宴の席にはパンウォンとハ・リュン、ヨニャンとユクサンがいる。そこへ酒が運ばれてくる。
少し離れたところにはムミョンの武士たちが集まっており、パンウォンの護衛節を迅速に処理せねばならないと言っていた。
『お尋ねします・・・』と、チョク・サグァン。
彼女の正体に気づいた武士が剣を抜き、戦闘が始まる。
酒が注がれる。
『千年続くこの国と我々との盟約のために!皆一杯ずつやりましょう』と、ユクサン。
何気なくパンウォンの手元口元を見ているユクサンとヨニャン。
けれど、パンウォンが酒を口につけようとしたその瞬間、下男が入ってきて、大君宅の家奴が急な伝言があると言っていると告げたため、パンウォンは動きを止める。
その家奴を入れてみると、それはプニだった。
『お母さん?どうなってるの?どうしてパンウォンとムミョンが一緒にいるの?チョク・サグァンがここを狙っているとそのまま話そうか?いや、もし、ムミョンがチョク・サグァンと同腹なら・・・』と、心のなかでつぶやくプニ。
プニが入って来たことに驚くヨニャン。
『そなた、そうだな、どんな伝言を伝えに来たのだ?』と、ハ・リュン。
『プニがここにどうして?』と、心のなかでつぶやくパンウォン。
『どうしよう。ただ危険だと叫ぼうか?ダメだわ。ムヒュル武士さんもいらっしゃらないのに、そうして危険になったら』と、心のなかでつぶやくプニ。
『おーほー、一体どんな言葉を伝えに来たのだ!』と、ユクサン。
『あの、大君ママ・・・』と、プニ。
ムヒュルが途中までやってくると、ムミョンの武士の死体が多く転がっていた。
太刀筋を確認すると、谷山剣法だった。すぐにチョク・サグァンだとわかる。
『どういうことだ?家に何かあったのか?』と、パンウォン。
『あの、それは・・・虫を吐き出せという伝言です』と、プニ。
『どうして急に、そんなことを?今になって?』と、心のなかでつぶやくパンウォン。
『どうか、どうかパンウォン、理解して!あなたは理解することができるわ!』と、心のなかでつぶやくプニ。
『一体、今何を?』と、心のなかでつぶやくヨニャン。
『虫を吐き出せ・・・死ぬ前に・・・一言・・・』と、心のなかでつぶやくパンウォン。かつてのプニとの約束を思い出す。
そして、盃を一瞥し、『わかった』と答え、話をしなければならない、すぐに戻ると、ハ・リュンと共に幕から出る。
プニがパンウォン宅の家奴でないことから、パンウォンたちへの攻撃命令を出すヨニャン。
戦闘が始まり、あっという間にパンウォンの護衛武士はやられてしまう。
剣を抜いて飛び出すパンジ。けれど、目の前にプニがいて、一瞬動きが止まる。
『何をしているのだ?討て!』と、ユクサン。
そこにチョク・サグァンが現れて、ムミョンの武士をメッタ斬りにする。ユクサンを見つけ、ムミョンだと心のなかでつぶやく。
母の方へ近づいていくチョク・サグァンを見て、応戦を始めるパンジ。
『いまだ、行こう!』と、プニの手を引いて逃げるパンウォン。
『イ・バンウォンだ、イ・バンウォンから追え!』と、ユクサン。
なんとかムミョンの武士をやり過ごすパンウォンたち。
けれど、『大君ママ』と呼び止められる。キル・ソンミだ。
『どうか、極楽往生なさってください』と言い、近づいてくるキル・ソンミ。
そこにムヒュルがやってきて、飛翔とともにキル・ソンミに一撃を浴びせる。
以前は力負けしていたムヒュルだったが、今度は立場が逆転していた。
『ムヒュル!』と、パンウォン。
『武士さま!』と、プニ。
『遅くなりました、主君』と、ムヒュル。
『私達を生きて出られるようにできるか?』と、パンウォン。
『武士ムヒュル、一寸の失敗もなく命を遂行します!』と、ムヒュル。
六番目の龍、朝鮮第一剣、ムヒュル
後日、世宗大王(セジョンデワン:세종대왕)李祹(イ・ド이도)を守る
六龍が飛ぶ 第49話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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