ソンイの心情
『時間を戻すことができるのなら戻して、彼に会わない時まで戻すことができたなら・・・本当にいいわ。それでわたしは、その人がどんなに揺らしても揺れないで、好きにもならないわ。彼がいない日を考えてみただけでも、わたしは寂しくて死んだようなのよ』と、ソンイ。
その後、家に帰るソンイ。
ミンジュン泥酔
一方のミンジュン邸。ちらつくライトにツッコミを入れているチャン弁護士。『ア~』と濁点混じりの声を発するミンジュン。すると電気がさっきよりもひどい点滅をし始める。
焼酎の瓶を手にしようとするミンジュンに、『あ、ちょっと、先生、もう召し上がるのをやめましょう』と、チャン弁護士。『わたしはほんとに、どうしましょうか?・・・ア~』と、ミンジュン。その嘆きと同時に完全にライトが消える。
ソンイの家でもライトが消える。『停電なのかな?ユンジェ、ロウソクをちょっと探して!』と、ソンイ。そして、マンションのライトがすべて消える。
『これは何ですか?』と、不平を言いつつロウソクに火をつけるチャン弁護士。飲ましたことを後悔しつつも、『いやわたしはまあ、物でもちょっと浮かしてそうするんだと思ってたのに。 事が大きくなったよ、大きくなった』と、続ける。
うなだれていたミンジュンが話し始める。
『時間もいくらもないのに・・・』と、ミンジュン。『なんですか?』と、チャン弁護士。
『わたしがどうして、ここにいなければならないのですか?わたしがどうしてチャン弁護士と、この貴重な時間を減らさなければならないのかという話しです』と、ミンジュン。
『気分は分かるのですが、 また話をそこまでされるのは・・・』と、チャン弁護士。
『わたしはいま、一時間、一分、一秒も惜しいのに、この血のよう時間をわたしがどうして・・・チャン弁護士と・・・わたしがいたいところはここじゃないのに・・・・ここではないという話しです。・・・クッソ~・・・』と、ももを叩きながら不平を言うミンジュン。
そのため、ロウソクが消える。 『あ~、まったく、酔えば本心が出るって。ようやく先生の本心がわかりました。30年の友情だろうが何だろうが、女の前では何の効き目もないってことだな』と、チャン弁護士。
ロウソクを再度付けたかと思うと、ミンジュンが消える。ミンジュンはベランダに瞬間移動していた。
『おまえがどうしてそこにいるんだ?』と、看板のセミに向かって文句をいうミンジュン。『何をなさってるんですか?』と、気づいたチャン弁護士もベランダに出てくる。
『どけ!』と、ミンジュン。『はい?』と、チャン弁護士。『わたしがチョン・ソンイの顔を一度見ようと出てきたのに、どうして猫かぶり100段のおまえがそこにいるんだ?どけって!そこはわたしのチョン・ソンイの席だぞ!』と、ミンジュン。
『入ってくださいよ』と、チャン弁護士。あまりの泥酔ぶりにベランダから落ちそうになるミンジュン。そしてセミの看板のライトを消す。ところかまわず力を使うミンジュンをひっぱたくチャン弁護士。
『あ~~~クソ』と、ミンジュン。今度は通りのほとんどのビルのライトが消える。さすがに酒を飲ませたことを後悔し、『どうしたものか、これを』と言うチャン弁護士。ミンジュンはまだ『どけ』と言っている。そしてまた落ちそうになっている。
ミンジュンを寝かしつけたはずのソファーにミンジュンがいない。
星から来たあなた 第17話4/6に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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