ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第44話感想&あらすじ1/3です。
あらすじは韓国での放送時のものです。
- 放送開始日:2013年10月28日
- 放送局と曜日:MBC月火ドラマ 51話
- 第44話放送日と視聴率:2014年4月7日:視聴率:24.3% 視聴率推移 → 韓国ドラマランキング
奇皇后あらすじ
剣を抜くタファン
大都内を押送されるワン・ユたち。奇貴妃も同罪だとの民衆の声。
『貴妃を殺せだと?どうして民は貴妃を殺せというのだ?』と、タファン。ワン・ユと貴妃が徒党を組んでいると見ているのだとコルタ。そんなことはないと、タファン。けれど、民心が尋常じゃないとコルタ。
影で民心を煽っている者がいる、皇太后と大丞相が煽っていると、スンニャン。また、自分の危機に際し助けてくれるものはだれだと、パク・ブラに問う。三公以下、行省主や高官や将軍がいると答えるパク・ブラ。
今まで戦ってきた権力というものを、今度は使う時が来たようだと、スンニャン。まだ時期尚早だが、自分も黙っていることはできないと、続ける。
スンニャンを救うために剣を抜かなければならない、ワン・ユが到着次第殺さなければならないと、タファン。
『高麗王を活かします。それがわたしが生き我がアユを守ることなのです』と、スンニャン。そこにホンダンが入ってきて、ワン・ユの到着を知らせる。
剣を抜き近づくタファン。階上に到着しその光景を見て驚くスンニャン。自分の偉大な夢を踏みにじった大罪のため、生かしておく訳にはいかないと、剣を握る手に力を込めるタファン。
自分たちから先に殺せと、パン・シヌとムソンがワン・ユの前に出る。タルタル、スンニャン、皇太后が次々に出てきてタファンを諌める。
絶対にワン・ユだけが起こしたことじゃない、共犯者も共に処断しなければならないと、皇太后。それは私のことを言っているのですか?と、スンニャン。そう残念がるな、私の考えではなくこの国の民の考えだと、皇太后。
自分が疑われたからには、事件をしっかりと調べた上で、高麗王の処断を決めてくれと、スンニャン。状況に抗えず剣を地に刺し居所に戻るタファン。
自分の言いつけを守らず出てきたスンニャンに怒りをぶつけるタファン。自分の前でワン・ユをかばうなとも言う。『私の悔しさは誰が晴らすというのですか?』と、スンニャン。
『その悔しさ、どうして出来たと思う?』と、タファン。『どういう意味ですか?』と、スンニャン。顔を背け、お前とワン・ユとが世間の噂になるのが我慢できないと、タファン。自分を疑っているのかと、スンニャン。そして、自ら解決すると言い去る。
行くなと言うタファンに対し無視して去っていくスンニャン。狼狽したタファンは酒を持って来いと言う。
その後、物品を運んできたヨンビスに、ワン・ユは無事だ、連絡を待てと、耳打ちをするスンニャン。その様子を見るタルタル。
ワン・ユに対して拷問を行うぺガンとタルタル。『長い話はしない、共犯者は誰だ?』と、ペガン。証拠から見せろ、してもないことに共犯者はいないと、ワン・ユ。
そこに皇太后がやって来て独対したいと言う。もともとぺガンの征服戦争には無理があったし、公の行動も理解できる、公は許せるが共犯者は許せないと言い、復位とスンニャンを天秤にかけさせる。
スンニャンにすべての罪をかぶせるのが唯一公が助かる方法だ、私と手を組もうと、皇太后。自分を見誤ったと、その提案めいた脅迫を断るワン・ユ。死を恐れない人がどこにいるか?考えが変わることを期待して待つという皇太后。
マハの秘密を暴露するスンニャン
スンニャンは自分の支援者を集める。けれど、彼らから出てきた言葉は、今回は助けることはできない、むしろ高麗王を捨てろというものだった。
『高麗王を捨てるということは、この私を捨てるということです。私を裏切るということですか?私が、この皇宮内のとんでもない秘密をお教えしましょう。いま皇太后が庇護しているマハ皇子、陛下の子供ではありません』と、スンニャン。
タナシルリが外から連れてきた子でその証拠もあると続ける。あまりのことに言葉も出ない三公たち。自分がどうして大金を与え地位に就かせたのか、それは我が子アユシリタラが皇帝になった時に忠誠を望むからだと、スンニャン。
さらに、今その力が必要で、助けてくれというのではなく、必ずしてくれというのだと続ける。そして、躊躇している彼らに、理解ができない方は前に出てくれ、家に送るからと、婉曲した脅迫をする。
『我々がどうすればよいのか、命を下してください、貴妃様』と、オ太師。
ワン・ユへの拷問は続く。石を膝の上に3枚乗せ、更には目を鉄ゴテで焼こうとするペガン。そして、部下たちの口からスンニャンが内通者だということを言わせようとするが、ワン・ユは絶対にそのように言うなと言う。
さらに、ニセの証言をさせ、ニセの証拠を作るとは、武人として恥ずかしくないのか?と、ワン・ユ。陛下とこの国のため恥ずかしいことはないと、コテを近づけようとする。
けれど、三公たちが大明殿前で偽帳簿とワン・ユの無実を訴え始めたため、拷問は中止される。タファン、ペガン、皇太后もそこに集まる。
オ太師は、高麗の参知政事(チャムジジョンサ: 참지정사 )キム・スンジョから、帳簿を操作したという密書が届いたことを告げる。どうしてそんな密書をあなたに送ったのか?と、皇太后。
そこにスンニャンがやって来て、理由は直接キム・スンジョに問えばいい、真実を明らかにするのは彼しか居ない、すぐにでも召喚命令を出してくれという。
そのようにしろと命ずるタファン。けれど、その間はワン・ユに飲食はさせないという。スンニャンが反対しようとするも、自分の忍耐を超えた慈悲だからこれ以上言うなと言うタファン。
奇皇后 第44話2/3へと続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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