チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
第3話(第5・6話)あらすじです。
※韓国では30分を1話として放送
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 5.0%/6.3%
獬豸(ヘチ)第3話(第5・6話)あらすじ
獬豸(ヘチ)第5話あらすじ
どうしたものか、その言根ごときが、ここに居るのだがと、司憲府(サホンブ:사헌부)齊坐庁(チェジャチョン)に現れる延礽君(ヨニングン:연잉군)李昑(イ・グム:이금)。
そして、密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)の指示を受け科挙の代述(テスル:대술)をした、密豊君の罪を証明する言根が自分だと話す。
司憲府にいるハン・ジョンソクの後輩だと、朴文秀(パク・ムンス:박문수)についての報告を受けているタルムン。
ヘチだと・・・まだ権力の善意を期待している者がいるというのか?
タイトル:第3部 美徳の不運
ここでの嘘は王族でも許されないと、大司憲(テサホン:대사헌)イ・イギョム。
私もまた朝鮮の人なのに知らないことはないと、イ・グム。
皆の望み通り言根が出てきました、こうであるのに更に必要なものがありますか?と、ハン・ジョンソク。
代述だけでは密豊君の殺人の罪を立証できないと、官吏。
だから密豊君を逮捕して明らかにする、だめな理由がありますか?王族も同じこの国の民です、そうだと司憲府があるのですと、ハン・ジョンソク。
祭祀を行っている粛宗(スクチョン:숙종)や吏曹判書(ジョパンソ:이조 판서)ミン・ジノンに連絡が入る。
監察の権限で密豊君を逮捕すると、ハン・ジョンソク以下の監察はイ・イギョムの命に反する。
監察の統率権は房主(パンジュ:방주)の私にある、一人の証言をどう信じるというのだ?捏造された謀略でないことを誰が断定できるのだ?と、ウィ・ビョンジュ。
噂だけでも動く司憲府が王族の証言でも十分ではないと?と、イ・グム。
大監が王族だから!司憲府が政治工作に巻き込まれることはないためですと、ウィ・ビョンジュン。
なら、一人の言根にもう一つ上乗せしたならどうする?と、イ・グム。
ヨジと朴文秀(パク・ムンス:박문수)でケドルを捕縛する。
隠れてお前の人を借りたと、ハン・ジョンソクに話すイ・グム。
また、そなたはそなたのするように、私は私がするように締めをしなければとも。
密豊君に老論(ノロン:노론)の百年の計が掛かっているということで、世間の評判との間で臺諫 (テガン:대간)たちも揺れている。
多数を拒めば自分が監察の権限を剥奪すると、イ・イギョム。
所由(ソユ:소유:捜査官)を動員して密豊君の私邸を監視するように命ずるハン・ジョンソク。
ウィ・ビョンジュンに裏切り者と告げるアボン。
裏切り者が何だ?と、チャンダル。
最後には権力だ、老論にまかれて生きろと、ウィ・ビョンジュン。
どうしてできようか?見る世界がこうも異なるのにと、ハン・ジョンソク。
便殿。
密豊君を狙った謀略だと力説している領議政(ヨンイジョン:영의정)キム・チャンジュン。
延礽君は延齢君(ヨルリョングン:연령군)李昍(이훤:イ・フォン)の異腹兄弟だ、説明がさらに必要ですか?と、ミン・ジノン。
どうせ司憲府のしごとなので、臺諫 (テガン)たちの判断を待てばいいと、キム・チャンジュン。
私が司憲府の判断を信じられなかったらどうするのだ?と、粛宗。
直後にイ・グムが入ってくる。
そして、出来損ないの自分が偶然密豊君の罪を知ることになっただけ、代述もしたし、死体も見つけ、密豊君の罪のすべての証人が自分だと言う。
更に、自分をタムナ(済州島)に流刑として欲しいと願い出る。
国法が万百姓に公平であるようにと、王族にもかかわらずあえて罪に問われようとしているのだった。
そうしてこそ密豊君の罪も問えるからだ。
密豊君を捕縛しに行く監察たち。
そこに、大司憲の命を受けた司憲府正4品掌令(チャンニョン:장령)が乗り込んでくる。
妨害されるかと思ったハン・ジョンソクだったが、その命は密豊君の押送だった。
こうして、事件は臺諫(テガン)たちの管轄となる。
こういうのが獬豸(ヘチ:해치)だろと、喜ぶムンス。
お前を守る方法もあったのにどうしてだ?と、粛宗。
使い道のない自分の生の理由となったと、イ・グム。
延齢君のためなのか?と、粛宗。
また、誰よりも王であるべきだと思っているゆえ、クムを惜しむ。
密豊君が捕縛されたことで苛ついているチョン・ユニョン。
夫のせいでタムナに流されないといけないのか、これ以上墜落できないと怒っているソ氏。
一緒に行くことはない、その前に休書をやると、イ・グム。
婚姻を終えるということですか?と、ソ氏。
その一方で自分はついていくとチョホン。
そこに現れ、酒を一緒にと思いやって来たと、ヨジ。
獬豸(ヘチ)第6話あらすじ
ハン・ジョンソクの家に皆が集まっている。
そこにやってきているイ・グム。
外に出ているイ・グムに酒をつぐハン・ジョンソク。
自分の流刑のことは黙っているようにと言った上で・・・未来のない自分はどう生きようが関係ないが、そなたは何だ?老論(ノロン)の名門の子弟があえて大変な道を選ぶ理由は?と、イ・グム。
知らないふりより相対することのほうが簡単ですと、ハン・ジョンソク。
イ・グムも陞卿図(スンギョンド:승경도)遊びに参加することに。
やる気がなかったが皆に勧められてやるのだ。
代述ではあるものの壮元(チャンウォン:장원)合格した王族なので、正3品から始めることに。
すると、いきなり王になる。
本来はない王を冗談で勝手に作っていたのだ。
なったからにはやってみて、なんでもできるのが王です、御命を下してと、ムンス。
言葉通り遊びだからと、人事を始めるイ・グム。
忠実で誠実なチャンダルとアボンは漢城府(ハンソンブ:한성부)を、所信があり公正なハン・ジョンソクは領議政(ヨンイジョン)、頑固で原則のあるヨジには捕盗庁(ポドチョン:포도청)の捕盗大将(ポドデジャン:포도대장)、公平さでこの世の理知を信じるムンスを法を守る司憲府(サホンブ)大司憲(テサホン)に任命する。
大興奮のムンスたち。
けれど、王がこうかっこよくていいのかわからないと、イ・グム。
逮捕しろ!と、ムンス。
老論の会合。
いつも勝って来ていつでも勝つ方法を知っているではありませんかと、ミン・ジノン。
イ・グムを尋ねる延齢君。
私心なく公平な王になれと、自分の処分を撤回することを望まないイ・グム。
ミン・ジノンは策を弄しウィ・ビョンジュンに何かしらの文章を渡す。
ウィ・ビョンジュンが出ていったあと、タルムンがやってくる。
殺手がタルムンを襲う。
自信がなければやって来てはいない、血を見るのはやめましょうと、タルムン。
そして、密豊君に関連した風聞が早く広まったのは自分が仕掛けたからだと話す。
文をもらって行った船着き場にイ・グムとヨジが居て驚くパク・ムンス。
自分は勉強しなければならないのにという。
やってもダメな人間はいる、いつか私が代述してやることもできると、イ・グム。
いつか去る方なので静かについていってと、ヨジ。
義禁府(ウィグムブ:의금부)の従4品経歴(キョンニョク:경력)に秘密裏に会っている粛宗。
密豊君に関する文書を受け取っている。
高官は入れ替わるが彼らは生涯勤めるため経歴にあっているのだ。
しかし、経歴はミン・ジノンとつながっていた。
義禁府は国王の直属機関だが、国王は永遠な座ではないと言って文書を渡す経歴。
そこには延礽君(ヨニングン)と書かれていた。
伝奇叟(チョンギス:전기수)に何か指示するタルムン。
密豊君の広大な土地を見て驚くパク・ムンス。
喉を潤しに妓房(キバン:기방)へ行こうと、イ・グム。
けれど、2人は酒幕へ行くことに。
流刑にされることを知っており、金を惜しんでと、パク・ムンス。
また、イ・グムを自分が見た男の中の男だと言い出し、義兄弟になろうと提案する。
酒を吹き出すイ・グム。
ヨジも入れて3兄弟で、長兄はさせてあげますと、パク・ムンス。
また、末っ子ヨジをどこへ?とも。
延礽君が遊びで有名だと聞くヨジ。
けれど、救恤米(クヒュルミ:구휼미)が無くなったときに延礽君が持ってきたという噂もあり、母が賤民出身なので無い者たちの心を知っているとの良い評判もあった。
その一方で、50万両を奪ったなどのイ・グムの風聞が伝奇叟(チョンギス)によって広められていた。
イ・グムが予想していたことだとハン・ジョンソクに話すヨジ。
ミン・ジノンの仕業だと感づくイ・グム。
もう締めに入る時が来たと、ミン・ジノン。
ミン・ジノンはイ・グムに文書を送る。
牢にいる密豊君に会いに行くチョン・ユニョン。
クッパプを密豊君に食わせているのを見て、使い道のない犬は食わないとつぶやき、ミン・ジノンがなにか企んでいると感ずる。
ミン・ジノンに会いに行くイ・グム。
延齢君には別の者が会いに行っている。
自分たちは延齢君と協治する準備ができていると、ミン・ジノン。
老論は延齢君を選択肢なのだ。
イ・グムに対して、そのためにやることがあるとも
イ・イギョムが秘密裏に粛宗に呼ばれる。
粛宗は延礽君イ・グムを宝位に座らせたいと伝える。
ミン・ジノンの交換条件は、ハン・ジョンソクがすべてを企んだことにして、証言は嘘だったとイ・グムに言わせるというものだった。
断れば延齢君には死が待っていた。
何故そこまでするのかと、イ・グム。
それが我々が勝つ方法だからだ、我々がどうやって勝ってきたのかお教えしましょうか?・・・皆に恐れを植えねばなりません、定めればどうなるのか終わりが何なのか、世の中の皆がそれを見ることになれば、二度と誰も恐れなく生半可に出られなくなるから・・・それがいつでも勝つ方法です延礽君、恐怖に震え再び起きられないように踏みにじること・・・と、ミン・ジノン。
ハン・ジョンソクの家には金子が届けられていた。
ヨジにすがり涙するイ・グム。
獬豸(ヘチ)第4話(第7・8話)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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