シアからの電話を受けて、自分も話があったと会いに行くチュンジェ。
話を聞いてるはずだ、うちの母さんと、チュンジェ。
うん、知ってる、同じ家で過ごしながら、なぜだかおばさんが身近で他人のようじゃなかったんだけど、別れたあんたのお母さんだなんて、ほんと、こんなのが縁なのかと思ったわと、シア。
縁?どんな縁?と、チュンジェ。
あ~、それ、だから・・・あんたがこの話を、どのように聞き入れるかも分からないわ、タイミングがすでに遅れてしまったのか分からないし、だけど私、必ず一度は言いたくて、チュンジェと、シア。
そうだな、話してと、チュンジェ。
私、あんたをとても好きよ、友達じゃなく男として・・・7年の間、あんたの目より背中をより多く眺めたんだけど、今あんたの心の中に、誰が入っているのか知らないわけじゃないけど、あんたが好きよ、だから待っていられるわと、シア。
待つって?と、チュンジェ。
どうせ、チョンさんは行ってしまう人じゃないの?おかしくて不思議で、魅力があって愛らしい女性というのはわかってる、だけど、ここにこのままずっと留まる人じゃないと思ってるわ、だから・・・と、シア。
オレを待つな、チョンはどこにも行かない、オレのそばにずっといるはずだ、もしもチョンがどこかへ行っても、オレがそこについて行くよ、だからオレを待つなシア、もうオレの背中も見ずに、お前の目を見ることができる良い男を探して、もう少し早く話をするべきだったのに、ごめんなと、チュンジェ。
涙するシア。
チュンジェが家に帰ると、家の前にチヒョンが来ていた。
お前がどうしてまた来たんだ?と、チュンジェ。
お前が来るから、オレの家に、それもネズミ野郎のようにこっそりと、チヒョン。
チヒョンを殴るチュンジェ。
また、殴り返そうとしたチヒョンを再び殴る。
お前どうしてオレの家に入ってきたんだ?父さんにでも会おうとしてか?チュンジェ、父さんあh詐欺師の息子に会いたくないって!息子は、オレ一人で十分だって!と、チヒョン。
黙れ!と言って、胸ぐらをつかむチュンジェ。
どうした?オレが間違った話をしたか?お前は詐欺師じゃないか!恥ずかしくも何だそれは?と、チヒョン。
お前、父さんがそうなったの、どうして話さなかった?と、チュンジェ。
オレは話したぞ、たしかに、無視したのはお前だ!と、チヒョン。
それがお前の母親のせいで起きたのも、お前の母親がしたこと、お前も知っていただろ?すべて知っていながら置いてみているのか?どうして?どうして、狂った野郎が!初めて出来たお前の父親だって!なのにどうしてそうなんだ?と、チュンジェ。
離せ、離さないのか!と、チヒョン。
今すぐお前の母親を止めろ、オレの父さんにしようとすること、出来なくさせろ、すでにオレが知っていて、オレはこれ以上黙っていないぞ!ここでさらに行けば、お前とお前の母親、二人とも死ぬぞ、オレが必ず、そのようにさせるぞ!と、チュンジェ。
チョンんさんが尋ねてきたさ、たかが家にこっそりと入ろうとチョンさんをオレに送るのか?オレの足ちょっと縛っておこうと?お前が誰を守る主題になると思うのか!?と、チヒョン。
部屋に戻るチュンジェ。
まだ大音量の音楽が流れている。
シム・チョンの部屋に上がり、音楽を消す。
どうしたのよ?と、シム・チョン。
オレが聞かなければというお前の考えすべて話して、今どうしてこうしてるのかもと、チュンジェ。
私があんたにあげた腕輪、海の深いところでその腕輪を発見した時、私はただ偶然だと思ったの、だけど、今になって振り返ってみると、偶然ではなかったわ、その瞬間すべてのことが再び始まったのよ・・・
あんたに再び会おうと、その遠い海を渡ってここまで来た理由が何か、いつも気になってたわ、だけどそれも結局は運命だったわ、再び始めてはならない・・・と、シム・チョン。
どういうことだ?と、チュンジェ。
良く暮らしてるって?病むことも傷つくこともせずに、末永く幸せに老いていくって?それが前世の私たちの最後の話だって、どうして嘘をついたの?末永く幸せにじゃないじゃない!あんたは私のせいで、私はあんたのせいで、私たち結局死んだじゃない!冷たい海の中で・・・と、シム・チョン。
それ、どうやって?と、チュンジェ。
あんたがお父さんの家に行った日、私その日ホ・チヒョンさんに会ったわ、そしてマ・デヨンにも会ったの、マ・デヨンの手を握って、その人の記憶をすべて消したわ、そうして見たの、その人の記憶の中に絡まった、私たちの最後の話を、そして・・・
あんたが話した恐ろしい夢の意味を知るようになったわ、だから、私があんたの最も恐ろしい夢だった、そうでしょ?と、シム・チョン。
違うさと、チュンジェ。
そんなに反復されるのを知りながらも、その道をまた行こうとしたの、あんたはと、シム・チョン。
違うさ、誰が反復されるって?・・・そんなはずはないさと、チュンジェ。
私が来るべきじゃなかったわ、そうすれば何も始まりはしなかったでしょうと、シム・チョン。
それで?後悔するのか?オレに会いここに来たの?オレたち一緒にしたこと?と、チュンジェ。
いいえ、後悔してないわ、どのように後悔できるの?と、シム・チョン。
オレもそうだった、その事実をすべて知っても、まったく後悔しなかったよ、オレがお前に会うことになったの、どう考えても後悔することのないことだったよと、チュンジェ。
あんたが私のせいで死ぬかと思って怖いというのよ!と、シム・チョン。
もしも、ほんとにもしもそのようなことが起こっても、お前の心臓はずっと脈打ってなければならないぞ、お前ももう分かる時になったじゃないか、お前のそばにオレがいなくても、オレがお前をずっと愛するという事実をと、チュンジェ。
コメント