プニを見送るべきだと、チョン・ドジョンに告げるヨニ。プニが管理している組織の情報がパンウォンに入っているのが問題で、プニは身分と地位に合っていない危険な武器を持っている、これはプニにも良いことではないとも。
そこに、チョン・ドジョンに呼ばれたイ・バンジ(タンセ)が入ってくる。
最後まで官職を受けないつもりか?と、チョン・ドジョン。
断ってくれと、パンジ。また、パンウォンが功臣となっていないことを問う。
パンソクが世子になったため、パンウォンが危険な勢力になった、安全のためにパンウォンの力を弱くさせねばならないと、チョン・ドジョン。
それならプニは?プニは引き続きパンウォンのところにいる、プニをどうなさるので?と、パンジ。
我々もその話をしていたと、チョン・ドジョン。
必ずこうしないとならないのか?新たな国を建てたのにオレたち同士で・・・と、パンジ。
建国すれば国を安全にさせるために複雑なことがあるとおっしゃってた、脅威となる勢力もあるって、それが定安大君だとは知らなかったけどと、ヨニ。
定安大君が間違ったのは何だ?と、パンジ。
間違いが問題じゃないわ、けれど、定安大君が殿下と本元大人と別の考えを抱いていれば、その時は本当に私達にとっての敵よ・・・プニ、帰らせましょう、タンセと、ヨニ。
お前は?と、パンジ。
まだ始まったばかりよ、まだすることがとても多いわ、あなたもいてくれれば嬉しいしと、ヨニ。
ヨンギュとムヒュルの官服姿を見て笑う、カップン、ホン・デホン、パンウォン。あまりに似合わないからだ。
パンウォンに見たことがあるかと問うホン・デホン。
自分は初めてではない、見たことがある、チラン叔父と、イ・ジランを笑い者にするパンウォン。
そこにミョサンがやって来て感涙を流す。そして、ホン・デホンのおかげだと感謝の意を示す。
パンウォンを追っていた女忍が殺されているのを見つけるヨニ。また、地面に『名』という字に斜線が引かれているのも見つける。そして、名(ミョン)が無いでムミョンだと気づく。
ムヒュルとヨンギュ、それぞれの任官は、自分の力を奪うためだと読むパンウォン。
そこにプニが入って来て、これから本当にチョン・ドジョンと自分たちが?と問う。
昨日、花事団の女忍が自分たちを尾行さえした、あちらがもう我々を敵と考えているって!と、ヨンギュ。
パングァとパンガンがやってきたと、ミョサン。
同腹の兄弟なら納得できたがパンソクが世子になったのは納得しがたいと、パングァ。
パングァが父王とともに戦ったのに、セジャにならないだけでなく功臣からも除外されたことを指摘するパンガン。
それで世子はダメなのです、血塗られているから、父とチョン・ドジョンはおそらく、綺麗な新たな国にふさわしいそんな世子を探されたのでしょうと、パンウォン。
パンソクがセジャになるべきだと?オレたちが汚くて?と、パンガン。
もちろん違います、とにかく、もう末っ子が跡継ぎになったので、我々は我々の意思と関係なく、彼らに脅迫的に感じられるでしょう。
なので、オレ達でも固く団結しなければならないという話だと、パンガン。
お前たちの言葉が正しい、亡くなった母さんのためにも、こうしてはいられないようだ。
外でこの話を聞いていたプニの前にパンジが現れる。
ヨニとプニとパンジ。
思っていたより時期が早く来たわ、お前が選択しなければならない時期と、ヨニ。また、パンウォンを追っていた子が死に死者の伝言を残した、ムミョンと!これはきっと、パンウォンがムミョンと手を結んだのを見たか聞いたかしたという話だとも。
さらに、3兄弟が会ったこと、ハ・リュンとミン・ジェが通っていることも指摘する。
景徳殿(キョンドクジョン:경덕전)まで監視しているの?と、プニ。
お前もしていることじゃない?と、ヨニ。
私たちは三峰大人や南誾(ナム・ウン:남은)大監まで尾行したことはないわと、プニ。
永安大君が世子に冊封されていたらちょっと違っていたでしょう、だけど、殿下と三峰大監は宜安大君(ウィアンデグン)を冊封された、そして決心されたのでしょうと、ヨニ。
どんな決心?と、プニ。
4大君の力を、必ず奪わねばならないという決心・・・殿下と世子ママ以外のその誰も、他の欲心があってはダメなのよと、ヨニ。
定安大君は、その誰よりもこの大業を支持してまた望んだ方よ、そして、その事のために誰より努力してこられたし、けれど、そんなに望んだ新しい国が建国されて、何もできないようになられたわ、そんなに優れた方が何もできないのが、それが合ってることなの?と、プニ。
どうして、大君ママの立場で考えるの?お前は民なのに、お前は民よと、ヨニ。
姉さんは私がどうすればいいのよ?と、プニ。
チョン・ドジョンが功臣として受け取った土地をプニに上げるというので、そこに下って行っていうヨニ。
組織員たちは?土地のない人たちよ!と、プニ。
花事団か巡軍府に一部隊を作るか、自分が責任を持って良くする、それが彼らにも良いかもしれない、だからプニお前は下って行ってと、ヨニ。
オラビと姉さんは?と、プニ。
私はまだやることがあるの、お前はもうお前だけを考えて、お前の幸せのために生きて、こんな政治の争いに利用されずにと、ヨニ。
オラビ、オラビはどうすればいい?と、プニ。
オレは本当にわからない、オレたち同士で互いにこんなのって、一体どこまでが世の中のためのことなのか、どこまでがオレたちのためのことなのか、わからない、すべてと、パンジ。
けれど、あんたは残るんじゃない、三峰大人のそばにと、ヨニ。
残るさ、だけど・・・と、パンジ。
六龍が飛ぶ 第39話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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