チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
第7話(第13・14話)あらすじです。
※韓国では30分を1話として放送
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 4.9%/6.4%
獬豸(ヘチ)第7話(第13・14話)あらすじ
獬豸(ヘチ)第7話前半(第13話)あらすじ
本当にやり抜いたな、そなたがと、景宗(キョンジョン:경종)。
はい、わたしが殿下に約束したように・・・もう老論は揺れ分裂し始めるでしょう、ヒビの入った陶磁器は・・・と、延礽君(ヨニングン:연잉군)李昑(イ・グム:이금)。
更に壊れるのがたやすいので・・・もう私の番かと、景宗
高官たちの行手を遮り幾人か連行していくユン・ヒョク。
始めるというのか?本当の戦争を?と、つぶやく吏曹判書(ジョパンソ:이조 판서)ミン・ジノン。
老論(ノロン:노론)の重臣と子弟の科挙不正のことを上げ、このことが老論にどれほど大きな打撃を与えますか?と、イ・グム。
まさか大監がこのすべてのことを?と、ミン・ジノン。
私にこう言った事があったでしょう、勝つために相手に恐れを植えなければならない、どうですか?いまは少し恐ろしいですか?力を持てない良心とは軟弱なだけなので、大監が私にそう話したように、私ももうその力を持ってみようとするのですが・・・と、イ・グム。
扇動の奇術
朴文秀(パク・ムンス:박문수)は杖(チャン:장)30回の刑に処されることに。
甘んじて受けるパク・ムンス。
30回だと人が死ぬと、アボンとチャンダルは代わりにいくらか杖を受けると申し出る。
2人を殴ろうとした兵を止めるヨジ。
御命がなければムンスを放てないと、兵。
そこにやって来て・・・御命さえあればいいのか?と言い、教旨を見せるイ・グム。
こうしてムンスは放免される。
感動の再会を果たすイ・グムとムンスだったが、ありがとうと言わないムンスをひっぱたき、代わりに謝るヨジ。
話の核心はお尻だ!そうではない!と言い合う、ヨジとムンス。
お前たちの前に立つことができたのだなと、感無量のイ・グム。
パク・ムンスの科挙を助けようと思って不正に気づいたことを話すイ・グム。
弘文館(ホンムングァン:홍문관)直提学(チクチェハク:직제학)は老論の子弟たちに試題を予め教えたり、頼まれて名前を入れ変えたりしていたのだった。
自分を助けようと思ってしてくれていたのに、長い間イ・グムと交わらなかったことを後悔するパク・ムンス。
お前たちをそうさせたのは私だったと、イ・グム。
また、酒に誘われるも、まだやることがある、お前たちは知らなくていいことだと言い去っていく。
彼らを危険に巻き込みたくないからだ。
事件をテジャンチョンに移管しろと、ユン・ヒョクに告げるウィ・ビョンジュ。
そうできないのをご存知のはずですがと、ユン・ヒョク。
そなたのような監察が居たが、その終わりはどうだったかと、ウィ・ビョンジュ。
尋ねてもいないのに・・・忙しくてと、ユン・ヒョク。
ミン・ジノンの話から、延礽君が御座を狙っていることを知るタルムン。
子飼いの殺手を使うつもりのミン・ジノン。
ミン・ジノンと独対する景宗。
今回の件を覆ってくださいと、ミン・ジノン。
不可能だと、景宗。
老論のちからが及んでいないところはないというミン・ジノンだったが、景宗はそれがこの国の問題だと告げる。
殿下の母后は延礽君の母・淑嬪(スクピン:숙빈)の告変で賜死されたも同然です、誰よりもそれをご存知な殿下が、本当に延礽君の黒い心内をご存じないと?と、ミン・ジノン。
中殿(チュンジョン:중전)に強く出て、今が密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)
を跡継ぎにする時期だ、女人だからと下がってばかり居られましょうかとチョン・ユニョン。
先日も来ていた女だなと、チョン・ユニョンについて調べさせる大妃(テビ:대비)。
景宗がイ・グムに会っており、自分を冷遇したことに苛立つ密豊君。
大司諌(テサガン:대사간)は司諫院(サガンウォン:사간원)の官吏を引き連れて、臺諫 (テガン:대간)の役目を行使すべく景宗に意見する。
伝奇叟(チョンギス:전기수)により、今回の件が広められているが、老論と少論(ソロン:소론)とで戦っているだけで庶民を見ていないと、ことの真相が歪められている。
ミン・ジノンの依頼を受けたタルムンが指示したことだ。
ミン・ジノンのイヌかのようにお前がやったのだなと、イ・グム。
民の味方になれ、お前のような人たちの後頭部を打つなと告げる。
御座をお狙いで?跡継ぎとなっても刺客に狙われるだろうし、王になっても何もできない、いっそ命をお守りくださいと、タルムン。
私がやり遂げるならどうするのだ?私がこの国朝鮮の最も王らしい王になったならと、イ・グム。
獬豸(ヘチ)第7話後半(第14話)あらすじ
老論が100年勢力を保ってきた理由がわかったイ・グムたち。
力のある老論以外の老論・少論・南人(ナミン:남인)のソンビたち、科挙を準備しているソンビたちが10万人はいる、彼らが通りに出ればと、ヨジ。
皆この件から抜けろと、イ・グム。
一人でなさると?と、パク・ムンス。
自分たちが危険にさらされることになるから?計画を聞きましたと、ヨジ。
チャドンがすでに彼らに話していた。
一緒に行くと、パク・ムンス。
そして、2年前のことを思い出させ、もうすごろくの王ではなく、本当の朝鮮の王になるのでは?とも。
最後まで一緒に行くと、ヨジ。
アボンもチャンダルも同意見だ。
両班の素振りを教えるイ・グム。
パク・ムンス以外は両班ではないので上手くできない。
泮村(パンチョン:반촌)へ行き、儒生たちに科挙の不正についてあれこれと吹き込むパク・ムンスたち。
これが功を奏し捲堂(クォンダン:권당)を行う成均館(ソンギュングァン:성균관)の儒生たち。
掌議(チャンイ:장의)が老論にもかかわらず参加しているので怒りを露わにするミン・ジノン。
儒生の父親たちもこの悔しさを主張して司憲府に詰め寄っていた。
イ・グムに対して軽く見ていた、だからといって御座を得られると?と、ミン・ジノン。
自分は王になる、後悔しても、御座からあなたを見下げることになると、イ・グム。
領議政(ヨンイジョン:영의정)キム・チャンジュンに対して、延礽君を選べばミン・ジノンの後頭部を撃てると持ちかける大司憲(テサホン:대사헌)イ・イギョム。
けれど、賤民の庶子というのが気にかかるキム・チャンジュン。
粛宗(スクチョン:숙종)が跡継ぎと考えていたことを話すイ・イギョム。
父・徐宗悌(ソ・ジョンジェ:서종제)に呼ばれて実家に戻るソ氏夫人。
イ・イギョムが尋ねてきて話をしたというソ・ジョンジェ。
典獄署(チョノクソ:전옥서)からの脱獄者を殺してしまう密豊君。
そして、計屍録(ケシロク)をもってこい、どうやってでも王になるのが王材だとユニョンに告げる。
ヨジに道袍を着せるチョホン。
イ・グムに聞きかけてもらっている自覚のないヨジ。
その着替え中に部屋に入ってしまうイ・グム。
相当気にしているようだ。
成均館の儒生たちとの飲みの席に向かおうとするヨジ。
カッが曲がっていたので直そうとするイ・グム。
けれど、照れてしまい、自分で紐を結べと言い別れる。
服の紐ではなく笠の紐じゃないか?と、混乱しているイ・グム。
後継になろうとしていることをソ氏夫人が知っていて驚くイ・グム。
すぐに景宗に会いに行こうと馬に乗る。
どうしてイ・イギョムが出張ったのか、背後に誰がいるのかは、チャドンに調べさせることに。
イ・グムが動き出したと、クンテ。
決断を躊躇しているタルムン。
大妃もまた、イ・イギョムとキム・チャンジュンから話を聞き大いに悩んでいた。
大妃が可愛がっていたのは延齢君(ヨルリョングン:연령군)李昍(이훤:イ・フォン)だったし、イ・グムには資格が無いと思っていたからだ。
確かに粛宗からの下命を受けたと、イ・イギョム。
イ・イギョムとキム・チャンジュンが大殿に入ろうとするも、都承旨(トスンジ:도승지)に阻まれる。
けれど、大妃の助力で景宗に会える。
そして、延礽君を跡継ぎにと奏上する。
賊に襲われるイ・グム。
ヨジもまた同時刻、ミン・ジノンの殺手に襲われていた。
ヨジが抵抗し、鎌で殺手の背中を刺すも、効いていない様子だ。
最初に矢で射られたこともあり、多勢に無勢で劣勢となるヨジ。
そこにやって来て、賊を蹴散らすタルムン。
けれどその刃はイ・グムに向かう。
ヨジは完全に劣勢に追いやられていた。
獬豸(ヘチ)第8話(第15・16話)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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