テバク(大撲) 第1話視聴感想(あらすじ含む) チャン・グンソク、ヨ・ジング主演韓国歴史ドラマ

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チャン・グンソク(장근석)、ヨ・ジング(여진구)、チョン・グァンリョル(전광렬)、チェ・ミンス(최민수)、ユン・ジンソ(윤진서)、イム・ジヨン(임지연)主演ドラマ

テバク(대박:大撲)

の第1話視聴感想(あらすじ含む)です。

 

 

テバク(大撲) キャスト・登場人物紹介 チャン・グンソク、ヨ・ジング主演韓国歴史ドラマ

 

テバク

 

 

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テバク 作品データ

  • 韓国SBSで2016年3月28日から放送開始の月火ドラマ
  • 脚本:クォン・スンギュ(권순규)  『武士ペク・ドンス』
  • 演出:ナム・ゴン(남건)
  • あらすじ:天下と愛をめぐって繰り広げられる、忘れられた王子テギルと、その弟・英祖の対決を描いたドラマで、アクションと賭博、ラブロマンスがすべて含まれたファクション時代劇ドラマ
  • 視聴率 第1話11.8%

 

 

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第1話視聴感想(あらすじ含む)

まずは視聴率ですが、いきなりの10%越えで、同時間帯1位を記録しました。

とはいっても、継続して1位を記録していた『六龍が飛ぶ』の後続ということで、最初から有利な立場にありました。

このアドバンテージが消える2話以降はどうなるか全くわかりません。

 

というのも、2位につけている『町の弁護士チョ・ドゥロ』もいきなりの10%越えを見せたし、最下位の『モンスター』も、主人公がまだ本格的に登場していないからです。

また、ニールセンではなくTNMSの視聴率では、1位から3位まで、それぞれ1%ずつしか差がありません。

そのため、それぞれのドラマが軌道に乗るまでは、特に注視が必要です。

 

すべてのドラマを視聴してみましたが、三者三様にこれから面白くなっていきそうです。

これから、三つ巴のドッグファイトが展開されるのかどうかは、俳優の演技よりも脚本にその命運がかかっている気がします。

 

 

テギル 冒頭のセリフは?

さて、冒頭、1728年(英祖4) 3月15日の李麟佐(イ・インジャ:이인좌)の乱の描写がありましたね。

テギルのモデルであろう永壽(ヨンス:영수)は、1693年10月6日生まれているので、この冒頭部分のテギルは36歳(韓国式)ということになります。

 

その後、イ・インジャと将棋を指すテギル。

『久しぶりだな、白面書生(ペンミョンソセン:백면서생)』と挨拶します。

この言葉は文章ばかり読んでいる人のことを差すので、イ・インジャのことを、実際の経験のない頭でっかちな人物だと挑発していると取れます。

 

その前の冒頭から続くナレーションが、ドラマを通じてのあらすじです。

『権力の頂点、玉座。玉座を守ろうとする者(ヨニングン)、玉座を争い取ろうとする者(イ・インジャ)、それと、防ごうとする者(テギル)』

 

将棋を指す二人。簡単に低い駒を手放すイ・インジャに対してテギルが問題提起を始める。

『たとえ相手の王を捕まえたとしても、手足のような兵卒をすべて失うなら、何の意味だ?』と、テギル。

『それならお前は、その卒たちをすべて生かし、どこで全て使うのだ?・・・(車を打ち)・・・兵卒の犠牲がなければどのように王を捉えるのか。これがまさに、大義のための犠牲でなければ、何なのだ?』と、イ・インジャ。

『一体誰のための大義で、誰のための犠牲なのだ?』と、テギル。

『この国朝鮮のための、民のための』と、イ・インジャ。

将棋盤を叩き、『民?恐れもなく民と言った?玉座に一度座ってみるかと、八道の民を蹂躙するあんたが!』と、テギル。

『玉座だけが、この腐った朝鮮を変えることができる』と、イ・インジャ。

『いや、民を無視する王は必要ない』と、テギル。

『敢えてお前が防ぎ立つなら、お前もまた斬るだろう。容赦なく』と、イ・インジャ。

『そうだな、あんたは常にこんなふうだ。全て題目のままに裁断して、気に入らなければ殺してしまう。してみろ?できるのならしてみろって!』と、両手を広げるテギル。

それぞれの剣士、キム・チェゴンファン・ジンギムミョンが代理で剣を交える。

『ペク・テギル・・・』と、イ・インジャ。

『イ・インジャ・・・』と、テギル。

『私は都城(トソン:도성)へ行く。そこで、また会おう』と言い、去っていくイ・インジャ。

『イ・インジャ。ナリが両班だと言って、口の上手さは靑山流水だな。けれど、世の中の理致というものは、結局は民が勝つというのだ』と言い、『卒』の駒を打つテギル。

※訳、ちょっと怪しい部分も!

 

 

その他の描写については、キャスト情報を見ればほぼ分かることなので説明を省略します。

といいつつ、気になったところを1つピックアップしておきます。

 

今回の淑嬪崔氏(スクピンチェシ:숙빈최씨)同伊(トンイ:동이)ではなくポクスンという名前になっています。漢字は福順か福純といったところでしょう。

また、淑嬪崔氏ムスリ説を採用しており、ムスリであったなら当然ながら婚姻もしています。

ムスリというのは宮女たちの小間使いで、既婚者が動員されましたので。

(途中、子供の頃にムスリとして入宮していましたが、あそこはスルーしておきましょう)

その流れで、ポクスンがすでに身籠っていたというのは、なかなか斬新な解釈で、『なるほど、これもありだな』と思わせました。

もちろん、学説的には。淑嬪崔氏ムスリ説は流言のたぐいだとされているため、この説を前提にしなければ成り立ちませんが、物語の切り口としては面白い設定です。

 

第2話以降、登場人物も増えて大きく物語が動きそうです。

それとも、まだ序章でしょうか?

 

 

テバク 第2話視聴感想(あらすじ含む)に続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. pukupuku より:

    『イ・サン』や『トンイ』の時代と重なるので親しみがあるかなと、
    私は史劇が苦手なんですが、挑戦して観てみました。

    力が入ってる感じですねぇ。
    言葉がなく映像だけで見せている賭博の場面は、
    そうか・・・韓国は昔からカジノ体質があるのか・・・
    と思いました。

    実は、『記憶』も観ています。
    いいドラマが目白押しのようでうれしいですが、
    もうこれ以上は私には無理ですねぇ(>_<)

    • arasujidan より:

      賭博のシーンはかなり誇張されていますが、この時代あたりなんですよ、貨幣経済が発展し始めたのが。
      だから掛けも成立するという時代背景があるのです。
      『記憶』、1話だけ見てよさ気だったのですが、気分的にちょっと重いかなと思って見送ってしまいました。