ユン・ウネ(윤은혜)、イ・ドンゴン(이동건)、チョン・ヨンファ(정용화)、ハン・チェア(한채아)主演の韓国ドラマ
未来の選択(ミレエ ソンテク:미래의 선택)
最終回(第16話)あらすじ(ネタバレ含む)&視聴率情報です。
未来の選択 キャスト・登場人物(1・2話あらすじも韓国ドラマランキング内)
- 放送開始日:2013年10月14日
- 放送局と曜日:KBS2月火ドラマ
- 第15話放送日と視聴率:2013年12月3日 視聴率:4.1%
左から役名で、パク・セジュ、ナ・ミレ、キム・シン、ソ・ユギョン。
視聴感想
未来の選択の全16話が終わりました。俳優陣も視聴者も不完全燃焼だったことでしょう。他の韓国ドラマにも共通することですが、ラブストーリーや愛憎劇のレベルは、おそらく世界でも有数なのですが、他の要素が入ったりすると、極端にストーリーテリングのレベルが下がってしまうことが多いですよね。
未来の選択もその傾向が多分にありました。結局、このドラマで言いたかったことがなんだったのか、いまいちはっきりしませんでした。未来は現在の選択によって開けていくということが言いたかったのだとは思いますが、それを物語るフックとなるシーンが無く、だらだらとした感じが否めませんでした。
そしてエンディングもそれを助長するオープンエンディングでスッキリしませんでしたね。最後に写真を見るシーンでキム・シンが写っていたりすると印象は違ったのですが・・・。
また、平行宇宙という設定なので、ミレとおばさんミレは別人のはずなので、最後に開けたパンドラの箱は、当然ながら未来には存在しないはずなんですよね~。
どうしても視聴率通りの評価になってしまいますが、個人的にツボだったのはおばさんミレとナ・ジュヒョンの関係でした。タイムマシーンに乗る寸前のシーンなどもほろっと来てしまいました。演技がしっかりできる役者のシーンはいいものです。だからこそ、脚本が悪かったとも言えます。
あらすじ
テグクグループの加湿器の事実を書いた原稿も渡され、決断を迫られるキム・シン。一方のおばさんミレは、倒れ病院に担ぎ込まれている。
意識のない状態で未来に連れて行くと命の危険もあるというミスターブラックたち。ナ・ジュヒョンはこのままここで住んではダメかとミスターブラックに問う。
どうしておばさんは倒れたのかと問うセジュ。そして、未来から来たことは信じられないという。ミレは幼い時にわかれた双子の姉にに会ったようで、おばさんも辛ければ自分も辛いという。ミレに対して『休んで』と言い病室を退出するセジュ。
キム・シンは結局テグクグループのことをニュース内で話さなかった。記者たちは失望する。
ミレは被害者の父のところへ取材にいく。薬などの記録を撮っていた父は、話を聞いてくれるだけでもありがたいという。
幼い息子をこんなに早く逝かせたことが恥ずかしいという父親は、本当に恥ずかしいのはテグクの奴らだという。未だにスーパーで加湿器を売っているのは殺人者じゃないかと。
おばさんミレが目覚める。駆けつけたミレを見て驚く。おばさんミレは一時的な記憶喪失と痴呆の可能性もあるという医師。そして、一番幸せだった頃に戻っているともいう。32歳だからおばさんじゃないし、ミレがすごく自分似ていて怖いと兄ナ・ジュヒョンいうおばさんミレ。
ミスターブラック2はキム・シンが心肺蘇生を受け死ぬこともなく、今もおばさんミレに切に会いたがっているという。ミレは『全て忘れたいほど苦しかったの?いや、戻るのがイヤでそうなの?』と、寝ているおばさんミレの髪を撫でる。
顔合わせ
ミランダに呼ばれて顔合わせをするミレと、ナ・ジュヒョン。いきなり、『結婚の日取りを決めましょう相舅』と言われ水を吹くナ・ジュヒョン。噂ばかりが先に行くのが許されないというミランダ。
早く家に入って修行しなければというミランダだったが、ナ・ジュヒョンはミレはだいたいのことはできるから、まずは婚約をさせてはどうかという。
顔合わせが終わったあと、セジュは、もっと勉強したいという考えはないかと問う。
おばさんミレはキム・シンが来ないことを不思議がる。
キム・シンとおばさんミレ
ユギョンがキム・シンに会いに行く。そしてヒギョンの前で元カノだという。国費奨学制度の申請のために、推薦状を書いてほしいと言って来たのだ。そこに、おばさんミレから連絡が入る。監禁されて怖いから来てくれないかと。
看護婦に事情を聞き接するキム・シン。おばさんミレから、事故のあとに花束を持って毎日お見舞いに来たというミレの話を聞くキム・シン。どうしてよそよそしいのかとも問うおばさんミレ。
『ナ・ミレさんは、そうやって過去を逃げて捨て、私は自らの道を逃げ、わたしもあなたもそうやって捨て去ったのに、今自分たちを見ると、相変わらず自分の場所にいると、考えてしまいますね』というキム・シン。
『運命から抜けだそうとすること自体が、未だに運命にとらわれているという話です』と、おばさんミレ。そして、『キム・シンさん、明日も私に会いに来てくれるでしょ』という。
未来のキム・シン
キム・シンは加湿器被害者の父に放送してくれと言われるが、そっけない態度をとってしまう。おばさんミレがかつて言っていた話を思い出す。自分たちの息子だと言っていた話だ。
そんな時に、『あなたのせいで人生を滅ぼされた人だ』と、初老の男性がやってくる。『見てわからないか?35年後の未来からやって来た』というその人は、未来の自分だった。
すべてを失ったというその男性は、35年前に戻ったらどのような選択をするだろうか?その結果が私だという男性。そして、一瞬目を離した隙に消えてしまう。妻も亡くなり、息子も去りと言っていたので、おばさんミレが言っていた未来とも少し違うようだ。
FACTを伝えるキム・シン
ニュースの時間。クロージング前の時間にキム・シンは一瞬だまり、ついにテグ区グループの加湿器について話し始める。 ダメだと騒ぎ始めるおばさんミレ。YBSでも騒然としている。アンカーとして言わなかったことを謝罪するキム・シン。被害者の父は感謝する。
NTNの上層部は怒り心頭だ。けれど、スタッフたち若い社員は皆キム・シンに深々と頭を下げる
ヒジョンも怒っており、自分を裏切ったことも含めて違約金2倍どころではなく、それ以上だという。キム・シンは契約書に『FACT(真実)に基づいたニュースをする』という項目があると指摘する。
おばさんミレはキム・シンに会わなければと錯乱状態になり、鎮静剤で眠らされる。その後、正気を取り戻すおばさんミレ。
ミレは未来でキム・シンが生きていると聞かされ喜ぶが、おばさんミレはどうやって会えばいいかわからない、そればかりか現在のキム・シンにもひどいことをしたと泣く。間違ったことがあるなら許しを請えばいいじゃない、私がなんでもしてあげるから心配しないでというミレ。
未来の選択 最終回(第16話)につづく。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント