チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ主演韓国ドラマ
獬豸(ヘチ:해치)
の第17話(第33・34話)あらすじです。
※韓国では30分を1話として放送
獬豸(ヘチ:해치) 作品データ
- 韓国SBSで2019年2月11日から放送開始の月火ドラマ
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 李祘(イ・サン:이산)、同伊(トンイ:동이)
- 演出:チュ・ドンミン(イ・ヨンソク) 『大風水(テプンス:대풍수)』
- あらすじ:卑しいムスリの体から生まれた王子・延礽君(ヨニングン)李昑(イ・グム)が、情熱あふれる科挙準備生パク・ムンス、司憲府の熱血茶母(タモ)ヨジ、市場通りのチンピラ・タルムンと共に力を合わせ、大権を勝ち取る過程を描いたドラマ。
- 視聴率 7.5%/8.2%
獬豸(ヘチ)第17話(第33・34話)あらすじ
獬豸(ヘチ)第17話(第33話)あらすじ
密豊君(ミルプングン:밀풍군)李坦(イ・タン:이탄)の指示を受け、景宗(キョンジョン:경종)の湯薬に毒を持ったと思われる医女がチョン・ユニョンと会っている。
自分も命をかけていることなので、先に約束したものをくれと、医女。
確信はないが密豊君が内医院(ネイウォン:내의원)へ行った可能性があるので湯薬はだめだと、延礽君(ヨニングン:연잉군)李昑(イ・グム:이금)。
第17話 悲しい使命
東宮殿に呼ばれた朴文秀(パク・ムンス:박문수)が入宮する。
兵が慌ただしく動いている。
チョドンも交えて、密豊君が清国から買った猛毒を誰かに渡した可能性を推理するイ・グム。
そして、密豊君、ウィ・ビョンジュ、ト・ジグァンを再捜査しなければならないと告げる。
もうひとり、行方不明のチョン・ユニョンがいると、パク・ムンス。
風に当たりに行ったというユニョンが戻ってくる。
また、すべてを台無しにしたとあなたを恨んだけど、生きているから希望ができて嬉しいわと、感謝の言葉をタルムンに告げる。
2つの意味が込められるような言い方だ。
便殿。
内医院の薬剤を使わないことをどうしてかと問う左議政(チャイジョン:좌의정)ミン・ジノン。
毒が使われているかもしれない疑惑のせいだと、イ・グム。
万が一違うならその時はどうなるのですか?と、右議政(ウイジョン:우의정)チョ・テグ。
イ・グムは市井の医員を召喚するという。
主上殿下の病を治療する意思があるのですか?わざと湯薬を使わないのではないですか?と・・・と、チョ・テグ。
今ここで罪に問うことができるほど無礼な言い分だが、主上への忠心として我慢すると、イ・グム。
イ・グムも主上を助けることが重要だからだ。
密豊君の仕業だと明らかにできない可能性を考慮して、右相の言うとおりにしたほうが良いのではないか、責任を回避する方法も知らなければならないと、イ・グムに告げるミン・ジノン。
世弟(セジェ:세제)のやりように納得がいかない中殿(チュンジョン:중전)。
イ・グムの最側近で信頼できる子を探してこいと尚宮に伝える大妃(テビ:대비)。
ユニョンを探してくれと、タルムンに告げるパク・ムンス。
どうするのですか?と、クンテ。
ユニョンが話していたことが引っかかるタルムン。
内医院への捜査が始まる。
先王の痘瘡の治療をした実績のある名医チェ・ソンジョが選ばれ、景宗の治療に当たることに。
イ・グムも名を知っている者だった。
ミン・ジノンの言葉を思い出し、責任を避けるのが国王なら、むしろその道へは行かないと、心の中でつぶやくイ・グム。
出宮した宮女たちが住む村にやって来たハ尚宮(チョホン)。
内人修行中のヨジに合うためだ。
入宮して大妃に会うヨジ。
貴い目を持っていると、大妃。
王宮に長年いれば見る目ができる、チョホンともどもイ・グムは良い人材を持っているとも。
そして、大妃殿に配属させ、イ・グムを守るために働かせる。
このご恩は忘れませんと、ヨジ。
イ・グムには秘密にするとチョホンに話すヨジ。
イ・グムを遠巻きに眺めるヨジ。
ウィ・ビョンジュは狂っていた。
そこにやってくる南人(ナミン:남인)の李麟佐(イ・インジャ:이인좌)。
小人輩なのをみて連れて行くかどうか悩んでいる。
翌朝、ユン・ヒョクが現れる。
まさか主上が重篤なのは事実なのか?と、ウィ・ビョンジュ。
それをお前がどうして知っている?と、ユン・ヒョク。
ト・ジグァンを取調べしているチャンダルとアボン。
毒には解毒剤がないと、ト・ジグァン。
剣を抜き、毒を使ったのはお前だろう?誰を通してどこに使った?と、密豊君に迫るパク・ムンス。
獬豸(ヘチ)第17話(第34話)あらすじ
密豊君はイ・グムの行動を読んでいた。
そして自分が内医院(ネイウォン)に来た痕跡を残し、そうすれば湯薬をやめさせ主上を殺すのが世弟(セジェ)になるからと、密豊君。
毒を盛ったのはお前だ!と、ムンス。
証拠はあるのか?主上は必ず死ぬ、湯薬をやめさせ王を殺した世弟が王になれるか?自分が持てなかった御座をイ・グムも持てない!と、密豊君。
刀を振り下ろすパク・ムンス。
けれど、顔を少し切っただけだった。
お前も世弟と同じだ、できないと思ったと、密豊君。
景宗に対して、もうできることがない状態であることを話す医員。
御医(オイ:어의)たちも同意見だ。
附子と人蔘を使う方法が唯一残されていると、大司憲(テサホン:대사헌)イ・グァンジャ。
けれど、附子自体が強い毒で、使うべきではない。
そのため、誰も処方したがらない。
そんな中、処方を決めるイ・グム。
密豊君の財産の半分を報酬として受け取る医女。
一息つけたと言い、菊花茶をすすめるユニョン。
密豊君の罠だから全てを中断すべきです、主上殿下を助ける方法はありませんと、パク・ムンス。
そうはできないと、イ・グム。
わたしもまたこんな事は言いたくありません、けれど、どんな手を使っても邸下を守らねばなりませんと、ムンス。
一旦意識が回復する景宗。
首医女の家までユニョンを尾行していたタルムン。
諦めたふりをしていたのだな、密豊君はもう終わっているのに!と告げる。
誰の勝手で?わたしがまだ終わってないのに!と、ユニョン。
ユン・ボクタン!!!と、タルムン。
終わったのは王と弟よ・・・何も明らかにならないようにしたからと、ユニョン。
首医女は死んでいた。
もう努めるのはやめろ・・・私を許せ、お前の座を奪ったわたしを・・・どうか万百姓に良い王に、私ができなかった、私が夢見た王に・・・と、景宗。
そして、息を引き取る。
手のひらを断指して血を飲ませ生き返らせようとするイ・グム。
意識を取り戻したと聞きやって来た大妃と中殿だったが、一歩遅かった。
悲しみの中、哭が続く。
少論(ソロン:소론)の重臣たちが大妃殿にやってくるでしょうと報告するヨジ。
チョ・テグの言い分は、イ・グムが湯薬を飲ませなかったから景宗が死んだというものだった。
そこにイ・グムがやってくる。
全ては邸下のせいです、そんな邸下はこの国の王になる資格はありませんと、チョ・テグ。
獬豸(ヘチ)第18話(第35・36話)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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