ソンジュ縣に吏曹参議(イジョチャミ:이조참의)として過ごし落郷したパク・ソンドという者がいる、私の人になる前に先に彼の人とならねばならない・・・とのキム・チャオンの文を見るチョン・ジェヨン。
村人に挨拶するキム・チャオン。
自分は金の匙をもって生まれたのではなく庶子だと明かし、あなた達と同じ人だ、悩みがあれば尋ねてきてと告げる。
また、挨拶は短くとも。
先日はテンギ髪だったのに本当に婚姻したのかと確認するキム・チャオン。
2ヶ月も経たないうちにどうしてなのかと嘆く。
王世子の命だと、ホンシム。
どうしてそうなさったのですか、邸下・・・と、チョン・ジェヨン。
来るやいなや女人に、それも夫の有る者に・・・と、パク・ボグン。
何故か漢陽に土地勘が有るウォンドゥク。
パク令監を尋ねるチョン・ジェヨン。
明の皇室で育てている犬を訳官が送ってくれたと、犬をかわいがっているパク令監。
また、年寄り犬に礼を尽くせと言う。
左相大監から連絡を受けたが、忙しく挨拶に行けなかったとも。
忙しいことというのは一体何でしょう?と、チョン・ジェヨン。
うちの井戸が枯れて肩が・・・と、パク令監。
さっきからずっと揉んでもらっている。
その肩、私が解いて差し上げますと、チョン・ジェヨン。
村人を集め、パク令監の井戸を満たす使役を命ずるチョン・ジェヨン。
チョ縣監より更に強いやつが来たわ、私達滅んだわねと、嘆くクンニョ。
王宮。
内禁衛(ネグミ)の姿を見てついていくウォンドゥク。
そして、見覚えのある顔を見つけ後を追う。
クォン・ヒョクだ。
けれど、怪しい者として捕まる。
探しに来たクドルが、初めてで迷ったのです、正気が行ったり来たりしてと言い訳をし、事なきを得る。
ウォンドゥクの姿を垣間見て、邸下?と、不思議がるキム・スジ。
政敵で中殿の右腕ミン氏に呼ばれ妓房(キバン:기방)へ行くキム・チャオン。
蛇の頭より龍の尾が良いでしょうと裏切る意志を示し、中殿が謀略を図っていると、ミン氏。
この会合が謀略であることも、私は人を簡単に信じないと、キム・チャオン。
世子嬪(セジャビン:세자빈)媽媽(ママ:마마)の子が世子の血筋ではないという噂が出ます、この程度なら龍の尾に乗ることができますか?と、ミン氏。
その話を耳にするエウォル。
ムヨンが目覚める。
世子に似た男を見たことを父に話そうか悩んでいるキム・スジ。
結局ムヨンにそのことを話す。
王宮から出てきたクォン・ヒョクの後をつけるウォンドゥク。
途中、本屋の口上を聞き、聞き覚えが有ると感じる。
ウォンドゥクを見つけるムヨン。
尾行に気づいたウォンドゥクは、攻撃してきたムヨンを制圧する。
お前は、私が誰なのか知っているのだろう?答えよ、私が誰だ?と、ウォンドゥク。
左相はとても使える縣監を送ってくれたなと、パク令監。
そうおっしゃっていただき感謝いたしますと、チョン・ジェヨン。
チョン・ジェヨンを誘引し、落とし穴に落とすホンシム。
漢陽で会ったときには良い方だと思ったのに失望です、けれど、これ以上失望することがないようにと思いますとも。
それなら私の失望はどうするのですか?と、チョン・ジェヨン。
噂を流せと内人二人に命ずる中殿朴氏。
内禁衛の者と内通しているのを知っており、弱みに付け込みそうさせるのだ。
一応、ノリゲを駄賃として渡す。
直後にキム・チャオンがやってくる。
世子嬪媽媽の子が誰の血筋ですか?媽媽がその答えをご存知のようでと、キム・チャオン。
東宮の子ではありませんか、どうしてそんな質問を?と、中殿朴氏。
私がお前を中殿の座に座らせたのは、お前の八字(運命)に子がいないという四柱単子(サジュタンジャ:사주단자)を見たためだ、なのに息子を生んだだろう、お前とお前の父親が私を騙したという事実を知っても目をつぶってやった理由は、何もしないと涙で跪くお前の父親の約束があったためだと、キム・チャオン。
そんな言葉で今、中殿である私を脅迫なさるというのですか?と、中殿朴氏。
玉璽だけ押してある教旨を見せ・・・私がここに中殿ママの名を書けば、どうなるようですか?どうか、何もなさらないで下さい、そうしてこそお生きになることができますと、キム・チャオン。
ホンシムがクドルを見つける。
ウォンドゥクはやることが有ると、先にクドルを帰していたのだ。
ところでウォンドゥクに何かあったのか?漢陽に上がってから一言も喋らず、すごく深刻に見えたんだけどと、クドル。
また、道も知っていたとも。
私どうしたんだろ?偽の婚姻なのに、本当の郎君じゃないのに、どうしてこう胸が痛いんだろう?と、心の中でつぶやくホンシム。
戻ってきたウォンドゥクを見つけ・・・来ないかと思ったのに、記憶は取り戻したの?記憶を取り戻せば来ないと思ったのにと、ホンシム。
何も言わずにホンシムに口づけするウォンドゥク。
100日の郎君様 第10話に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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