ハ・ジウォン(하지원)、チュ・ジンモ(주진모)、チ・チャンウク(지창욱)主演の韓国ドラマ
奇皇后(キ・ファンフ:기황후:きこうごう)の第6話解説(あらすじ含む)です。
奇皇后 キャスト・登場人物紹介(改訂版)
注意事項
おかげさまで当ブログは奇皇后ファンの多くの方々に閲覧して頂いております。
ブログの閲覧の際に、一つだけ注意事項があります。
当ブログで扱っているあらすじは、韓国でのオンタイム放送直後にアップしたものばかりです。そのため、内容をうまく咀嚼できずに的はずれな訳になっていたりすることが多々あります。
また、基本的に直訳系のあらすじなので、意訳系の字幕を施している放送と、なんだか内容が違う気がすると感じることも多いかもしれません。
そのため、日本語もちょっと変です。できるだけ韓国語のニュアンスを日本語で伝えようとしているためです。そのためプロは意訳を行うのでしょう。
さらに、書きっぱなしにしていることも多く、あとで見返すと誤字脱字のオンパレードということもあります。
この辺りの事情を勘案して、ブログを閲覧していただければ幸いです。プロだと許されないミスもそれなりにあると思いますが、アマチュアなのであしからずご了承ください。
なお、奇皇后のあらすじについては、放送直前か放送中におかしな表現や誤字を直しています。多い時は10数箇所近く手直しすることも・・・
予習をされる方も多いようですが、その場合にはやたらとそのあたりの瑕疵が目に付くかもしれません。
あまり気にされませんように!
タファンは本当に大青島(テチョンド)に流刑となっていたのか?
韓国時代劇はファンタジーであり、少なからず都合の良い様に脚色されているということは、韓国時代劇ファンには周知の事実だと思います。
だからこそ、『本当はどうだったの?』と、歴史マニア的欲求も掻き立てられるのですが、今回はタファンの流刑先の大青島(テチョンド:대청도)について触れたいと思います。
大青島は現在の北朝鮮にある島で、当時の高麗(コリョ:고려)の首都・開京(ケギョン:개경)から直線距離にして166kmのところにあります。
開京は現在の開城(ケソン)で、こちらも現在の北朝鮮内にあります。
ニュースなどで、『開城工業団地』という言葉を聞いたことがありませんか?韓国が支援して工業団地を作っている場所なのですが、ソウルから53kmしか離れていません。
さて、タファンは実際に大青島(テチョンド)に流刑となっていたのでしょうか?
この事自体は史実です。たしかに彼は大青島に流刑となっていました。1320年生まれのタファンですが、1330年に母が殺され、その後にまず大青島に流刑となりました。
けれど、その後、中書省静江(現在の中国の広西チワン族自治区桂林)に移送されています。はい、あの風光明媚な桂林です。
言葉だけではよくわからないので、地図で確かめてみましょう。
桂林は当時の元の首都・大都(現在の北京)から約1750kmも離れた場所にあります。
ドラマのように大青島(テチョンド)から大都に戻れば海路と陸路で結構早く戻ることができますが、桂林からだとかなりの日数がかかることがわかるかと思います。
というわけで、ここまでドラマで描かれた内容はほぼフィクションです。大青島での皇太弟(ファンテジェ)暗殺未遂事件などは起きていないし、ヨンチョルが高麗入りもしていないのです。
第6話には、史実として重要な訂正事項があるのですが、それは次回解説しようと思います。
奇皇后第7話解説(あらすじ含む)に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント