朝食。
カップにカケを見つけてしまうヨンジュン。
そんな日は悪いことが起きるというジンクスを持っている。
その後、歩いていてヒールを引っ掛けてしまうミソ。
これはミソにとって良くないことが起きるジンクスだ。
自分はそんなの信じないと、カラスを見たりしたが何もないと話すパク社長。
後輩のキム・ソンギが肺がんだと話すヨンジュン。
直後にパク社長の元妻から電話が入る。
先日は自分を思い出してレストランに来ていたのかと思い、謝罪の電話をしてきたのだ。
しかもカクテルを飲もうとの誘い付きだ。
けれど、ソンギが悪くて病院に行かなきゃいけないと言ってしまう。
すると、元妻は電話を切る。
キム・ソンギのことだったのだが、ソンギ(性器)のことだと思われたのだ(汗)
大事なメモをシュレッダーにかけてしまい涙目のキム・ジア。
そこにやってきて、ボールペンで書かれたものだけを取り出し、見事に再生させるコ・グィナム。
しかも、素晴らしい記憶力で大事な数字を補いもする。
すっかりコ・グィナムを見直すキム・ジア。
カフェ。
イ・ソンヒョンという名前をどうして変えたの?それに、作家さんはどのようにして間違った記憶を持つように?と、ミソ。
答えづらく答えないヨンジュン。
コーラのペットボトルを渡し、一人で飲んでとヤン秘書。
ポン課長が飲み進めていくとマジックで書かれたメッセージが出てくる。
ポン課長、かわいい、僕たち、付き合う?
このコーラはなんなのよ!と、笑いが止まらないポン課長。
競合のデパートにやってくる二人。
マグカップをプレゼントするミソ。
新婚夫婦に人気のあるセットを勧められ、すぐに買うと、ヨンジュン。
新婚夫婦という言葉に反応したので。
けれど、ミソにたしなめられ諦める。
ヨンジュンもまたミソのジンクスを解決する案を考えていた。
全社員にシューズを履かせる、歩くことをやめさせベテラン運転手をつける、新しいヒールをプレゼントするという案があり、やりすぎの1・2番を断り3番を選ぶミソ。
二人が会社に帰ると、ヨンジュンの両親が来ていた。
ヨンジュンが記憶を失ったふりをしていた件だ。
そのことに罪悪感を感じる両親。
どうしてなのか知りたいと、イ会長。
ソンヨンに連れられて再開発地区にやってきたソンヒョン。
飲み物を買ってくると言ってその場を離れるソンヨン。
その後、例の女性に出くわし、おそらく薬入りの飲み物を飲まされ拉致されたのだ。
ソンヨンは罪悪感から自分の立場とソンヒョンの立場を無意識のうちに入れ替える。
だから、ソンヒョンの部屋も自分の部屋だと思いこんで使っていた。
ソンヨンの攻撃的な態度により、当惑から無念さと憤りを覚えたソンヒョン。
すべてを経験したのは自分で、今もつらい思いをしているのに加害者扱いされたからだ。
けれど、ソンヨンを精神病院へ送るとイ会長が言い出し、チェ女史が死にたいといい出したため、ある朝気絶したふりをして、部分的な記憶喪失のふりもしたのだった。
ソンヒョンにとって死はまさにあの女性の死で、あまりにも鮮明に記憶に残っていた。
その時は、そうすれば皆が生きていけると思っていたと、ヨンジュン。
全て自分のせいだと、チェ女史。
私達の誤りだと、イ会長。
理解しますと、ヨンジュン。
自分たちを攻めていいとの母の言葉に涙するヨンジュン。
帰り際、ミソに対して、うちのヨンジュンをよろしくねと、チェ女史。
心配なさらないでください、奥様と、ミソ。
ミソが話しかけてもほぼ無反応のヨンジュン。
ソンヨンがフランスに戻り当分帰ってこないだろうと聞かされていたからだ。
ソンヨンに会いに実家に戻りヨンジュン。
なんの用だ?と、ソンヨン。
結局選択したのはまた逃亡なのか?と、ヨンジュン。
なに?そうだ、お前の目にはオレは弱く情けなく見えるんだな、だからその時もそんな傲慢な決定をしたんだろ?お前はその時、オレを信じてくれなければまらなかった、オレが自ら勝てると信じてくれて、最後までオレと戦ってくれなければならなかった、真実を隠さずに!・・・
その状況を整理できるのは賢いお前だけだと思い、記憶を失ったふりをしたのだろうが、オレは!お前のその傲慢な判断のせいで、お前を憎んで、オレ自身を哀れと感じたけど、オレの人生の半分を使ったんだ、わかるか!と、ソンヨン。
すまない・・・オレはオレが記憶を失うのが最善だと思ってた、兄さんを混乱させたイ・ソンヒョンという名前の代わりにイ・ヨンジュンという名前で生きて、全て問題なく行くと思ってた、オレ一人犠牲になれば、問題なくなると・・・
だけど今日、半生を罪悪感で生きていたという母さんの言葉を聞き、不意にこんな気がした、苦痛であってもその時皆で克服しなければならなかったんじゃないか?って、それが家族じゃないか、兄さんの言う通り、オレが傲慢だった、自ら生きることのできる機会を投げ捨てて、すまないと、ヨンジュン。
お前は、オレを許せるのか?そのように長い間お前を苦しめたオレを?と、ソンヨン。
過ぎし日が苦しくなかったかと言えば、それは嘘だろう、けれど、兄さんのせいじゃなかった、その日そのことで受けた衝撃が大きかっただけさ・・・
はじめから兄さんのせいで苦しかったんじゃないから、許しだとかなんだとか、することはないじゃないか・・・だから兄さんも、大変だろうが、苦しみはすべて下ろして楽にしてくれたら嬉しい・・・オレでない兄さん自身のためにと、ヨンジュン。
すまない・・・その時オレは、自分ではないようにしたんだ、そうすれば生きていけそうでと、無意識のうちに自分でない自分になってしまったことを泣きながら詫びるソンヨン。
外で待っていたミソ。
夜。
ワインを飲む二人。
真実により好転したことを話すヨンジュン。
それに対し、正直さほどに良いものはないと、ミソ。
本当にそう思うか?それなら・・・今の気分を正直に話してもいいか?と、ヨンジュン。
そして、ミソにキスをする。
今夜は、そのまま送りたくはない・・・。
ミソのブラウスのリボンを解く。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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