華政(ファジョン) 第1話あらすじ チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ

スポンサーリンク

チャ・スンウォン(차승원)イ・ヨニ(이연희)キム・ジェウォン(김재원)主演MBC月火歴史ドラマ

華政(ファジョン:화정)

の第1話あらすじです。

華政(ファジョン:화정) キャスト(出演者)・登場人物紹介 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ

 

華政(ファジョン:화정)

華政(ファジョン:화정) 作品データ

  • 韓国MBCで2015年4月13日から放送開始の月火ドラマ
  • 制作会社:キム・ジョンハク プロダクション 『イ・サン』『トンイ』『太王四神記』等
  • 脚本:キム・イヨン(김이영) 『イ・サン』『トンイ』『馬医』
  • 演出:キム・サンホ(김상호) 『男が愛する時』『アラン使道伝』
  • あらすじ:高貴な身分である公主(王女)に生まれたが、権力闘争の中で死んだ人で偽装したまま生きていった貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)の人生を扱ったドラマ
  • 視聴率 第1話10.5%

 

スポンサーリンク

華政(ファジョン) 第1話あらすじ

 

壬辰倭乱(イムジンウェラン:임진왜란)終戦後10余年(1600年代初頭)、使臣団の宿営地近くで見つかったミイラ。生死と言われる生きたように死んだものだ。それが宿営地に運ばれてくる。

李德馨(イ・ドッキョン:이덕형)は明からの国書を眺めつつ、李恒福(イ・ハンボク:이항복)に対して、『簡単に諦められることではない、この国書が王室に血の雨を呼ぶこともある』と告げる。

 

昌徳宮(チャンドックン:창덕궁)の整備状況を確かめている光海君(クァンヘグン:광해군)景福宮(キョンボックン:경복궁)は戦乱で焼け落ちたため、これからはここが正宮となろのだ。

そこに内官がやってきて、明から使臣団が帰国したため、至急還宮してくれと告げる。

 

チェ尚宮貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)を探しまわっている。仁穆大妃(インモク テビ:인목대비:この時は王后)のお付の尚宮に叱られている。(やっぱりキム・ソイさんが出ないとね!)

 

宣祖(ソンジョ:선조)気味尚宮(キミサングン:기미상궁)を務める金介屎(キム・ゲシ:김개시)。光海君もいる。

明からの国書を投げつけ、嫡統でなく庶子だから16年も冊封されないのだと当てつける宣祖。そんな状況にもかかわらず世子(セジャ:세자)として昌徳宮の整備をしている光海君が気に入らないのだ。

そこに貞明公主が掛け入ってくる。テポルム(대보름:正月明けの最初の満月の日)だから自分の暑気を買ってくれというのだ。それが民の風習であることも説明し、そうすれば夏を無事に乗り越えられると貞明公主。

嫡出の貞明公主に甘い宣祖。『お兄様もいらしたのね』と貞明公主がいうと、部屋に入ってきた中殿(チュンジョン:중전)がそれをたしなめる。世子邸下(チョハ:저하)と呼ばないからだ。

その後、二人の時にはお兄様と読んでもいいと光海君。また、私の暑気を買っていけと言い大笑いする。

 

薬を飲む金介屎(キム・ゲシ)

 

幼いホン・ジュウォンカン・イヌが市場で子どもたちを引き連れて大暴れする。その後、漢城府(ハンソンブ:한성부)捕盗庁(ポドチョン:포도청)に捕まったのだが、ふたりとも名家の子息だった。そして小競り合いはそれぞれを知っている兵たちにも飛び火する。

互いの親・洪霙(ホン・ヨン:홍영)カン・ジュソンも出てくる。ホン・ヨンは右捕盗庁大将で、先日見つかったミイラも彼の管轄だ。(カン・ジュソンは漢城府判尹:ハンソンブ パンユン)

被害を読み上げ獄に入れろとホン・ヨン。それに対して息子のチュウォンは、それは不可能で、明日(ミョンイル)に輿争いをするのは両班家の子息の風習で、民も楽しみにしているとまくしたて、イヌもまた、全ての者を捕まえるのか?裁きは公平でないと!と言う。

理路整然とした言い訳に負けを認めるカン・ジュソン。そして、子どもたちを頼もしがると同時に、未来の朝廷の安寧を願う。

けれど、朝廷はきな臭さを増し、廃世子をして大君を世子にしようという動きも見られる。

ホン・ヨンが探していた怪文書が机の上に置かれる。

 

テポルムの宴。領議政(ヨンイジョン:영의정)柳永慶(ユ・ヨンギョン:유영경)の動きが怪しい。大北派(テブクパ:대북 파)の姿も見えないと、李德馨(イ・ドッキョン)。

25人の宣祖(ソンジョ)の子女が会している。ほとんどの子女は世子の光海君(クァンヘグン)には目もくれず、中殿とその嫡出子にばかり挨拶をしている。その状況にムカついている臨海君(イメグン:임해군)。光海君の実兄だ。

 

李爾瞻(イ・イチョム:이이첨)登場!宣祖と重臣たちの宴を覗く彼を見つけるチュウォンとイヌ。そこに逃げ出してきた貞明公主がやってくる。幼い日の出会いだ。(イ・サンでも見たような気が・・・)

宴で詩を読む臣下たち。『良い日』と言ったことをあげつらい、世子冊封もままならない状況だと噛み付く宣祖。そして、自ら詩題を出し、皆の読む詩を聞くと言い出す。もちろん、どちらにつくのか臣下の心理を読む魂胆だ。

 

廢假立眞(廃仮立真:ペガイプチン:폐가입진)と詩題を発表する宣祖。これは、太祖(テジョ:태조)李成桂(イ・ソンゲ:이성계)が高麗の昌王を廃し自らが王になった時の方便でもある。もちろん今回は光海君と永昌大君(ヨンチャンデグン:영창대군)のことだ。

柳永慶(ユ・ヨンギョン)は永昌大君を押す詩を吟じる。その後、光海君の屋敷には兵が配置されることに。

濁小北(タクソブク:탁소북)西人(ソイン:서인)がすべて事前に状況設定をしていたことだ。

挙兵を促す臨海君(イメグン)に対し、もとから自分のものなので盗むことをする必要はないと、光海君。大北の領収・鄭仁弘(チョン・イノン:정인홍)が宣祖に会うという。

李德馨(イ・ドッキョン)はホン・ヨンとカン・ジュソンに協力を求めるべきだと李元翼(イ・ウォンイク:이원익)に告げる。

 

席藁待罪(ソッコデジェ:석고대죄)をする光海君。チョン・イノンは宣祖に対し、資格が十分な世子を冊封されないからと廃すことはできないと告げる。また、宣祖が逃げ出した時、倭軍から命をかけて国を守ったのは世子だ、これが王材でなくてなんだ?とも言う。

それこそが王をあざ笑う野心であり、そのために廃すのだという宣祖。親として王として息子に嫉妬しているのだ。

 

ホン・ヨンの机の上にある凶書みつける李德馨(イ・ドッキョン)

 

遺教を変更すると柳永慶(ユ・ヨンギョン)に告げる宣祖(ソンジョ)。昌徳宮に入るときには新しい世子とだとも言う。

金介屎(キム・ゲシ)の用意した湯薬を飲む宣祖。気味が完全に終わってないものを飲み干す。

凶書を読み解くホン・ヨンと李德馨。この者が誰なのか知らなければならないとつぶやき、ふと手首を見て見覚えのある腕輪を目にする。それは幼い日に見たキョガム、ナム・サゴのものだった。彼と話していた男は、同じものを見たのか?と問うていた。

『この地の火を支配する者、ただ純血の彼だけが真の世の中の主人になるだろう』

そのころ、貞明公主(チョンミョン コンジュ)は、悪夢を見て起き上がっていた。

『チェ尚宮、弟が水に!』

 

血を吐く金介屎(キム・ゲシ)。そんな彼女を目撃する李爾瞻(イ・イチョム)。

そのころ、宣祖は息も絶え絶えの状態になっていた。金介屎が解毒剤を飲みながらも毒を盛っていたのだろう。

光海君は宣祖に水を渡そうとしたがやめる。すでに死気が回っており、水を飲めば苦痛になるだけだと、光海君。

『殿下にとって私は息子ではなく、政敵であるだけだから』と、まごころを示してくれなかった父王への恨みを吐露する光海君。

『私が殿下と違うことが嫌だったのはわかっています。私は殿下のように無能ではないから。はい、違います。私は殿下とは違う王になります。もうこの国の王は、私です。父上』

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. sallie より:

    早速のup、ありがとうございます
    人名・派閥・役職などまったくわからず視ておりますので、本当にありがたい!!これで敵対勢力図がなんとなくつかめました。
    暑気、遺教など辞書でも見つけられず、意味もわかりません。
    主人公は光海君、貞明公主どっち?先々二人が敵対して公主側が善に描かれる物語なんでしょうかしら?ぼちぼちと把握してゆきます・・・

    • arasujidan より:

      暑気は意訳ですが、더위と言っています。遺教はそのままで유교です。辞書に載ってないとなると、このあたりは古語なのかもしれませんね。
      正直なところさほど期待していませんでしたが、ガッツリ面白いです!
      公式サイトは光海君を先に登場させてますが、これから貞明公主の比率が高まるのでしょうね。
      トンイの時と似たような比率になるのかも。

  2. 通行人 より:

    通りがかりの者です。。。유교は、普通韓国では儒教のことを指すようですが、、、あらすじ上、おかしくないかご確認くださいませ。

    • 通行人 より:

      失礼しました。気になったので辞書を探しましたら、”遺命”と同義語で、王などが亡くなる時に残す命令、となっていました。遺言みたいなものでしょうか。

      • arasujidan より:

        ソンビたちは通常儒教という言葉は使わずに儒学(ユハク:유학)の方を使用します。
        彼らは宗教的概念ではなく学問的視点で捉えているためです。
        それを踏まえると、必然的に選択は遺教となるのですが、この時代の宣祖(ソンジョ:선조)の付和雷同を知っていると、同音異句の選択がしやすくなります。

        また、教旨の言葉もあるように『教』というものが王や中殿・大妃が下すものです。
        結論を簡単に言うとおっしゃるように王の遺書です。
        最近辞書の電池が切れていて確認できないためミスもあるかもしれませんが、歴史用語のミスはそうないかと思います。
        一応そちらのほうが専門ですので。