六龍が飛ぶ 第48話あらすじ1/2 ユ・アイン、キム・ミョンミン、シン・セギョン主演韓国ドラマ

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ハ・リュンは予め教旨を用意しておりチョ・ジュンに渡す。

一つは出兵を取り消すという内容の教旨で、もう一つはチョン・ドジョン処刑に対する戦いを許可する教旨だ。

『私は・・・わかった』と、なにか言いたげだったが承諾するチョ・ジュン。

『まだ、殿下は世子邸下が升遐(スンハ:승하)されたということを知りません』と、ハ・リュン。

 

イ・ソンゲの寝所。

『世子邸下におかれましては・・・』と、チョ・ジュン。

『左政丞は直ちに言え!』と、イ・ソンゲ。

『亡くなられました・・・』と、チョ・ジュン。

『死んだということか?パンウォンか?パンウォンのしわざか?私の剣を持って来い!』と言い、自ら新台から立ち上がり病んだ体で剣を抜き外へと向かう。

 

イ・ジランが入宮準備をしていることを話すパンガン

永安大君(パンウォン)がイ・ジラン将軍を説得したということですか?と、ハ・リュン。

そこに出てくるイ・ソンゲ。

前に出るパンウォン。

イ・ソンゲの前に立ちふさがろうとした兵は一刀両断される。

パンウォンの首元に刃をかざし、『この犬豚にも劣る奴め!犬豚も、自分の兄弟を自ら殺しはしない!』と、イ・ソンゲ。

『奉化伯 チョン・ドジョンが、国政を壟断しようと理致に合わない幼い世子を立て、我々大君をすべて殺そうとしたので!』と、パンウォン。

『私が立てた国だ!貴様がどうやって大君になったのだ?どうして貴様が王になる夢を見ることができたのだ!私が50年の間、東西南北を駆け巡り外敵を防いだためだ。私の名声で私の力で私を信頼する民らの力だ。

そのような私の犠牲なしに、三峰の犠牲なしに。恐れもなく貴様が夢見ることのできる夢か?

ゆえに、私の後に続く世子も私が定めるが当然な理致だ!なのに、自分の父のものを、自分の弟のものを盗み事をする? これは、簒奪で謀反だ!!!』と、イ・ソンゲ。

『はい。父上のおっしゃることは、全て正しいです。それゆえ、私を殺すことのできる方も、父上の他におりません。父上が、到底私を許すことが出来ず、殺そうとなさるなら、私は、それも受け入れることが出来ます。

はい、私は、むしろ、死を受け入れることが出来ます。むしろ死ねば・・・この苦痛を・・・終えられるでしょう・・・お殺しください!!!』と、パンウォン。

『貴様がどこで最後まで虚勢を張っている?私が貴様を処断できないようか?貴様!』と、剣を振りかざすイ・ソンゲ。

パンウォンの兵たちが一斉に剣を抜く。

『剣を収めろ!収めろ!!!』と、パンウォン。

『もう決定なさってください。アハハハ、私の生死が父上の指先にかかっているではないですか?』と、パンウォン。

剣を持ち替えパンウォンを刺そうとするイ・ソンゲ。

『おやめください!』と、イ・ジラン。パングァとムヒュルを従えている。

イ・ソンゲの目の前までやって来て跪く。

『ヒョンニム、やめてくれ。息子たちをすべて殺すつもりか?パンウをまず送り、パンソク、パンボンが死んだのに、これからパンウォン、パングァ、パンガン、すべて殺し・・・ヒョンニム、これで終わるのだろうか?

そうしてヒョンニムは生きていられるか?息子をすべて殺した王が、民を見て従わせることができるのだろうか?ヒョンニムが生んだ息子じゃないか?ヒョンニムが立てた国ではないか!うまくやらねばならないのでは・・・ヒョンニム、一度だけ負けてください』と、イ・ジラン。

苦悶の笑みを浮かべ剣を落とし帰っていくイ・ソンゲ。

嗚咽するパンウォン。

 

 

六龍が飛ぶ 第48話あらすじ2/2に続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

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