ドクター異邦人 第12話あらすじ・感想3/3 それぞれの葛藤、本当の医師は

スポンサーリンク

イ・ジョンソク(이종석)パク・ヘジン(박해진)チン・セヨン(진세연)カン・ソラ(강소라)主演のSBS水木ドラマ

ドクター異邦人(タクト イバンジン:닥터 이방인)

の第12話あらすじ・感想(ネタバレあり)3/3です。

あらすじは韓国放送時のものです。

ドクター異邦人 キャスト・登場人物紹介

 

ドクター異邦人

スポンサーリンク

ドクター異邦人 第12話あらすじ3/3

それぞれの葛藤

チャ・ジンスの脅迫を受けたあと、チョルが血相を変えてやってくる。彼女の母が再び心停止となったのだ。幸い今度も拍動は回復する。

チョルの父心臓内課の課長を問い詰める。遺伝的な要因化薬物アレルギーがあるのかもしれないと、適当な返答をする課長。さすがにチョルの父は、手術に問題があったのでは?と問う。

一年だけでも数千回以上ステント手術をしたが、問題が起きたのは1%以下だ。どこで何を聞いたかしらないがそんな態度はあなただけではなく患者にも良くないと脅迫する課長。謝るチョルの父。

駆けつけたフンはどういうことだと聞くが、我々がいいようにするから消えろという課長。

『心配するな、オレが』と、チョルに言うフン。けれど目線の先にはチャ・ジンスがいた。フンに手術をしてくれるでしょ?と連呼するチョルを無視して去っていくフン。チャ・ジンスがいる前では何もできないのだ。

ヤン先生ジェジュンのところへ行き、フンが手術をしないことを告げる。また、患者は大丈夫でしょうかと、状況を説明する。そのことで、一刻を争う状況だと悟り、苦い顔をするジェジュン。

フンが手術をしないから先生がしてくれと、ジェジュンの元へ行き談判するチョル。母を助けてくれというチョルの声と、自分が父を助けてくれと言っていた声とがシンクロする。

 

フンのところへ行くジェジュン。

『手術するって言ったじゃないか!手術するって言ったじゃないか!』と、胸ぐらをつかみフンに言うジェジュン。『オレできない、できない。することができない』と、フン。

『お前はできる。まだ機会が残ってるじゃないか。すると約束したと。なのにどうしてしない?お前は医師じゃないか。それなら患者との約束を守らないと』と、ジェジュン。

『ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ医師のふりをしただけだ。おれは医師じゃない』と、フン。『デタラメを言うな!患者が死ぬかもしれないのに、そんないい勝ちたいか?』と、ジェジュン。

『負けられない。だから医師じゃないんだ』と、フン。『悪いやつ』と言いフンを殴るジェジュン。『それでも、お前は医師だと思っていた。オレとは違うやつだと思っていた・・・』と、ジェジュン。そしてチーム員に招集をかけその場を去る。

 

チーム員に理事長が反対する手術だから、手術終了後は自分もどうなるかわからない、抜けたければ言ってくれというジェジュン。抜けようとしたチギュの手を抑え、一つだけ聞くと言い、クビになったら責任をとってくれるのかと問うウン先生

最善を尽くしてみると、ジェジュン。自分はやるというウン先生。自動的にクム先生も賛成に回る。ナースも同意する。チギュも理事長が気づく前にやればいいんでしょうと、結局はやるという。

そのことを聞き、相変わらずバンザイと言っているムン教授

 

手術前のジェジュンに合うスヒョン『ここでする最後の手術になるだろう』と、ジェジュン。『大丈夫?お父さんが黙ってはいないでしょうに』と、スヒョン。

『言えないことが多いが、これはしっかりと言うことができる。スヒョン、おまえに対しての気持ち、それは本心だった』と、ジェジュン。そしてスヒョンにをハグする。

手術室へと行く途中、フンはチョル親子に出くわす。『先生も母のために来てくれたの?よろしくお願いします』と、チョル。小さな声で『ごめん』と言うフン。

ジェジュンが手を洗浄していると、隣りにスヒョンがやってくる。『私まだジェジュンさんのチームでしょ?』と、スヒョン。『ああ』と、ジェジュン。

ムン教授はジェジュンが手術をすることを理事長に告げ口する。

 

本当の医師は

手術室にスヒョンが入ってきたことに驚くチギュ。クム先生は席を譲ろうとしたが、そこはクム先生の場所じゃないというスヒョン。フンはモニタリングルームで状況を見守る。理事長や心臓内科の面々もやってくる。

インターホンから『今すぐやめないか!』との理事長の怒声が手術室に響く。『手術が終われば保護者に事実を話し謝罪します』と、ジェジュン。モニタリングルームからの怒声はやまない。

今やめればすべて許すからやめろという理事長の言葉にも、手術を終えてから出ると言うジェジュン。今度はスタッフを脅し始める理事長。手術室を出なければ、生涯にわたって片田舎で冷や飯ぐらいをさせるという。

『一体何が怖いのですか?理事長』と、ジェジュン。『お前は黙ってろ!』と、理事長。『患者の保護者に真実を告げ心から謝れば、医療訴訟は起きません』と、ジェジュン。

そんなことは一度もなかったという理事長。

『それは我々が一度も心から謝罪したことがないからです。我々は金と地位を失いたくなくて、両親を失い、子供を失った人々を冷遇したのです。理事長が間違ったということ私が証明して差し上げます』と、ジェジュン。そしてインターホンのスイッチを切らせる。

動揺したクム先生はミスをしてメスを幹部に刺してしまう。そのため、大量出血を起こしてしまう患者。それを見た理事長は、患者を殺したジェジュンにすべての罪をなすりつけるべく、医療訴訟を準備しろとムン教授に告げる。

いてもたってもいられなくなったフンは意を決してモニタリングルームを出る。けれど、その様子はひょうひょうとしてさりげない。

傷口が出血で見えない状況で血圧も下がっている。クム先生は完全に狼狽している。そこにフンが入ってくる。『お願いします』と、フン。頷いてそれに呼応するジェジュン。

スタッフを見回し、『どうしてそんなに罪を犯した人のようにうなだれている?あんたたちが罪を犯したことなどひとつもないから顔を上げて。うなだれていなければならない人間たちは、あの上にいる。見てみろ!』と、フン。

それぞれが上の医師のふりをした人間たちを見上げる。

『そうだ。堂々としていよう。この病院で本当の医師は、あんたたちしかいないから』と、フン。

ゆっくりとモニタリングルームを見るジェジュン。フンもまたそこを見つめる。

 

ドクター異邦人第13話あらすじ 1/3へ続く

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント