ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후)の第19話感想&あらすじ前半です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 50話予定
- 第19話放送日と視聴率:2014年1月6日:視聴率:17.3% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
救出
拷問を受けていたスンニャンを救うワン・ユたち。そこにタファンもやってくる。『ヤンイを降ろせ。皇命だ!』と、タファン。無言で行こうとするワン・ユに、護衛たちが剣をかざす。
『ここを出た瞬間、お前たちは死ぬぞ』と、タファン。『スンニャンはもう宮女ではありません』と、ワン・ユ。そして、ヨンチョルの命だが防いでみろ、『どけ!』と凄み出ていく。拳を握るタファン。
スンニャンのことでヨンチョルに物申しに行くタファン。
そこにヨンチョルが出てきて、まさかあの女に恋情を抱いたのかと言う。『皇后がわたしの娘ということをお忘れなく』と言い舌打ちし、コルタにタファンを控えさせるように顎で指図するヨンチョル。何も言えないタファン。
重症のスンニャン。自分が看るからと、部下を下げさせ看病するワン・ユ。
『恐れるな、スンニャン。これからお前をわたしが守る。誰もおまえを苦しめることはできないようにする』と、スンニャンの額に手を当てるワン・ユ。
血書の件もスンニャンのことも、すべてがダメになったと、自分の不甲斐なさを嘆くタファン。
ペガンとタルタルを呼び、ヨンチョルとワン・ユが手を結んだことを告げるタファン。
ワン・ユがどうして密かにヨンチョルに会ったのか探ってくれ、あの二人が永遠に自分の前から消えればいいと告げる。
陛下のあの様子はヤンイ(スンニャン)のせいではないかとぺガンに話すタルタル。ヨンチョルとワン・ユの間に取引があったのでしょうとも言う。部下も含めてワン・ユの一挙手一投足を監視しろとペガン。
昨夜の出来事もあり、皇太后がタナシルリを尋ねる。そして、タンギセがどういうつもりで造反の心を抱いたのかという。それに対して、陛下と家族を離間させようとするなと抗議するタナシルリ。自分も我慢できないと。
親族間でも争うのが権力だ。子を産んでみろ、タンギセがヨンチョル以上にその子を脅迫することになるはずだ。その時になって初めてわたしの心情がわかるだろうと、皇太后。
さらに、懐妊をいつするかわからないのに、わたしの言葉がわかるはずもない、まずは子を設けよと嫌味を言う。
紅酒
ようやく起き上がれるまでに回復したスンニャンは片箭(ピョンジョン:편전:スンニャンが使う特殊な弓)を用意してくれとパク・ブラに頼む。かつてのスンニャンに戻り、ワン・ユに侍るというのだ。
ワン・ユは市場へ行き、とある薬を買っていた。尾行していたタルタルが先ほどの者達が買ったものは何かと薬師に確認すると、乾燥毒ヒキガエルの皮で麻酔薬だと言われる。さらに紅酒を買ったことも調べたタルタルは、ぺガンにそのことを伝える。
ヨンチョルの家へ行くワン・ユ。おまえの秘策を待っているのだというヨンチョルに対し、敵が望むものはなんでしょうと問う。自分の死でも望んでいるのだろうと答えるヨンチョル。それなら死んでみてくださいと言うワン・ユ。
怒るタンギセ。ワン・ユは説明を始める。ウソの死を装い、忠誠を誓う者と背信するもの見極め、敵をあぶり出すというのがワン・ユの作戦だ。
そいて、西域で買った紅酒だ、これを飲めば敵をだます手立てがわかるぞと、タンギセに盃を差し出す。それを飲み干したタンギセは少しして苦しみ気を失う。半日すれば目を覚ますと説明するワン・ユ。意図を理解したヨンチョルは不敵な笑みを浮かべる。
兵法に借刀殺人という言葉があるだろうと、部下に話すワン・ユ。まさに、借りた刀で人を殺す術数だ。
ワン・ユたちが皇宮に戻ると、スンニャンが弓を射ていた。何をしているのかと、スンニャンの身を案じるワン・ユ。そして、部下たちがいるにもかかわらず、スンニャンの頬を両手で挟む。
男でも耐え難い拷問にあったのにとワン・ユ。このぐらいはなんでもないと答えるスンニャン。
強がらなくてもいい、辛ければ辛い、痛ければ痛いと言えと、ワン・ユ。『ばかみたいに一人で我慢するなということだ』と、続ける。
タファンの計略
スンニャンが心配でもあり、自分のそばにいないことにも落胆し、食事が喉を通らないタファン。コルタが、もうこちらの人ではないと言うも、その事実を受け入れたくないタファン。
タンギセは回復したものの、万が一を考えて、この策は取るべきではないという。まだ、ワン・ユを信じられないのだともいう。それなら、他に策があるというのかとヨンチョル。そして、ワン・ユの知恵を褒める。
タファンはその薬を飲んでヨンチョルが目を覚まさなかったどうなるのか?本当の毒薬だったら?と、ぺガンに問う。そして、そうすればワン・ユの罪も問えるため、そうして二人を殺せと命じる。
酒をすり替えるのは危険だというタルタルだったが、お前たちがやればいいと言うタファン。どうやってでもやれという。そうしてスンニャンを手に入れようというのだ。
皇帝を助けることが殿下のためになると思って、血書を探したりしたことを怒っているかと、ワン・ユに問うスンニャン。
『おまえのように言うことを聞かない奴は初めて会った。確かに、最初に会った時からそうだったな。わたしをこうも必死にさせる人は、おまえが初めてだ。それで、わたしにとって特別なのかもしれないが・・・わたしと行くところがあるから、早く食べろ』と、ワン・ユ。
行く場所とは高麗の特産品を扱う市場だった。楽しく行こうとしている彼らを見て、スンニャンが元気になったことを確認するタファン。
ノリゲを土産にホンダンとノ尚宮に会いに行くスンニャン。そこで、血書を持っているのは、わたしに惚れていたカッコ悪い宦官だったと、ノ尚宮から聞かされるスンニャン。
チョッコかと問うとそうだと答えるノ尚宮。けれど、居場所までは特定できなかった。
チョッコはやはり高麗村の村長だった。普段はかつらと付け髭で正体を隠している。ヨム・ビョンスが村長の部屋へ行き、何かを探ろうとしている。その様子に気づきヨム・ビョンスを抑えこむ村長。
ヨム・ビョンスはひげはどうしたのかと問う。そのことはそれ以上追求せずに流してしまったが、自分も武芸をやるのにあの様子は只者ではないと、ことさらに疑い始める。
奇皇后 第19話後半へと続く
- 奇皇后OST Part.1 刺の愛(カシサラン:가시사랑) 4men
- 奇皇后OST Part.2 愛の風(サラン パラム:사랑 바람) 왁스(Wax)
- 奇皇后OST Part.3 愛しています(サランハムニダ:사랑합니다) XIA
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント