クォン・ヒョク、キム・スジ、エウォルと別れの宴をしているチョン・ジェヨン。
明日発つのなら私との約束は?と、エウォル。
代わりに花の刺繍の入った手鏡を渡すチョン・ジェヨン。
私は一緒に花見がしたいと言ったのにと、エウォル。
そなたの顔が花なのに、他の花見に、なんの必要があるんだ?と、チョン・ジェヨン。
また、キム・チャオンの動きを監視してほしいと頼む。
ちょっと私と会わなければならないと、ウォンドゥク。
生きていて婚姻ほどの大事はないので、慎重により慎重にしなければならないなどと講釈を並べ、お前の命を救った私にこの程度の服を着せてもよいのか?と、ウォンドゥク。
だから、あんたが望むものは新しい服ということね?と、ホンシム。
大丈夫なら、私が望む別のものを言ってみようか?と、ウォンドゥク。
結構よ、新しい服を用意してあげると言い、そそくさと部屋を出ようとするホンシム。
まだ話は終わってない・・・お前も知っての通り私はウォンドゥクじゃない、初めて聞いたときからその名前、私には似合わないという感じという感じがした、けれど、いくら考えても私の名前が思い出せない、なのでお前の助けが必要だ、私を見ろ、果たして私がどんな名前を持っているようだ?と、ウォンドゥク。
こうして、名前を探し始める。
イ氏姓を持っているような感じという感じがし、名前をいろいろと挙げる。
イ・ユンというイ・ユルに近い名前が候補に上がるが、居眠りをしたホンシムに急遽肩を貸すことになる。
このように同じ部屋にいるのに眠くなるのか?・・・眠るならお前の部屋へ行って寝ろ!と、ウォンドゥク。
出ていくホンシム。
ヤン内官は死んでおらず、チョン・ジェヨンが秘密裏に医員に見せていた。
けれど、意識は戻っていない状況だ。
刺客に襲われた感覚を思い出すウォンドゥク。
そして、矢を射た者も同じ者なのかと思う。
私が誰なのか知らねばならない、そうすれば決定できる、お前のそばにいていいのか、去らねばならないのかと、心の中でつぶやく。
進上品(チンサンプム:진상품)をチェックするパク・ボグン。
足首を負傷したという兵の代わりにクドルを呼んで来いという。
そこにウォンドゥクがやって来て、官庁の記録である謄録を見なければならないというが追い返す。
あいつが謄録をどうして知っているのだ?とつぶやく。
先日馬を奪われた両班が家にやってきて馬を返せという。
自分が探すと、ホンシム。
ホンシムは馬を見つけ乗っているが、馬が言うことを聞かない。
そこに通りかかったチョン・ジェヨンが助ける。
けれど、馬には逃げられてしまう。
私が助けてと言いましたか?どいてと言ったでしょ!と、ホンシム。
ここでようやく先日の男だと気付く。
そして、自分は婚姻しているから早く帰ってと告げる。
戻ることはできないと言わなかったか?私は縣監だと、チョン・ジェヨン。
本当にそうだと知り頭を下げるも、馬を捕まえに行かなくてはと言って去っていくホンシム。
チョン・ジェヨンが官衙に入る。
まずはナ・ウォンドゥクという者をと、パク・ボグンに伝える。
忍び込んで謄録を見るウォンドゥク。
そして、水を運んで行ったときの兵が内禁衛(ネグミ:내금위)の者だと知る。
忍び込んでいたウォンドゥクに気づき、出てきたあとに声を掛けるチョン・ジェヨン。
顔を見るも、彼は世子の顔さえ覚える事ができないため、当然ながら気づかない。
置簿冊(チブチェク:치부책)を見つけた功でソン宗からの下賜品の絹を受け取るウォンドゥク。
下賜品の絹を運ぶウォンドゥクを見つけ、今日すぐに宴をしようと、クドル。
けれど、進上品を運ぶために漢陽(ハニャン:한양)に行かねばならなかったので、4日後にしようと言う。
ウォンドゥクはマチリへの借りを返すために絹を売ることにしたのだが、取引をホンシムに任せるという。
自分は漢陽に記憶を探しに行くためだ。
記憶を探すことを願うわと言って送り出すホンシム。
下賜品に驚くヨン氏。
読んであげていた本の中にチョ・ブヨン縣監の置簿冊があり、ウォンドゥクはそれを金を出して買い、私はそれを暗行御史(アメンオサ:암행어사)に渡し、そのおかげでチョ縣監を捕まえることができたと、王様が下賜品をくれたってと、ホンシム。
やっぱり、私が人を見る目があったのだなと、ヨン氏。
ウォンドゥクが漢陽へ行ったと伝え、どうしてだか戻ってくる気がしないと、ホンシム。
ウォンドゥクを好きなんだろ?他の人は騙せても父親は騙せないと言い、連れ戻しに行こうとするヨン氏。
ウォンドゥクの運命をお父さんが変えることはできないわ、それにその人は、ウォンドゥクじゃないじゃないと、ホンシム。
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