イ・ジョンソク(이종석)、パク・ヘジン(박해진)、チン・セヨン(진세연)、カン・ソラ(강소라)主演のSBS水木ドラマ
ドクター異邦人(タクト イバンジン:닥터 이방인)
の最終回(第20話)視聴感想(あらすじ・ネタバレあり)です。
ドクター異邦人 最終回(第20話)視聴感想
ついに最終回を終えたドクター異邦人。なかなかのハッピーエンディングでした。
もちろん、イマイチな描写も多々ありました。特に流れの無いあんな小さな川に落下して行方不明になるなんて、百歩譲ってもありえない設定でした。
けれど、まあ、そこを思いっきり流したとして、その後のまとめ方は秀逸だったのではないでしょうか?
意外と涙を誘われたシーンは、ムン教授が病院長になったあとに、良い病院を作ってみるとスヒョンに言ったシーンでした。
そして、フンのロッカーをそのままにしておいたのもヨカッタですね~。フンから医師としての姿勢を学んだのですね。(ロッカーに羊羹がありましたね!)
また、ローファームで働いているジェジュンが韓国に帰ってきて理事長と話すシーンもなかなかでした。面と向かった謝罪はできないものの、病院運営において謝罪の姿勢を見せた理事長の変化を感じ取り、謝罪を受けていると思っていると言ったシーンです。
これまでの本編では良いシーンが散見するというレベルでしたが、最終回の後半はしっかりと凝縮できていました。
詳細はあらすじで紹介していきますのでしばしお待ちを!
総括
最初の数話ではかなり期待が持てたものの、中だるみが激しく完成度が下がる一方でした。
チェヒ役のチン・セヨンの演技が上滑りしている感も否めませんでした。イマイチ役に入り込んでない印象です。
また、パク・ヘジンについても、元来のいい人キャラが邪魔をして、憎たらしい悪役の姿を見せることができませんでした。彼は本人の希望通り、もっと凶悪な役をやってみたほうがいいでしょうね。
一方で見なおしたのがカン・ソラです。ひょっとすると脚本家も、彼女の演技を見てついつい出番を増やしていったのかもしれません。イ・ジョンソクとの掛け合いを楽しく視聴することが出来ました。おそらく今後もオファーが殺到することでしょう。
最大の弱点はやはり脚本です。秘密の引っ張り方があまりうまくなく、『えっ?ここでもう言っちゃうの?』というシーンも多々有りました。また、『こうすればいいのに!』という設定も見受けられました。
このあたりは、超一流の脚本家と一流の脚本家の差なのでしょうね~。
後続作はチェ・ジウ&クォン・サンウの誘惑
後続番組はチェ・ジウ(최지우)とクォン・サンウ(권상우)の天国の階段(チョングゲ ケダン:천국의 계단)カップルが再び共演するする誘惑(ユホク:유혹)です。
『天国の階段』は2003年に同じくSBSで放送されたドラマですから、10年以上をの時を経ての共演となります。
個人的にはOSTの会いたい(ポゴシプタ:보고싶다)のイメージがものすごく強い作品です。子役ではパク・シネも出てましたね~。
今回の『誘惑』は『天国の階段』ほどの大ヒットを記録することができるでしょうか?
あらすじは今のところやっていくつもりです。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
こんにちは。
いつも楽しみに読んでます。今は六龍が飛ぶを読んでます。ドクター異邦人や星から来たあなたを今頃、同時に観ています。バクへジンの悪キャラを楽しみにしたのですが、管理人さんの云われる通り、いい人キャラが邪魔しているのかも。星から来たあなたのミョンフンはあれでいいし、他の出演者も合わせ、あの配役でドラマが締まった気がします。だから今は、バクへジンの役どころやドラマの内容よりは医療者の動きに注目してます。
私は仕事柄、心臓手術や疾患は概ね理解できるので、手術対決やERの対応が楽しみで観てます。OPE台の前に自分も立ちたいなとか思ったり、器械出しのOPナース役の方(邪魔する医師の奥さん)が好きです!あの女優さんの眼が好きで、特に手術ガウンとマスクの時の眼しか出てない時の雰囲気は実際の手術中の医療者たちにそっくりでした。主役級の人より楽しみで注目してます。
星から来たあなたがキムスヒョンでなく、イジョンソクだったら?と考えましたけど、それも違うなと。それぞれなんとなく落ち着く配役になるんだな〜と今更ながらに実感してます。忙しくて年末年始に両方のドラマを同時に観てての印象でした。
専門知識があると、ついそこを注視してしまいますよね。
そして、描写が乱雑だとがっくり来るし、しっかりしていると作品の評価も高くなったり。
星から来たあなた(ピョレソ オン クデ:별에서 온 그대)はキム・スヒョンでなくてもヒットはしたと思いますが、やはりキム・スヒョンです。
日本では盛り上がってないですが、ほぼ同時放送した中国ではシンドロームが起きてましたよ!もちろん韓国でも。
日本では一緒に盛り上がれずに残念でした。