承政院日記(スンジョンウォンイルギ:승정원일기)を読むチョン・ジェヨン。
「解決が難しい残酷なこと」とユルが口にし、そのせいで祈雨祭へ行くことを望んでいなかったが行くしかなかったことを知る。
また、その意見を出したキム・チャオンがユルを弑逆したのかとも推測する。
その後、密書をキム・チャオンに見せるチョン・ジェヨン。
邸下の印ではないと言うので、筆跡を見てもらう。
得ようとするのは地位なのか財物なのかと、キム・チャオン。
大監の心です、憤死した邸下の代わりに左相の人になることを望みますと、チョン・ジェヨン。
医院に寄ったあと酒幕に戻るホンシムとウォンドゥク。
まだ話してないけど、記憶を取り戻すことを助けてあげないと!と、ヨン氏に話すホンシム。
クドルとクンニョがやってくる。
宴に来ないからケトク(よもぎ餅)を持ってきたのだ。
まさか犬で餅を作ったのか?と、ウォンドゥク。
庶民のことを知らないウォンドゥクだった。
ホンシムに対して力を使えと、ウォンドゥクにこっそり覆盆子酒(木苺酒)を渡すクドル。
そんな酒なら必要ない、私達はそんな中ではないのでと、ウォンドゥク。
お前たちのせいで雨が降らないんだ、お前まさか僧侶出身か?と、クドル。
クドルとクンニョに、ホンシムとウォンドゥクの仲にについて尋ねるムヨン。
夫婦だと答えるクドル。
また、知り合いかもというムヨンに、ウォンドゥクが記憶喪失でわからないかも知れないと答える。
会いに行くことを促されるが、知ってる男ではないだろうと言い去っていくムヨン。
ケトクについて知らなかったので、自分の趣向ではなかったのだろうと、ウォンドゥク。
では何が趣向なのかとホンシムに聞かれ、肉のジョンだと答える。
けれど、パク令監の家で食べたことやクドルにもらったこと以外は思い出せない。
父親とともに眠る最後の夜になるぞとも。
ことを進めようとしないムヨン。
部下たちは訝しく思う。
邸下と一緒にいる者が妹だと告げるムヨン。
席藁待罪(ソッコデジェ:석고대죄)している中殿朴氏。
むしろ自分に賜薬を下し、ソウォンを許してくださいと。
その様子を見て、出宮しなければと、ソン宗。
ソン宗はキム・チャオンの屋敷に出向く。
ユルを殺した事件のことをこれ以上明らかにすることを望まない、再び妻と息子を捨てることはできないと、ソン宗。
過ちを犯したものが血筋だからとそのままにしたら、民は殿下をどう見ますか?と、キム・チャオン。
民?今起きているすべてのことを煽動しているのがそなただということを知らないと思っているのか?このようなのならむしろ王になれ、どうしてその日玉座に私を座らせたのだ?と、ソン宗。
今になって退きたいのですか?と、キム・チャオン。
廃庶人(ペソイン:폐서인)だけは決して許すことができない、嬪宮(ピングン:빈궁)が息子を産めば私は必ず世孫に冊封すると約束するのでと、ソン宗。
さあ?私が望むことがそれだけでしょうか?と、キム・チャオン。
何をさらに望むのだ?と、ソン宗。
考えてみなければなりません、なので、戻ってお待ち下さいと、キム・チャオン。
官衙のかたずけをしているさなか、戸籍台帳を見つけるパク・ボグン。
その台帳を見ながら・・・姓がウォンで名がトゥクだと思っていたが、ナ・ウォンドゥクだったのだな・・・あれ?これはなんだ?と、つぶやく。
集まっているパク令監たちに矢を射ようとしているウォンドゥク。
怪我が治ってないので、誰かの首が落ちるかもと言いつつ放った矢は、見事に柱に命中する。
暗行御史(アメンオサ)ホ・マンシクの名で、常に見守っていると警告する矢幹係書(シガンケソ:시간계서)だった。
しばらくは私達を苦しめられないでしょうよと、ホンシム。
今日から家で寝たいな、早く行って整理しなければと、ウォンドゥク。
二人が家に帰ると、友人たちが掃除をしてくれていた。
部屋をきれいに整えてやったから今夜わかってるだろ?と、クドル。
どう見てもおかしいと、ウォンドゥクを見て首を傾げるパク・ボグン。
すべての行動を停止させ、玉璽を望むと、キム・チャオン。
マチリがやって来て、ホンシムを連れて行こうとする。
ウォンドゥクがマチリを殴ると倒れて動かなくなる。
殺人事件だ!と、パク・ボグン。
今私に玉座を差し出せというのか?と、ソン宗。
白紙を差し出し、そこに玉璽を押して下さいと、キム・チャオン。
切に願うことが何なのか、いつになるのか、私が決めますと、キム・チャオン。
けれど、王座への願望はないとも。
ウォンドゥクを連行するパク・ボグン。
お前一体正体が何だ?とも。
そこに酒母がやってきて・・・行くには行ってもククスを食べていけという。
お祝いククスか?と問い、その話に乗るパク・ボグン。
ククスを食べていくというのか?この状況で?と、ウォンドゥク。
食べないのか?オレは食べたいんだが?と、パク・ボグン。
私が行かなきゃと、ホンシム。
すると、死んだはずのマチリがホンシムの足を掴む。
驚くヨン氏。
戻ってきたウォンドゥクを囲み、誕生日おめでとうの踊りを踊りだすクドルたち。
ウォンドゥクが好きな肉のジョンまで用意してあった。
要するに、サプライズパーティーだったのだ。
驚きすぎたホンシムは、笑いが出るの?と、泣き始める。
すごく驚いたのか?私が捕まって行き万が一のことがあれば寡婦になるかと?と、ウォンドゥク。
この状況で冗談が出るの?と、ホンシム。
今私に怒っているのか?私は、今日誕生日なのに・・・一生そばにいるので心配するな、お前も何処にも行かない、私はお前の郎君だから・・・行こう、ククスを食べにと、ウォンドゥク。
中殿とソウォン大君の席藁待罪(ソッコデジェ)は続く。
今後廃庶人(ペソイン)に対して論ずるなとの御命を告げ、席藁待罪を止め居所に戻るようにと言うキム・チャオン。
ヨン氏の家での宴。
台帳を見たパク・ボグンは、ウォンドゥクが丙申(ピョンシン:병신)年生まれでマチリと同じ35歳なのが話しになるか?と言っている。
私もまた信じない、信じられないと、ウォンドゥク。
怪しいのが1つ2つじゃないと、パク・ボグン。
童顔だからでと、ごまかすヨン氏。
顔を触ろうとする酒母たちの手を、不便だと言ってはねのけるウォンドゥク。
その口ぶりのせいでいつか大ごとを起こすぞと、パク・ボグン。
ということで、クドルが方言を教える。
拒否感を示していたが、ホンシムがやりたくないってとフォローすると、方言を口にするウォンドゥク。
ああ、ウチのホンシムは本当に綺麗だな・・・。
その後も方言を話し、一気に場が和む。
宴が終わり、まだ合房(ハッパン:합방)をしていないことを突っ込むクンニョ。
ウォンドゥクが記憶喪失で他の人のようでと、ホンシム。
他の人だろうと新しい人だろうと好きじゃない!と、クンニョ。
そして、匂い袋を渡し、甘く過ごしてと言って去っていく。
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