チョ・ジェヒョン(조재현)、ユ・ドングン(유동근)主演でKBS1で2014年1月4日から放送が開始された大河ドラマ
鄭道伝(チョン・ドジョン:정도전)のあらすじ、キャスト、登場人物紹介です。
事前のキャスト紹介という特性上、若干のあらすじのネタバレも内包しています。
その点はご了承の上、ご覧になってください!
鄭道伝(チョン・ドジョン)キャスト・登場人物
鄭道伝(チョン・ドジョン:정도전:1342-1398)役 チョ・ジェヒョン(조재현)
高麗(コリョ:고려)が捨てたアウトサイダー。世の中の最も低いところで革命家として生まれ変わった男。
民を重視する国を作ろうと思ったが自身が夢見た性理学的理想世界の実現を見ることができず、ついには政敵の刃に断罪され、朝鮮王朝の末期になり、ようやく伸寃されるという極端な生活を送った人物だ。
詳細 → 鄭道伝(チョン・ドジョン:정도전) ウィキペディアより詳しい鄭道伝
李成桂(イ・ソンゲ:이성계:1335-1408)役 ユ・ドングン(유동근)
最精鋭の兵士集団、家別抄(カビョルチョ:가별초)を率いる高麗の猛将であり、辺境、東北面の軍閥。
後日朝鮮の太祖(テジョ:태조)。一生高麗人としてのアイデンティティに悩んでいた哀れな境界人。
李仁任(イ・イニム:이인임:?-1388)役 パク・ヨンギュ(박영규)
保守派の泰斗(実力者)であり政治9段の元祖。
爪を隠した虎として生き、決定的な機会にチョン・ドジョンの政治的生命を断った。
崔瑩(チェ・ヨン최영:1316-1388)役 ソ・インソク(서인석)
高麗最高の勇将であり勲旧派の忠臣。武将として一生の宿願だった遼東征伐を図り、威化島回軍(ウィファドフェグン:위화도회군)により刑場の露と消えることになる。
鄭夢周(チョン・モンジュ:정몽주:1337-1392)役 イム・ホ(임호)
チョン・ドジョンの莫逆の友で最強の静的に変貌する最後の高麗人。親明派の旗手、外交の達人。
革命の台風に対抗して志操と信念の化身として死んだ最後の高麗人。
恭愍王(コンミンワン:공민왕:1330-1374)役 キム・ミョンス(김명수)
第31代高麗王。夫人の魯國公主(ノグクコンジュ:노국공주)の死以後、政治を顧みなかったが、チョン・ドジョンの忠心に感服して再び新たに高麗をを導こうと考える。
だが、意を広げる前に側近によってみじめな結果をむかえることになる。
鄭道伝(チョン・ドジョン)関連人物
チェ氏(최씨)役 イ・アヒョン(이아현)
鄭道伝の妻。
トングァは、塀を作った夫に代わって家計の責任を負う生活力が強くてしっかりしている女性だ。
機織りに関する限り町内最高の実力者。
トゥクボアボム(득보아범)役 イ・チュンシク(이춘식)
鄭道伝家の家令。
チョン・ドジョンの父チョン・ウンギョンが幼い時から仕事をしてきた奴婢。チョン・ドジョンを背負って育てた張本人。
李成桂(イ・ソンゲ)関連人物
李芳遠(イ・バンウォン:이방원:1367-1422)役 アン・ジェモ(안재모)
イ・ソンゲと郷妻韓氏膝下の5男で孔孟の道より刃の力をさらに崇拝した儒学者だ。
父親イ・ソンゲとは違って北方の野蛮な風習にぬれなかった洗練された開京の人だ。
幼い年齢ながら情勢を見抜く知略を備えた。
狐の狡猾さと獅子の暴悪さを同時に持つ彼、後日、朝鮮の太宗(テジョン:태종)になる。
京妻康氏(キョンチョ カンシ:경처 강씨:1356-1396)役 イ・イラ(이일화)
後日、神徳王后(シンドクワンフ:신덕왕후)となるイ・ソンゲの2番目の夫人
高麗の権門勢族の谷山康氏(コクサン カンシ)のカン・ユンソンの娘として決断力と明晰さを兼ね備えた女性だ。
家柄を背中に背負ってイ・ソンゲの政治的保護膜になっている。
郷妻の実子・イ・バンウォンとは少し不便な関係だが、鄭道伝(チョン・ドジョン)については同志的関係だ。
革命という大業の前でためらっている夫を陰で促す役割をする。
李之蘭(イ・ジラン:이지란:1331-1402)役 ソン・ドンヒョク(선동혁)
李成桂の義兄弟、護衛隊長を自任する女真族帰化人。
どもりがちな咸鏡道(ハムギョンド)弁の女真族なまりが母国語だ。
1371年、千戸(チョンホ:천호)として部下たちを率いて高麗に帰化し、青海(チョンヘ:청해)を本館とし下賜を受けた。
李成桂とは義兄弟を結んだ間柄で、荒山大捷(ファンサンデチョプ:황산대첩)をはじめとする多くの戦場で苦楽を共にする。
李仁任(イ・イニム:이인임)関連人物
林堅味(イム・ギョンミ:임견미:?-1388)役 チョン・ホグン(정호근)
イ・イニムの最側近であり、極悪非道な奸臣の輩
恭愍王の時ウダチ(ウダルチ)に所属の酷くて残忍な軍人だった。
1374年、済州で牧胡の乱(モクホエナン:목호의 난)が起きると、副元帥として、チェ・ヨンなどと共に乱を平定したりもした。
イ・イニムの言葉なら死ぬ素振りまでした腹心中の腹心だった。
廉興邦(ヨム・フンバン:염흥방:?-1388)役 キム・ミンサン(김민상)
若手士大夫でイ・イニム一派の核心に変身した政治渡り鳥。
曲城府院君(コクソンブウォングン:곡성부원군)の廉悌臣(ヨム・ジェシン:염제신)の息子だ。
恭愍王代に、科挙に壮元(チャンウォン:장원)合格した名門若手官僚に異色とは若手士大夫でイインイム一派の核心に変身した政治渡り鳥。イ・セクとは友人だ。
池奫(チ・ユン:지윤:?-1377)役 パン・ヒョンジュ(방형주)
イ・イニムの腹心
卑賤の巫女の体から生まれて貴族の父に頼れる立場でなかった。幼い頃から軍卒として戦場を転々として恭愍王も認めるほどの勇猛無双ぶりをとどろかせた。
安師琦(アン・サギ:안사기:?-1375)役 クォン・テウォン(권태원)
明国使節殺害事件の主犯
恭愍王の死後イ・イニムと急激に近づくにつれ、彼の側の人となる。
北元との外交を再開しようとするイ・イニムに仕向けられて、高麗の細工乾く護送していた明の使者イム・ミルとチェ・ビンを殺害するのに主導的役割を果たす。
高麗(コリョ:고려)王室
明徳太后(ミョンドクテフ:명덕태후:?-1380)役 イ・ドッキ(이덕희)
恭愍王の母であり王室の最長老
王室の威厳と社稷の保衛のために、死ぬ瞬間までイ・イニム一派と対立した女傑。
定妃安氏(チョンビ アンシ:정비 안씨:?-1428)役 キム・ミンジュ(김민주)
恭愍王の四人目の目妃
自身を子弟衛(チャジェウィ:자제위)の乱臣らと合房(ハッパン:합방)させようとする恭愍王に対して、自殺を決行するほど高潔な性分の所有者。
益妃 韓氏(イクビ ハンシ:익비 한씨)役 イ・ソユン(이소윤)
徳豊君王義(トクプングン ワン・イ:덕풍군 왕의)の娘で恭愍王の第3妃だ。
恭愍王の脅迫に耐え切れず、洪倫(ホン・リュン)と合房(ハッパン)して懐妊をすることになる。
幼い禑王(ウワン:우왕:1365-1389)役 チョン・ユンソク(정윤석)
王氏(ワンシ)の息子に生まれ、辛氏(シンシ)の息子として死んだ男
高麗最高の出生ミステリー、廃仮立真(廢假立眞:ペガイプチン:폐가입진)が飲み込んでしまった悲運の王。
禑王(ウワン:우왕:1365-1389)役 パク・ジヌ(박진우)
乳母チャン氏(ユモ チャンシ:유모 장씨) チョン・イクリョン(전익령)
キム・フェンがわいろで辛屯に捧げた奴婢。その時から禑王の乳母となる。禑王即位後、辰韓國大夫人(チンハングク テブイン:진한국 대부인)となる。
慶復興(キョン・ボックン:경복흥:?-1380)役 キム・ジンテ(김진태)
王室の代表的な外戚であり、名目上、高麗の朝廷の第一人者である門下侍中(ムナシジュン:문하시중)で明徳太后の良好な信任を受ける人物。
崔萬生(チェ・マンセン:최만생:?-1374) イ・ジョンソン(이정성)
恭愍王の寵愛を受けて内侍府同判事(ネシブ トンパンサ:내시부 동판사)まで上がった宦官。
洪倫(ホン・リュン:홍륜:?-1374) ソ・ウジン(서우진)
本館は南陽。恭愍王(コンミンワン)時の門下侍中(ムナシジュン)ホン・オンバクの孫だ。
子弟衛(チャジェウィ:자제위)の寵臣で放蕩で血気盛んな美男子。益妃 韓氏(イクビ ハンシ)を妊娠させて、一時、王の父になるという迷妄に陥る。
革命派人物
趙浚(チョ・ジュン:조준:1346-1405)
革命派の狙撃手、土地と経済専門家。
鄭道伝の分身のような最高の革命同士だったが、建国以来の路線の違いを示している遼東征伐論争で決別する。
南誾(ナム・ウン:남은:1354-1398) イム・デホ(임대호)
鄭道伝の突撃隊長。
鄭道伝と革命の始まりと終わりを一緒にした真の同志。
1374年20歳の年に文科に及第し、文臣の道を行くが、学者よりは将帥の風貌を持った人だ。
尹紹宗(ユン・ソジョン:윤소종:1345-1393) イ・ビョンウク(이병욱)
わずか16歳で成均試(ソンギュンシ:성균시)に合格して恭愍王14年に壮元(チャンウォン:장원)に及第した。
油断なく論じて厳しく批判する彼の上訴はいつも相手を緊張させる。
さらに、一度喰らいついた相手は絶対に放棄しない。
恭愍王末期、宦官キム・サヘンの非行を批判した上訴を載せたが、かえって罷免を受けた。
以降、草野に埋もれて後学を育てながら生きていくが、自分をわかってくれない世に対する恨みと嘆きが骨身にしみた。
だんだん酒を友としてシニカルになっていったところ鄭道伝が訪れ、意気投合し、革命の道に進む。
新進士大夫
李穡(イ・セク:이색:1328-1396) パク・ジイル(박지일)
朴尚衷(パク・サンチュン:박상충1332-1375) キム¥スンウク(김승욱)
河崙(ハ・リュン:하륜:1347-1416) イ・グァンギ(이광기)
權近(クォン・グン:권근:1352-1409) キム・チョルギ(김철기)
李崇仁(イ・スンイン:이숭인:1347-1392) チョン・ヒテ(정희태)
その他の登場人物
ヨンチュン(영춘) キム・ギド(김기두)
ファン・チョンボク(황천복) チャン・テソン(장태성)
ヤンジ(양지) カン・イェソル(강예솔)
廉興邦(ヨム・フンバン:염흥방:?-1388) キム・ミンサン(김민상)
ファン・ヨン(황연) イ・デロ(이대로)
阿只抜都/阿其拔都(アジバルド:아지발도:?-1380) ソ・ゴヌ(서건우)
無学大師(ムハクデサ:무학대사) パク・ビョンホ(박병호)
曺敏修(チョ・ミンス:조민수) キム・ジュヨン(김주영)
恭譲王(コンヤンワン:공양왕) ナム・ソンジン(남성진)
文責:韓国ドラマあらすじ団
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