イ・ビョンホン)、キム・テリ、キム・ミンジョン、ユ・ヨンソク、ピョン・ヨハン主演のキム・ウンスク脚本によるtvN韓国ドラマ
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인)
の第23話視聴感想(一部あらすじ含む)です。
ミスター・サンシャイン(미스터 션샤인) 作品データ
- 韓国tvNで2018年7月7日から放送開始の週末ドラマ
- 脚本:キム・ウンスク(김은숙) 『トッケビ』『太陽の末裔』『シークレット・ガーデン』
- 演出:イ・ウンボク(이응복) 『トッケビ』『太陽の末裔』
- あらすじ:辛未洋擾(シンミヤンヨ:신미양요:1871)時に軍艦に乗船しアメリカの地を踏んだある少年が、アメリカ軍人の身分で、自分を捨てた祖国である朝鮮に戻り駐屯し、そこで起きる出来事を描いたドラマ
ミスター・サンシャイン 第23話視聴感想(一部あらすじ含む)
ついに最終週に突入しましたね~。
まずは視聴率を見てみましょう。
15.419%と土曜日としては初めて15%を突破しました。
日曜日放送の最終回では、どのくらい数字を伸ばすのでしょうね?
最低でも17%台、できれば18%台に乗せたいところです。
トッケビ越えは難しいかな?
※ブルーがトッケビ、ピンクがミスター・サンシャイン。17話以降トッケビは横一線となっていますが、トッケビは全16話です。比較しやすいように、そのように表示しました。
首都圏視聴率も含めたグラフはこちら → 韓国ドラマランキング
トッケビの視聴率グラフはこちら → トッケビ 視聴率 第15話16.917%、最終回18.680%でケーブル系1位 20170121
ヒナ、死んじゃった・・・
影のあるキャラクターなので予想はしてましたが、死んじゃいましたね、ヒナ。
これで、主人公5人のうちの一角が崩れました。
残る4人はどうなるのでしょうね~。
やはりサッド・エンディングなのでしょうか?
『ミスター・サンシャイン』では、他のキム・ウンスク作品と異なり、多くの人が死んでいます。
通常であれば、涙がでるところですが、なぜだか涙は出てきません。
ハマン宅やアボムが囮になって死んでいったシーンでも、美しく撮影しすぎているからか、感情が揺さぶられません。
ひょっとすると当時の大韓帝国の悲哀や諦めがすでに視聴している自分を覆っていて、起きてしまった出来事を淡々と脳内で処理しているのかも知れません。
ヒナの死に関連して、今回の演出にはものすごく引っかかりを感じました。
導火線に火をつけたエシンが、逃げようとしていたヒナの髪を掴んでいた日本兵を射殺します。
それから、すでに火をつけたので急いで下さいと伝えて逃げるわけですが、ここで、悠長にもエシンは立ち止まって話しをしました。
時間にして4・5秒。
いつ爆薬が炸裂するかわからない状況で、火をつけた当事者がこのような行動を取るでしょうか?
仮に4秒としましょう。
女性の足でも少なくとも20mは余分に逃げることができます。
状況を一番良く把握しているエシンは、ヒナの手を掴んで逃げながら話すというのが自然な行動ではないでしょうか?
たとえ、結果的に爆風の影響から逃れられなかったとしても・・・。
まさに、画竜点睛を欠く、非常に残念な描写でした。
どうなる最終回?
大韓帝国の未来に待っているのは間違いなくサッド・エンディングです。
流石にこの史実をひっくり返すことはないでしょう。
問題は残る4人の運命です。
ユジン・エシン・トンメの3人は大韓帝国と運命をともにして、ヒソンだけが生き残るのかなと思っても見たり。
記録を残すことを生業とした彼が、この時代に生きた者たちの記録を綴り続ける流れはごく自然です。
視聴者の意向としては、ユジンとエシンがニュ-ヨークに渡り、幸せな家庭を築くというものかもしれません。
また、1945年・1950年を経て大韓民国の樹立まで独立運動の志士として行動を続けていくことで、未来への光を演出する可能性も否定できません。
個人的にはトンメが僧侶になるのもありかなとも。
ま、予測しても不毛なんですけどね・・・(笑)
今でこそエンディングを上手くまとめられるようになったキム・ウンスク作家ですが、『パリの恋人』のときには、盛大に視聴者を裏切った実績(前科?)があります。
なので、どの手を使ってくるか、キム・ウンスク・ウォッチャーにも見当がつきません。
どちらに転んでも、美しいエンディングになることを願うばかりです。
例のごとく、あらすじはボチボチとやっていきます。
最終週分は2週間位かかるかも?
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント