チュウォン(주원)、オ・ヨンソ(오연서)主演SBS月火ドラマ
猟奇的な彼女(ヨプキジョギン クニョ:엽기적인 그녀)
の第9・10・11・12話視聴感想(あらすじ含む)です。
猟奇的な彼女 キャスト・登場人物紹介 チュウォン、オ・ヨンソ主演韓国ドラマ
猟奇的な彼女 作品データ
- 韓国SBSで2017年5月29日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:ユン・ヒョジェ(윤효제)
- 演出:オ・ジンソク(오진석) 『ヨンパリ』『モダンファーマー』
- あらすじ:艷のない都男の代表走者キョン・ウ(キョヌ)と、朝鮮の問題的彼女が展開する予測不可能なロマンスドラマ
猟奇的な彼女 第9・10・11・12話視聴感想(あらすじ含む)
まずは視聴率から。
第5話7.9%、第6話9.0%、第7話8.5%、第8話10.5%という推移でした。
火曜日放送分でようやく10%を越え、首位に躍り出ています。
といっても、これまで首位だったサム、マイウェイ(쌈, 마이웨이)は分割しておらず、9.8%だったことを考慮すると、実際にはまだ負けている状況。
分割の数字をどう考慮するかで順位は代わってしまします。
それでも海外に販売する際には同時間帯1位の実績を喧伝できるので、分割の効用があったということになるのでしょうね。
これまでの視聴率推移はこちら → 韓国ドラマランキング
今回首位に躍り出たのは、タイミングが良かった側面もあります。
実は首位を走っていた『サム、マイウェイ』もずっと視聴し続けているのですが、今週に入って急にクオリティーが低下しました。
もともと高視聴率を獲得できるタイプのドラマではなく、脚本が素晴らしいと言えない作品ですが、今週は特によくありませんでした。
そのため、5話連続10%以上だった視聴率も今週は二桁をキープできなかったのです。
一方の『猟奇的な彼女』はストーリーに変化があり、これまでよりは面白く視聴できました。
このタイミングの交錯が順位の変動を産んだものと思われます。
それにしても、やはりオ・ヨンソが公主というのはミスマッチですね~。
彼女は三十路女なので、年齢のミスマッチがきついというかなんというか。
歴史モノでなければ問題ないのですが、公主にかぎらず朝鮮では年若いうちに嫁ぐのが当たり前なので。
脚本的にも演技力が必要なものではないので、もっと若い女優を起用すべきだったのかなと。
若干内容にも触れておきましょう。
ヘミョン公主の情人と思われていた、玉指環の送り主ミン・ユファン。
廃庶人(ペソイン:폐서인)とされた前中殿(チュンジョン:중전)でヘミョン公主の母が持っていたおしどりの玉指環を渡し、前中殿が生きていると告げるシーンが有りましたね。
てっきり情人と思っていましたが、ヘミョン公主は師父(サブ)と呼んでいました。
親しい仲なのは間違いありませんが、情人かどうかは不確定要素となりました。
これからのストーリーはヘミョンの母親探しになりそうですね。
そして、母を見つけ、チョン・ギジュン一派と現中殿に天誅を下し、母が復位するというパターンかな?
現中殿は禧嬪張氏(ヒビンチャンシ:희빈장씨)的な立ち位置なのでしょう。
さて、今回、ドラマ内にサツマイモが出てきましたね。
ピョリとヨンシンが、ヘミョン公主の避接(ピジョプ:피접)先のキョン・ウの屋敷で食べていました。
いかにも昔からあったようなイメージのイモですが、実は朝鮮に入ってきたのは第21代英祖(ヨンジョ:영조)の代です。
1757年に派遣した第11回朝鮮通信使(日本通信使:イルボン トンシンサ:일본 통신사)により、飢餓対策の食料として日本から持ち帰りました。
これを基準にすれば、この物語は朝鮮後期が舞台ということになります。
中国の王朝も清なので、ざっくりとした時代考証にも合致しますね。
これまでよりもストーリーが幾分面白くなってきたので、このまま右肩上がりを続けてほしいものです。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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