チャ・スンウォン(차승원)、イ・ヨニ(이연희)、キム・ジェウォン(김재원)主演MBC月火歴史ドラマ
華政(ファジョン:화정)
の第4話あらすじ前半です。
華政(ファジョン:화정) キャスト(出演者)・登場人物紹介 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ
華政(ファジョン:화정) 作品データ
- 韓国MBCで2015年4月13日から放送開始の月火ドラマ
- 制作会社:キム・ジョンハク プロダクション 『イ・サン』『トンイ』『太王四神記』等
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 『イ・サン』『トンイ』『馬医』
- 演出:キム・サンホ(김상호) 『男が愛する時』『アラン使道伝』
- あらすじ:高貴な身分である公主(王女)に生まれたが、権力闘争の中で死んだ人で偽装したまま生きていった貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)の人生を扱ったドラマ
- 視聴率 2015年4月21日 第4話10.8%
華政(ファジョン) 第4話あらすじ
あらすじの前に一つお話を。
ドラマの内容は史実に即していますが、ちょいちょい史実だと言われていることと異なることもあります。
ただ、大まかな流れは外れてないので問題なしなのですが、すべてを鵜呑みにするのは禁物ですよ!と言いつつ、微細なことなので、おおまかな流れはしっかりと覚えておくと良いです。
『確認してみろ。頼んだものであっているのか』と、金介屎(キム・ゲシ:김개시)の母。といっても実母ではなく、自分を宮中に導いた元尚宮だ。
その母の用意するものなら間違いないでしょうと、部下の内人にそれ持って行かせる。その内人が帰ってきて、宣祖の最初の王后である懿仁王后(ウィインワンフ:의인왕후)の陵(墓のこと)に埋めたことを報告する。
労をねぎらい温かい清酒を飲ませるケシ。そして、自分の生まれ育ったところだ、6歳の時に王宮に入ったと話しだす。
習わぬ漢字を書き小学までも読む娘を、賭博の借金のために尚宮に5両で売った父親。顔も良く筆も使えるということで期待していた尚宮の思いとは裏腹に、一介の内人にしかならなかった。けれどある日が訪れるまでだ。
世子(セジャ:세자)光海君(クァンヘグン:광해군)がとある内容の書いてある書を探していた時のこと、時折書庫で見かけるケシがいたため、もしかして探せるかと頼んだのだ。
2冊の書を即座に探し当て、光海君が詩経と書経を混同していた誤りまで訂正するケシ。内侍はその態度を叱ろうとしたが、感心した光海君は自分の誤りを認め書を受け取る。
しかもケシという名前を知っており、貴重な才を持つケシをそんなつまらない名で呼ぶとは世の中が間違っていると言う。ケシとはイヌのクソを意味する名だからだ。
他の内人も知らない名を光海君が呼んでくれた時から使える人となったと、ケシ。
『けれど・・・』
そんな話をしていると、内人が倒れる。ケシが毒を盛っていたのだ。
『おまえの使い道もここまでなのだな。悲しがるな。誰にでも生というのは、元来、こう虚しいものなので』
その後、内人とともに家を焼く。
『けれど、生きている間は、誰でもあのように燃え上がらなければならないのだな。私を焼き、全てのものを焼き消しても』
夜の山城で銃火器の教練を視察している光海君。
駙馬(プマ:부마)揀擇(カンテク:간택)のための四柱単子である童子捧單(トンジャボンダン:동자봉단)が集まってきている。それを調べるする官吏たち。その場に乗り込み憤る柳希奮(ユ・ヒブン:유희분)。
その後、光海君に会い、公主の婚礼を阻まねばならないと、ユ・ヒブン。それは内命婦(ネミョンブ:내명부)の所管だ、どんな名分で?何のために?と、光海君。
洪霙(ホン・ヨン:홍영)やカン・ジュソンの子息が候補だと、ユ・ヒブン。彼らがそのように出るとは思わなかったのか?と、大妃側の行動は予想の範疇であることを告げる光海君。
けれど、領相李德馨(イ・ドッキョン:이덕형)が仲介していることを鄭仁弘(チョン・イノン:정인홍)から聞き、少し顔色が変わったようにみえる光海君。西人(ソイン:서인)だけでなく大北派までもが集まっている状況だ。
姉が嫁ぐということで寂しがり食事をしない永昌大君(ヨンチャンデグン:영창대군)。貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)が自ら食べさせようとしてもダメだ。
仁穆大妃(インモク テビ:인목대비)は嫡統の大君として生まれたが王位につけなかった永昌大君の立場がどういうものかわかるだろう?もうお前もわかっているだろうと告げていた。
幼い公主の運命に涙するチェ尚宮。この国の公主としてすべきことだと自分もわかると、貞明公主。それでも名門家の子息でよかったと、チェ尚宮。それがホン・ジュウォンとカン・イヌだと知る公主。
その二人は酒を飲みに行っていた。気が失せるほどの衝撃を受けたからだ。もちろんチュウォンはたしなめイヌは水にしようと言っていたが、結局は酒を飲んでいた。
5年前も自分は気に入っていたし譲歩しろとイヌ。公主の駙馬(プマ)は官職を得られないぞと。酒を一口のみ、けれど、大人が決めることだと、チュウォン。何かを聞き及び、含みを持ちつつ、あの座には自分が行くとイヌ。
イ・ドッキョンがカン・ジュソンが運営する救恤場をを尋ねる。いわゆる貧民救済所だ。医員は漢陰(ハヌム:한음)大監とつぶやく。彼を知っているのだ。
捕盗庁(ポドチョン:포도청)では洪霙(ホン・ヨン:홍영)が5年前の事件が気になるからと言い資料を見ていた。そこからこぼれ落ちる格菴(キョガム:격암)南師古(ナム・サゴ:남사고)の神託書。
イ・ドッキョンとカン・ジュソンは席を移し酒を酌み交わす。話から、カン・ジュソンは儲けた金の大半を貧民救済に当てていることがわかる。
自分を訪ねてきたのは答えが必要だから?と、カン・ジュソン。子息を駙馬とするのは辛い決定だと、イ・ドッキョン。
それならつまらぬ心配をしたようだ、自分もホン・ヨンもこの国の臣下だ、家門のことより朝廷と王室が先だ、我々はどちらでも、大妃の意思に従う準備ができていると答える。
けれど、この婚礼が無事に行われるかは知らないと、この先なにか起こりそうな予感を示すカン・ジュソン。
先ほどの医員がイ・ドッキョンの馬の鞍の下に書を差し込む。
カン・ジュソンは説明を始める。自分は金稼ぎで家門も代々訳官の貿易を担当し商人と交流があるため、風聞が入ってくるというのだ。
彼らは情報を得てこそ金が稼げるため鼻が利くわけだ。それにより、西人(ソイン)の動向や王の御心がよくない方向に向かっているというのが理由だった。
李爾瞻(イ・イチョム:이이첨)が光海君に書を見せている。パク・ウンソの告変書だ。
イ・ドッキョンはカン・ジュソンから風聞を聞かされ山城に出向く。すると、兵器を扱う集団がいた。そして、荷車から火薬の成分である硫黄を見つける。剣を突きつけられたイ・ドッキョンだったが、逆に剣を突き返し殿下のところに案内しろという。
イ・ドッキョンに火薬の試験を見せる光海君。失敗だった。
秘密裏に国巫(クンム)スリョンゲを呼ぶ仁穆大妃。その様子を偶然やって来てた貞明公主も外から聞くことになる。
秘密裏に武器を製造し火薬も作っていたことを告白する光海君。長い間やり失敗もしたが諦めるつもりはないことも告げる。
そして、いずれ公表し推進するつもりだったと、ここが火器都監(ファギトガム:화기 도감)となるであろうと話す。
もっとも重要な火薬さえ明に頼らざるを得ず、製造法を隠すことで朝鮮をいいようにあしらう明の態度を恨めしがる光海君。また、自分の朝鮮は違うのだと話す。
スリョンげが占いを始める。二人の少年は根となり木となり公主を支えるものの、公主に合ってはならない不吉な気運があるという。
『女性であるママ(公主)が持つことのできない、この国の・・・』
その会話を聞き愕然としている公主。
個として動いている光海君を諌めるイ・ドッキョン。王としてどんなことでも臣下と共有すべきだというのがイ・ドッキョンの持論だ。
自分の目指すところは交河遷都(キョハチョンド:교하천도)で女真に対する防御のレベルではなく、他国から揺さぶられない盟主になることだと言う光海君。侵略する力があってこそされないのだと。
それを戦乱で学んだと続ける光海君。さらに、西人が明におもねって自分には従わない現状を指摘し、欺瞞と詐術のない美を作るために彼らを追い出すなら、どちらの味方となるのかとイ・ドッキョンに問いかける。
それはどういう意味かと問い返すイ・ドッキョン。
大北の会合で、『明日です、まさにその日は』と、不敵な表情のイ・イチョム。
華政(ファジョン:화정)第4話あらすじ後半に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント