チャ・スンウォン(차승원)、イ・ヨニ(이연희)、キム・ジェウォン(김재원)主演MBC月火歴史ドラマ
華政(ファジョン:화정)
の第25話あらすじ1/2です。
華政(ファジョン:화정) キャスト(出演者)・登場人物紹介 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ
華政(ファジョン:화정) 作品データ
- 韓国MBCで2015年4月13日から放送開始の月火ドラマ
- 制作会社:キム・ジョンハク プロダクション 『イ・サン』『トンイ』『太王四神記』等
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 『イ・サン』『トンイ』『馬医』
- 演出:キム・サンホ(김상호) 『男が愛する時』『アラン使道伝』
- あらすじ:高貴な身分である公主(王女)に生まれたが、権力闘争の中で死んだ人で偽装したまま生きていった貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)の人生を扱ったドラマ
- 視聴率 2015年7月6日 第25話8.9%
華政(ファジョン) 第25話あらすじ1/2
朝鮮が退却したなら明を裏切ってオランケ(ここでは後金)と手を結ぶことになる、それも殿下の御命としてと、チュウォン。
またその事実を隠せないので殿下が危機にさらされる、明はこの事実を絶対に看過しないし、殿下と相対する者達にとって、反正(パンジョン:반정)の名分になることもある、だから退却命令は駄目だとも。
それなら私にどうしろと?殿下をよく知っているからわかっているだろう、朝鮮の兵が無意味に死ぬことを防がねばならないというのが殿下の意志だ、私とて、その意志がわからないことがあろうか?これが持つ結果がわからなくてこうしてると?けれど、これを殿下も覚悟しているのだ、校理(キョリ:교리)、どんな危険を甘受したとしても、彼らを守れということ、まさにそれが殿下の大義だと、姜弘立(カン・ホンリプ:강홍립)。
一方、漢陽では、綾陽君(ヌンヤングン:능양군)李倧(イ・ジョン:이종)はカン・ジュソンに対して、なんでもする、いま大監の足を舐めることもできる、犬にも成れると、王位につくことを切望する。
したたか降る雨を見ながら、彼らも雨を避けられるだろうか?彼らは生きなければならない、私は違っても彼らは、そこには朝鮮の未来があるからだ、いつか必ず明国は崩れ後金がかわりに支配するので、朝鮮のその足元から守ることができるのは、私ではなくまさに彼らだと、光海君(クァンヘグン:광해군)。
貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)を連れて行こうとするイヌ。話してくれ、これは公主として下す下命だ、若様、何を更に知っているので?明国の計画でさらに知っていることは何なのか?と、貞明公主。
御命に従うことを主張するカン・ホンリプ。
幕に入ってきて、どうして失うことばかり考えるのですか?それならば、生きる方法を勝つ方法を探せばいいのでは?恐れもなく、出しゃばる場ではないのに出しゃばりました、お許し下さい都元帥(トウォンス:도원수)将軍、けれど退却はダメです、どうかその命令を撤回してくださいと、貞明公主。
更にこう続ける。
殿下の御命がこの兵たちを守ることとおっしゃいましたか?はい、私たち皆はその命をうけねばならないでしょう、けれど将軍、私たちもまた臣下と民として殿下を守らなければならないのではないですか?私はそれが、私たちがここに来ている理由だとわかっています、それなのに、その退却が何を意味するのか知りながら、こうして退くことはできません、殿下が私たちを守ろうとされたなら、私たちもそうしないと、殿下が国王の道理を全てされたというなら、私たちもまた、国王を守らなければならないのでは?
私もまた媽媽(ママ:마마)の言葉が正しいと考えます、将軍、まだ方法を探してもいません、退却しなくても殿下御命に従う方法をと、ホン・ヨン。
どうか再考してくれと、チュウォン。
けれど、先鋒に立つというのは即ち死、果たして我々の兵を守る方法があるだろうか?果たして・・・と、カン・ホンリプ。
綾陽君のことをいくらカカシでもと、ユン氏。そうだ、低劣で浅はかで、宝位に上がる者ではないな、けれど、世の中の座は適切な者ばかりが着くものではない、それがこの国の最高の座としてもと、カン・ジュソン。
けれど、綾陽君を中心に人が集まるのか?反正は命をかけるものだと、ユン氏。
それゆえ、もし、光海君の弱点を握ることができたらだ、どうであろうと、綾陽君に対して、その決定的な名分一つだけ与えてくれるならばと、カン・ジュソン。
作戦会議をしている朝鮮軍。イヌからの情報で、明軍は出て来ず自分たちが捨て石にされることを知る将軍たち。後金が最も警戒している鳥銃部隊が出れば、そこに敵も集中するので、明軍は後金の背後を攻めるのだ、最初からその目的で派兵させたのだと、貞明公主。
その前に、イヌに対して、いっしょに来たのでみんなで一緒に帰る、どんな瞬間でも絶対に一人では行かない、だから助けてくれと言っていた貞明公主。
そのことをチュウォンに話すイヌ。そして、一つ聞こう、オレが何をすればいい?ここで皆が生き残る方法というのがあるのか?と問う。
確かにあると、チュウォン。先鋒には鳥銃部隊だけでなく、剣の部隊も弓隊も全軍が共に行くという。鳥銃部隊は玉を発射したら空白の時間ができるため、その間を弓隊などで補う作戦だ。
そのため、イヌに現在、明とともにいる朝鮮の剣部隊と弓隊を戻す交渉を皇子としてほしいのだ。
お前ならそれができるから、それが父親から渡し受けた力ではないのか?と、チュウォン。
その言葉を肯定し、できるというイヌ。けれど、その対価としてオレが得られるものは何だ?とも。さらに、自分が望むものは一つだけだ、ママが無事であること、ここから生きて帰ることとも言う。
それならオレが望むものは?別のものだと思うのか?しっかり聞け、カン・イヌ、お前が対価として望むそれは、これからオレが、お前に対してするお願いでもあるからと、チュウォン。
方法があるとチュウォンに聞かされ喜ぶ貞明公主。
鳥銃部隊と火器都監(ファギトガム:화기도감)を守るために勝利するのだと、カン・ホンリプ。
夜になってチュウォンが貞明公主に話をする。
戦線の状態が危険になれば、遅滞なく去らねばなりません、ママだけでなく都監の匠人は必ず生きて帰らねばなりません、それもまた御命でした、もちろん我々は勝ちます、きっとそうなります、けれど、もしそうならなければ、その時ママはまたママの仕事をせねばなりません、殿下もそうしたように公主ママもですと、チュウォン。
私がすべきこととは?と、貞明公主。
どんな瞬間が近づいてくるか、もう知ることはできません、勝利しようと守ろうと、すべてのことをやりましたが、私も殿下も、もうすることができないほどに、けれど、そんな時間がやって来ても、ママは揺れてはなりません、まさに公主ママは、この国のためにやるべきことがあるということを忘れてはなりません、ママ、どうかそうすると約束してください、生き残ると、その瞬間、殿下が最後まで守ろうとした大義を、また、公主ママを守りたい私望を覚えておいてくださればと、チュウォン。
カン・ジュソンからの連絡を待ちわび焦る綾陽君。いてもたってもいられなくなり、自ら赴こうとした瞬間、カン・ジュソンの執事がやってくる。
執事が差し出した書には同じ舟に乗り共に川を渡るという意味の同舟共済/同舟共濟(トンジュコンジェ:동주공제)と書かれていた。
『そうだ、もうよいのだ、もう私が、この綾陽君が、あの王宮の主人になるのだ!』
李德馨(イ・ドッキョン:이덕형)の墓を訪れる光海君(クァンヘグン:광해군)。もしかしたら自分に起きることを予測していたかもしれない、と、心の中で呟く。
まだ遅くない、戻ることのできない道を選ぶなと言っていた彼の言葉を思い出し、『いや、私は勝つぞ、 漢陰(ハヌム:한음)』とも。
また、殿下の傍で同じものを見ることはできないようだ、私もまた、そのどんな対価を払おうとも、と言っていた彼の言葉を思い出し、『そうだな、それもまた、そなたを失ったその瞬間から、覚悟したことであるのだ・・・』とも。
華政(ファジョン:화정)第25話あらすじ2/2に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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