商売の神 – 客主2015 第1話第2話視聴感想(あらすじ含む) チャン・ヒョク、ユ・オソン、キム・ミンジョン主演韓国ドラマ

スポンサーリンク

チャン・ヒョク(장혁)、ユ・オソン(유오성)、キム・ミンジョン(김민정)、ハン・チェア(한채아)、パク・ウネ(박은혜)主演のKBS2水木ドラマ

商売の神 – 客主2015(チャンサエ シン – ケクチュ2015:장사의 신 – 객주 2015)

の第1話第2話視聴感想(あらすじ含む)です。

 

商売の神 – 客主2015 キャスト・登場人物紹介 チャン・ヒョク、ユ・オソン、キム・ミンジョン主演韓国ドラマ

 

商売の神 – 客主2015

 

 

商売の神 – 客主2015 作品データ

  • 韓国KBS2で2015年9月23日から放送開始の水木ドラマ
  • 脚本:チョン・ソンヒ(정성희) 『近肖古王(クンチョゴワン)』『自鳴鼓(チャミョンゴ)』 、イ・ハノ(이한호)
  • 演出:キム・ジョンソン(김종선) 『広開土大王(クァンゲトデワン)』『大祚榮(テジョヨン:대조영)』
  • あらすじ:閉門したチョン家客主の後継者チョン・ボンサムが市場の客引きから始め、商団の行首(ヘンス)と大客主を経て巨商として成功する話

 

スポンサーリンク

商売の神 – 客主2015 第1話第2話視聴感想(あらすじ含む)

チャン・ヒョクほか主要キャストがでない初週ということで、残念ながら2日連続3位でした。

視聴率は第1話が6.9%、第2話が5.9%と低い数字です。

同時間帯のトップを独創するヨンパリは来週で終了となります。そのため、来週も数字の伸びはさほど期待できません。

その後は、いかに彼女は綺麗だった(クニョヌン イェッポッタ :그녀는 예뻤다)を追い抜くかに焦点が当てられますが、ファン・ジョンウムは常に10%程度は視聴率を獲得するため、激しい首位争いとなるかもしれません。

いずれにしても、チャン・ヒョクが出て来ないことには盛り上がりませんね~。

 

さて、初週の放送は終始チョン・ボンサムの父チョン・オスの周辺が語られました。第2話の終わり方からして第3話の途中からチャン・ヒョクが登場しそうですが、今のところは8歳なので子役が演じています。

時代は朝鮮末期で、1800年台の中頃あたりと思われます。ひょっとすると後期かもしれません。キャスト紹介に明成皇后の名が出てくるので、類推できます。

 

このころ、清(中国のかつての王朝)ではアヘンが社会問題になっており、ドラマ内でもその密貿易が禁忌であることを設定にしています。

この頃の清にはイギリスが積極的に通商にやってきており、清の文物を大量に輸入していました。けれど、イギリス側にはさほど売るものがなく、インドで栽培したアヘンを売ったわけです。

アヘンにより廃人が続出し、決済のための銀が大量に流出することで経済までもが疲弊した清は、当然ながらそれを規制します。輸入すれば死罪だと。

そのような情勢の中で、ドラマ内では『千家(チョンガ)客主』が罠にハマり、アヘン所持によりソゲの父が自害させられました。そして、ポンサムの父もまた、ソゲにより罠を仕掛けられたようです。

 

キャスト情報では敢えて解説はしていませんが、『千家客主』は現在の開城(ケソン)通称・松都(ソンド:송도)がホームタウンです。

かつての高麗(コリョ:고려)の都として栄え、朝鮮でも一時期はここが都だったこともありました。ファン・ジニを見た方なら、松都妓生(キーセン:기생)という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

漢陽(ハニャン:한양:現在のソウル)から、北へわずか70kmのところにあります。といっても、国境をまたいだ北朝鮮側なので、気軽に行くというわけには行きません。

 

一方で、六矣廛(ユギジョン:육의전)とは、漢陽で商行為を行う御用商人のことを指します。ソゲの父が今際に遺言としてそこに行くように話しました。

李祘(イ・サン:이산)でも取り上げられていたので、覚えている方も多いのではないでしょうか?

イ・サンの改革が道半ばで終わってしまい、それ以降改革らしい改革も行われていないため、イ・サン考に以前まとめたページを呼んでいただければ、全貌が見えるかと思います。

正祖イ・サンの商業改革の意図とは?

 

朝鮮の後期というのは現代にも共通得する俗物主義的においが漂ってくる時代です。

士農工商では一番格下の商人ですが、結局は財を成したほうが良い暮らしができるということで、幅を利かせ始めた頃なのです。(※朝鮮の士はソンビ/両班)

その辺りもドラマ内でしっかりと描写されることでしょう。

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント