから・・・それにオレはこれ以上、オレの無能さで母さんが死んだと、自分を責めない・・・それはみんなが甲になりたいという欲望で建てた12階が作った悲劇なだけだ・・・もうオレは、オレの場所に戻るよ』と、テヒョン。
『いえ、もうここがあなたの場所よ、あなたはここですべてのことをすることが出来るわ、12階を崩すこともできるし、ハンシン病院を立て直すこともできるわ』と、ヨジン。
『ゴメン、だけど、ここは13階だ.12階が崩れれば、ここも崩れる。オレはただ、ここから降りて行きたい。お前はここで気楽に良い眺めを楽しむことができるけど、あの下には人々も居て小川もあって森の小道も、それと、風の丘もある。オレたちが幸せになれるものはすべてある。だから、オレと一緒にいくか?やっぱり、大変だろ?会長の座を捨てオレと逃げるというのは。オレが狂ったんだろ』と、テヒョン。
『狂ったんじゃないわ、小川、子どもたち、森の小道、風の丘・・・当然、財閥の会長ごときが変えられないものだわ。だけど、テヒョン。ゴメン。私はただ、私の場所に戻って来たのよ。沼に。ワニたちが住む。遠足は終わって・・・』と、ヨジン。
『そうだな、生きていれば、遠足がなつかしくなる時があるはずだ。その時になれば、いつでもオレのところへ来いよ。オレは待ってるから』と、テヒョン。
『いつ行くの?』と、ヨジン。
『顔を洗って』と、テヒョン。
『ご飯でも食べて行って』と、ヨジン。
『オレは、元々朝食をちゃんと食べないよ。ここで朝食を食べて死にそうになった』と、テヒョン。
『そう、それなら、行って』と、ヨジン。
ヨジンをハグし、『そうだな、元気で』と言い去っていくテヒョン。
泣きじゃくるヨジン。
その後、温室へ行きラベンダーを目にするヨジン。
夫君が会長のためにと、女性執事。
わかってると、ヨジン。
何も持たずに出ていくテヒョン。
サンチョルを呼ぶヨジン。
『彼を、しっかり守って』
車で歩いているテヒョンのもとへ行き、ヒョンと呼ぶサンチョル。ヒョンのせいで自分もクビになったから乗ってと言う。
トジュンが火葬される。遺影を持ち涙しているチェヨン。復讐の炎をたぎらせているように見える。
ヨンパリ 第17話あらすじ1/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
こんにちは。あらすじ団さんにはお世話になっております。
過去2回の小さなブームがありまして、13年SBSだけを放送する北米の韓国系のケーブルチャンネル(英文付き)で、大風水にはまり、以降水、木ドラマを
中心にみています。大風水の時に、あらすじ団さんを知りました。
歴史物が好きなので、大風水の脚本、本当に残念でしたが、その後、「君の声..」「主君..」に出会えたのは幸運でした。
きらっと光る台詞、緻密に計算された脚本、名演技を堪能しました。この2作とも、あまりドロドロしていないのも、お気に入りの理由です。
さて、ヨンパリ、久々にはまりまして、テヒョンとヨジンが好きです。
チュウォンは本当に上手で、白衣が似合うし、アクションシーンもいいですね。
間奏曲のような9話の映像は美しく、13話の結婚宣言までは緊張感がありましたが、その後3話は少し残念。特にドジュンの最期、儚さだけでとどめて欲しかったです。
キムテヒの復讐の鬼、チャン・オクチョンの後半、悪女になった時に似てる?と
一瞬思いました。でも、テヒョンに見せる無垢な笑顔はヨジンの孤独がでていて、これはオクチョンの時には無かったと思います。
父の遺言というどんでん返しがありましたが、この後どうなるか?
ヨジンがどうやってワニの沼から出るのか、彼女の(実は子供の頃から)
辛かった過去を、テヒョンがどのように癒していくのか。(これ希望ですね。汗)
9話にあった「敵を愛せよ」が伏線になったら、おもしろいですが。
「君の声..」では、ヘソンの母の遺言が見事な伏線になっていました。
長くなりまして、ごめんなさい。