『はい?わたしがですか?あは、誰がそんなことを言ったのですか?』と、チェギョン。『それを申し上げることはできなくて、ハン・ユラさんとイ・ジェギョンさんが話をし交わしているところを見た人がいました。その日にあったことを、おっしゃっていただくことはできますか?』と、パク刑事。
回想
ソンイにすれ違った後、チェギョンの部下がハン・ユラを呼びに行く。『どうして?オッパが来いって?どこ?』と、笑みを浮かべるユラ。シャンパンで乾杯する二人。
『わ~、なによ!いつこんなのを準備したの?』と、ユラ。『話したじゃないか。おまえが考えてる以上に、おれはおまえが好きだって。それで、おまえのために、少しわずらわしいこと程度は耐えることができるんだ』と、チェギョン。
『わたしが人の前でしてはいけないことを言うかと 、あらかじめこうするんじゃなくて?』と、ユラ。『飲んで』と、チェギョン。『わたし今、お酒を飲んじゃいけないの』と、ユラ。『ノンアルコールだ。久しぶりに気分を出したいのに、いやか?』と、チェギョン。
喜んでシャンパンを口にするユラ。『12時に始まるのよね?花火。すぐに始めないと・・・。どうしてそのように見るの?』と、ユラ。『たくさん見ようと』と、チェギョン。『何よ~!』と、ユラ。
『正直、理解できない場合が多いわ。こんなに優しく、良いオッパなのに。オッパの前妻をどうしてそのようにしたのか?だからオッパに罰を受けたのよ。罰を受けて当然よね。心配しないで。わたしはオッパを背信することはないから』と、ユラ。
『そうだな、おまえはおれを背信できない。オレは、分かるよ』と、チェギョン。『ところでオッパ、これ、ノンアルコールであってる?わたし、どうして酔った気分なんだろう?』と、ユラ。
『酔ったんじゃなくて、麻痺してきたんだ』と、ユラを撫でるチェギョン。『えっ?』と、ユラ。
『おまえはまもなく、手足に力がなくなって、まともに歩くのが難しくなって、呼吸が息苦しくなって舌が麻痺することで、結局眠りに落ちるんだ。おまえがずっと飲んでいた睡眠薬と同様の成分なので、後で検出されても、ただ、おまえが飲んだと思われるんだろう。ただおまえは、自殺で生を終えた幾人かの芸能人の中の一人として残ることになるだろう』と、チェギョン。
『オッパ、いま、冗談を言って・・・』と、すでに麻痺してきたユラ。『オレは冗談は言わない。それに、どうしたてそうしたんだ?オレはおまえを長く見たかったのに』と、チェギョン。船室を出るユラ。
12時になり、みんな花火に夢中だ。チェギョンの部下がユラに近寄る。押したのか落ちたのかは分からない。落ちる寸前に、ソンイと同じ靴が中を舞う。花火の爆発音にかき消される水音。
(回想終わり)
『誰にどんな話を聞いたのか知りませんが、わたしはハン・ユラさんと交際していた仲ではありません。ウチのデパートのモデルを長くしてきたため、面識があった程度の仲なんです。今回のシーズンからモデルを交替をすることになって、事実、その日そのことを通知して差し上げました。おっしゃられた諍いはなかったです。あ、どうしましょう? 夕食の約束があるのですが』と、チェギョン。
ミンジュンとチェギョンの取引
『意外だった。先に連絡くれるとは思わなかったが。こんなに無傷なのも不思議で。おまえは一体、正体は何なんだ?』と、チェギョン。
『提案をしようと来た。そちらが望むことをわたしがしよう。すべてをわたしが抱いて、消えてくれと望むのではないか?そのようにすると。それなら、ここで止まるのか?』と、ミンジュン。
鼻で笑うチェギョン。
星から来たあなた 第12話6/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
今年に入ってから動画を見つけて、1話目から字幕なし視聴にチャレンジしています! 韓国語を勉強中なので、大筋はなんとかわかるのですが、細かい部分まで解説しながら、ストーリーを説明してくださっているので、毎回すごく勉強になります!1話目から全ての記事を読ませていただいてます。最初は字幕なしで見て、記事を読ませていただいきモヤモヤがすっきりした後に、もう一度視聴してます。
ホントにこのドラマ面白いですね〜♪
明日14話が無いのが残念です…。
これからもよろしくお願いします!
こんばんは
11話、12話あらすじ楽しませていただきました。毎回ご苦労様です。11話.12話は涙なしでは見られない回でした。ミンジュンの心と反対の言葉がソンイへ...痛々しくて(T . T)
1話増えて21話完結になりましたね。どうか2人の愛がみのりますようにと祈りたいです。