チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
第1話あらすじです。
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 6.0%/7.1%
獬豸(ヘチ)第1話(第1・2話)あらすじ
「1719年粛宗末、世の中には世子(セジャ:세자)が後嗣を設けることができないという凶聞が広がっていた。
故に、当時朝廷を掌握していた西人(ソイン:서인)は、老論(ノロン:노론)と少論(ソロン:소론)に分かれ、それぞれ異なる王子を宝位に座らせようとし、世子の側には実権のない少数の南人(ナミン:남인)だけが残っているだけだった。
このように全国が混乱している時、朝鮮には司憲府(サホンブ:사헌부)という最高の司法機関があった」
多くの女に囲まれている景宗(キョンジョン:경종)。
性的に不能であることが内官によって確認される。
そこに現れる粛宗(スクチョン:숙종)。
世子が跡継ぎを残せないことが密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)に報告される。
延齢君(ヨルリョングン:연령군)李昍(이훤:イ・フォン)にも東宮の座が変わるかもと告げられる。
老論で吏曹判書(ジョパンソ:이조 판서)のミン・ジノンがウィ・ビョンジュと話している。
司憲府監察の自分がどうして呼ばれたのかと、ウィ・ビョンジュ。
壮元(チャンウォン:장원)及第しても出身が南人である以上、出世は難しいのを知っているはずで・・・茶を飲まないのは夜茶時(ヤダシ:야다시)のようなものをするからか?と、ミン・ジノン。
※夜茶時(ヤダシ)・・・非常時に司憲府監察が夜中に集まること
図星に驚くウィ・ビョンジュ。
そなたのような末端監察幾人かは、今夜事故を起こすつもりだろう、時局がどう回っているのか知らずに・・・世間は司憲府の官員を獬豸(ヘチ:해치)だと言うだろう?・・・
ヘチ、善と悪を審判する伝説の中の動物だ、ところでその動物がなぜ伝説の中だけで存在するのか分かるか?現実では善悪を審判するということが、不可能であるためだ・・・そんなものだ、現実にはこのように勝者と敗者、生きる者と死ぬ者が居るだけなんだが・・・
また、世の中には他の真実があると信じるバカたちもいるのだと、ミン・ジノン。
ウィ・ビョンジュがヤダシに来てくれたことを喜ぶハン・ジョンソク。
法と正義を守るために集まっているのだ。
第1部 賤しい王子
船で漢陽(ハニャン:한양)に戻ってく延礽君(ヨニングン:연잉군)李昑(イ・・グム:이금)。
チョホンに正体を言わず、使い道のない人間とだけ言っている。
それでも、ここに先に行っておいてくれと、行き先を渡す。
酒売の女なのに後ろ指を指されるわよと、チョホン。
そんなのはずっと漢陽で自分が担ってきたことだから心配するなと、イ・グム。
ケドルのところで馬を買うイ・グム。
タルムンもいる。
そこで、老論で領議政(ヨンイジョン:영의정)のキム・チャンジュンがヤダシに遭ったことを知る。
チョン・ユニョンは高位の者に罪があることを世の中に知らしめることがヤダシだと、小間使いに説明している。
大司憲(テサホン:대사헌)の老論・イ・イギョムはこの時期に混乱を起こしたことに激怒している。
房主監察(パンジュ カムチャル:방주감찰)チュ・ヨンハンは、ヤダシを起こした監察たちを叱責している。
老論が押す密豊君に関係があるであろう殺人事件を、領相が隠蔽をしようとしたからだと反論するハン・ジョンソク。
やりたいようにしたければ大科を受けて房主監察になれ、服を脱いで出て行けと、チュ・ヨンハン。
成均館(ソンギュングァン:성균관)でなぜか大科(科挙)を受け用としているイ・グム。
隣にやってくる朴文秀(パク・ムンス:박문수)。
イ・グムに酒の匂いを嗅いだり落ち着きがない。
二桁落ちているムンスは、頑張ろうとおせっかい。
イ・グムの答案に52歳ノ・テピョンと書いてあるのを見て、代述(テスル:대술)だと騒ぎ立てるムンス。
答案を他の答案に混ぜて逃げるイ・グム。
追いかけてきたムンス。
やり投げの実力が尋常じゃないししつこい。
けれど、延齢君(ヨルリョングン)が通りかかったため、なんとか逃げおおせるイ・グム。
仁元王后( イノンワンフ/イヌォンワンフ:인원왕후)の誕生日の宴に剣舞を披露する密豊君。
少し遅れてやってきた延齢君はイ・グムを連れてきていた。
王后でさえイ・グムを宗親(チョンチン:종친)扱いしていない。
部下を殺そうとする密豊君。
それを止めるイ・グム。
一応イ・グムを兄上と呼ぶ密豊君。
王宮で何があっても関係ないから心配するなと、イ・グム。
関心?資格が無いんだろ、母親が賤出で、恥ずかしいでしょ?どうして延齢君にくっついているので?と、密豊君。
兄上と呼ぶな、お前は王の息子でもないじゃないか、傍系と、イ・グム。
私は昭顕世子(ソヒョンセジャ:소현세자)の直統後継だ!と、密豊君。
領相がヤダシに遭ったのはお前のせいだろ?ひょっとして誰かを殺したのがバレでもしたか?と、イ・グム。
次の宝位は延齢君だと、イ・グム。
キレてイ・グムに剣をかざす密豊君。
教旨の発表があるので行かねばなりませんと密豊君の部下がやってくる。
獬豸(ヘチ)第2話あらすじ
昭顕世子(ソヒョンセジャ)の妻で当時の世子嬪(セジャビン)だった姜嬪(カンビン:강빈)の無念を晴らし地位を伸冤(シヌォン:신원)するとの粛宗(スクチョン)の教旨だった。
姜嬪を愍懷嬪(ミンヘビン:민회빈)として地位を回復させたことで、必然的に密豊君の格も相対的に高まる。
世子嬪(セジャビン)が嘆いているのはそのためだ。
ようやく屋敷に戻るイ・グム。
妻のソ氏がチョホンにあたっていた。
チョホンはようやくイ・グムが王子であることを知る。
代述犯をどうしても捕まえたいムンスは、ヨジの力を借りようと思い着く。
ヨジは妓女(キニョ:기녀)に扮して妓房(キバン:기방)に潜入していた。
偶然そのヨジと出会うイ・グム。
ミン・ジノンはイ・イギョムに対してウィ・ビョンジュを使えと助言する。
坦(タン)の計屍録(ケシロク)について話すケドル。
密豊君(ミルプングン)李坦(イ・タン)周辺で多くの人が死んでいるというのだ。
ハン・ジョンソクもまたそのことを延齢君に話していた。
死体に数字を打っているとも。
また、4年前、密豊君の土地を管理していた執事から始まった連鎖殺人についても話す。
姪を殺されたことは黙っているので科挙に合格させて欲しいと、密豊君に願い出ていた男は、その後、金も受け取らなければならないといい出す。
その男がノ・テピョンで、今埋められている最中だった。
イ・グムは延齢君が心配で密豊君が主催する狩りに参加することに。
ヨジもまた狩りに潜入する。
独自に捜査を始めているムンス。
代述(テスル)のノ・テピョンが壮元(チャンウォン)及第だったことに驚く。
ヨジが密豊君の幕を探っているところにやってくるイ・グム。
下腹部を蹴って去っていくヨジ。
箱を持って出てきたところを密豊君に見つかり、ヨジは追われることに。
ある程度応戦したが多勢に無勢で、制圧されてしまう。
男じゃないから放せ・・・来い、タン、オレとやろうと、イ・グム。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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