イ・ジョンソク(이종석)、パク・ヘジン(박해진)、チン・セヨン(진세연)、カン・ソラ(강소라)主演のSBS水木ドラマ
ドクター異邦人(タクト イバンジン:닥터 이방인)
の第19話あらすじ・感想(ネタバレあり)1/3です。
あらすじは韓国放送時のものです。
ドクター異邦人 作品データ
- 韓国SBSで2014年5月5日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:パク・ジヌ( 박진우) 『風の国』
- 演出:チン・ヒョク(진혁) 『主君の太陽』
- あらすじ:天才脱北医師が韓国最高の病院に勤め、医師集団に組み入ることができず異邦人として生きていくストーリーを描いたドラマ
- 第19話放送日:2014年7月7日
- 第19話視聴率:10.9% 同時間帯1位 過去の視聴率データ → 韓国ドラマランキング
ドクター異邦人 第19話あらすじ1/3
スヒョンV.S.ジェジュン
理事長が倒れる。ジェジュンは彼のメガネを踏む。外にはようやく入手した鍵を使うスヒョン。彼女が入った時には横になって倒れた理事長が仰向けになっていた。
すぐに手術室を予約してくれと秘書に言うスヒョン。また、何をしたのかとジェジュンに問い、『あなたを絶対にゆるさないわ、絶対』と告げる。理事長がストレッチャーで連れて行かれスヒョンも去り、座り込むジェジュン。
理事長の手術はフンが問題なく行う。フンに促されて手術室から出るスヒョン。そして、ジェジュンのところへ行く。
最初から父を死に至らしめる考えだったのかとジェジュンを問い詰めるスヒョン。倒れるとは思わなかったと、ジェジュン。ウソ、それならどうして鍵を閉めたの?と、疑いを解かないスヒョン。
謝罪さえ受けられれば良かったんだというジェジュン。笑わせないで、私があの時入らなければ父はあなたによって殺されていた、けれど医師なのに目の前で人が死にそうなのにどうして?医師じゃなくて殺人者よ!と、スヒョン。
『そうだな、オレは医師でもない。ただ復讐に目が眩んだ殺人者だっただけだ。けれど、お前はオレを少し理解してくれることはできないか?今のお前の感情は、20年前に父母を失った時にオレが感じたその感情だ。オレがどうしてこうしたのか、どうしてこうするしかなかったのか、考えてみろと言うんだ』と、ジェジュン。
理解できない、いますぐ病院から出て行けと、スヒョン。そうだなと、ジェジュン。
父を見に来てブランケットを肩口まで上げ、フンに感謝の言葉を述べるスヒョン。誰だか知らないが応急処置をしていなければ大事になるところだったと、フン。けれど、その言葉をスヒョンは聞かずに去ってしまった。
荷物を箱に詰めるジェジュン。ネームプレートで秘め事模型の城を破壊しようとするが躊躇する。そこにチギュがやって来て、ジェジュンが医療訴訟の被害者の息子で、理事長に復讐したという噂があるがと問う。事実だ、自分は去るがお前はしっかり勉強して良い医師になれと、ジェジュン。
スヒョンとのこれまでのことを思い出して歩くジェジュン。気づくと理事長のいる部屋の前まで来ていた。そこにやってくるスヒョン。
『ここで何してるの?』と、スヒョン。『オレは辞表を出した』と、ジェジュン。『それならすぐに去って。二度と私の前に現れないで。いや、この病院の近くにも立ち寄らないで』と、スヒョン。
力なく頷いて去るジェジュン。涙を浮かべるスヒョン。
最後の願い
ジェジュンはフンのところへ行く。どうしてそうしたのか?とフン。20年間そうしようと思っていたからと、ジェジュン。それで、気は晴れたのか?と、フン。失敗した、復讐はと、ジェジュン。
『失敗じゃなくて諦めたんじゃないか?インチキを愛してるから』と、フン。『違います』と、ジェジュン。
『ウソは言わないで。理事長を生かそうとCPRをしたのは全てわかってるから。インチキに事実のままを吐露して許しを請えばいい。そうでないと、インチキは生涯誤解してあんたを恨むよ』と、フン。
『むしろ良かったです。一気に私を忘れられますから・・・。去る前に挨拶に来ました。医師・・・やめるでしょう』と、ジェジュン。『どうして?』と、フン。
『資格がありません。初めから復讐のために医師になって、患者を治療するという考えは初めからなかったです。初めはパク先生が異邦人だと思いました。
けれど、考えてみると 本当の異邦人は私でした。パク先生のおかげで悟りました。心より患者の人生を尊重しない医師は、皆、異邦人だということ』と、ジェジュン。
そう思うならずっとここにいろ、そうすればインチキもまた理解してくれるからと、フン。自分が自分を許せないから、病院に戻るということはない、その代わりに頼みがあると、ジェジュン。
『スヒョンはパク先生を心から好きなんです』と、ジェジュン。
『は~、すまないが、オレはチェヒを見つけた。詳しいことは話せないが見つけたんだ。だから、オレは他の女性を好きになることはないし、心配する余力もないんだ。その願いは断る』と、フン。
それならと、友人として受け入れてやってくれと言い去るジェジュン。
理事長が目覚める。目覚めてすぐジェジュンを探し、話があるという理事長。お父さんを見殺しにしていたのにというスヒョンに、彼が自分を救ってくれたことを話す。
ジェジュンは倒れた理事長に応急処置を施していたのだ。その時、スヒョンのためだと言っていたジェジュン。
そのことを聞き、自分がどんなに心ないことを言ったのかを悟るスヒョン。ジェジュンに連絡を入れるが電話を受けないジェジュン。白衣を置いて静かに去っていく。
走り去るジェジュンの車を見て、『ごめんね・・・』と言うばかりのスヒョン。
ドクター異邦人第19話あらすじ 2/3へ続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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