チャ・スンウォン(차승원)、イ・ヨニ(이연희)、キム・ジェウォン(김재원)主演MBC月火歴史ドラマ
華政(ファジョン:화정)
の第23話あらすじ前半です。
華政(ファジョン:화정) キャスト(出演者)・登場人物紹介 チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン主演韓国ドラマ
華政(ファジョン:화정) 作品データ
- 韓国MBCで2015年4月13日から放送開始の月火ドラマ
- 制作会社:キム・ジョンハク プロダクション 『イ・サン』『トンイ』『太王四神記』等
- 脚本:キム・イヨン(김이영) 『イ・サン』『トンイ』『馬医』
- 演出:キム・サンホ(김상호) 『男が愛する時』『アラン使道伝』
- あらすじ:高貴な身分である公主(王女)に生まれたが、権力闘争の中で死んだ人で偽装したまま生きていった貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)の人生を扱ったドラマ
- 視聴率 2015年6月29日 第23話10.0%
華政(ファジョン) 第23話あらすじ前半
『綾陽君!』と叫び、久しぶりだなと言う光海君(クァンヘグン:광해군)。
はいそうです、とてもお会いするのが難しいではないすか、私の弟が悔しく死んだ時もですと、綾陽君(ヌンヤングン:능양군)李倧(イ・ジョン:이종)。
『なんだと?悔しく?結局私を引きずりだしたので、この見世物をやめろ、このくらいなら、お前が望んだものは得られたのではないか?』と、光海君。
現場にいた貞明公主(チョンミョン コンジュ:정명공주)のところにやって来るチュウォン。どうすればいいのですか?民の動揺が尋常ではありませんと、貞明公主。
便殿に入る綾陽君。座れと言われても立って話すと答える。初めてかと問われ、私家で過ごしたのでとも。
もう少し見回ったらどうだ、今日のことも王宮に入ろうとしたことなのでなと、光海君。また、明が攻めてくるということをどこで聞いたのかと問う。
綾陽君が光海君と独対したという情報を入手するカン・ジュソン。犬が吠えたので今度は自分の番だ、金の威力がどうなのか見せてやれと、従者に告げる。
投書があった、自分のような憂国の士がいるのだと、綾陽君。殿下が失政するので命をかけてこの国の民を救うために出てきたのだとも。
お前がこの国の民と言ったか?内心では私の民と言いたいであろう?以前もそうだった、綾昌君の死に悔しいことなど無いと知っていて、わざと民の前で一芝居打った、私が知らないとでも?お前が抱く私欲を!と、光海君。
また、とぼける綾陽君に、あの時も今も見てやっているのだとも言う。さらに、『なぜだかわかるか?それはお前がなんでもないからだ。そうしてみてこそ、乙卯年その時のように誰もお前を王材と認定しないから』とも。
その当時の綾陽君は新しい王を立てるべきだと志高らかに立ち上がろうとしていたが、人が寄り集まったのは弟のほうだった。
そして光海君は、イェホとの交渉の余地があったものを台無しにし、民を恐怖に陥れたことを指摘する。さらに、『お前が何をしたかわかっているのか!』と、机を叩き憤る。
『けれど、綾陽君。それにもかかわらず私は、今日もお前を放すのだ。やはり同じ理由だ。お前がなんでもないからだ。わかったか?』と、光海君。
便殿からでた綾陽君。『なんでもないとおっしゃいました?伯父?わたしが?わたしが!』
すぐに戦争が起きるわけではないと、民を落ち着かせようとする貞明公主。
けれど、倭乱(ウェラン:왜란)の際にも官吏たちは戦乱はないから心配するなと言ったし、まっさきに都城から逃げた宣祖(ソンジョ:선조)の先例があるからと、聞く耳を持たない。
金介屎(キム・ゲシ:김개시)も母と慕う元尚宮から、街は阿鼻叫喚で派兵しない主上を非難していると聞かされる。
火器都監(ファギトガム:화기 도감)にやって来て事実を民に公表し、イェホと相対する火力があることも話すと、光海君。
けれど、すでに混乱に陥った民がそれを聞くでしょうか?と、チュウォン。この状況なら惜しいことだが派兵を決定しなければ無いのでは?と、ホン・ヨン。
それはできない、これは終わりではなく始まりだから、明は絶対に後金を越えられないゆえ、大陸の新しい主人は後金になる、明の圧迫が怖くてこの戦争に出たならその次は?後金の報復ではないのか?なのでこれは無意味な戦いになる、私は決してこの戦争で我が朝鮮軍の血を流す訳にはいかないと、光海君。
その会話を部屋の外で聞く貞明公主。
李爾瞻(イ・イチョム:이이첨)がカン・ジュソンを訪ねる。綾陽君を育てるつもりかと言うイ・イチョム。
そんな器ではないではないか、必要なことにだけ猟犬を呼んだだけだ、主上は持ちこたえられない、と、カン・ジュソン。
家が大変なことになっていると従者が綾陽君を呼びに来る。すると、志を共にする人々が多く集まっていた。
『こんなことだと思った、これでも、これでも私がなんでもないと?この綾陽君が!』と、綾陽君。
この状況に高笑いしているカン・ジュソン。そして、綾陽君がどこまでやるか高みの見物を決め込むつもりだ。
騒然としている街を馬で闊歩するイヌ。気に留めないでおこうと思ったが、従者が異質さに気づき伝える。挙火(コファ:거화)だと、イヌ。民が松明を掲げ派兵を王に直訴しようとしているのだ。
火器都監(ファギトガム)も警戒態勢を取る。光海君は直接説得しに行くと、危険を顧みず現地へと行く。挙火を鎮圧しようと兵が出動する。
挙火の中心には綾陽君がいた。挙火の参加者を無差別に殴る兵たち。その様子を目の当たりにする光海君。生きたいので派兵してくれと王宮に向かって切実に訴える民。綾陽君が去って行くのを目撃する光海君。
西人(ソイン:서인)も昨日の挙火の話をしている。光海君の独断さえやめ派兵すればいいのだと。明の最後の勅書が来て、来月までに派兵しなければ責任を問うとの内容だ、果たして責任とは何であろう?と、金瑬(キム・リュ:김류)。
都監の面々は派兵を是とする総意の連名状を書き、それを貞明公主に託す。
父王とは異なる王になると誓い、仁穆大妃(インモク テビ:인목대비)に王となる允許を受けた時のことを思い出している光海君。
また、領相・李德馨(イ・ドッキョン:이덕형)に自分の朝鮮は違うのだと言い、『これを皮切りに、我々が我々の力だけで勝つことができるとき、現状を我々の力で勝つ時、朝鮮はもはや辺境の小さな国ではないだろう。まさに朝鮮が万乗の国(天子の国)になるだろう』と。都監で語ったことも思い出す。
『異なるものだと言ったか?お前の朝鮮・・・異なるものだと。お前は異なる王になれると言ったか?』と、涙を流しながら自らに問いかける光海君。
そこへ貞明公主がやって来る。
華政(ファジョン:화정)第23話あらすじ後半に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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