チュウォン(주원)、シム・ウンギョン(심은경)主演のKBS2月火ドラマ・ネイルもカンタービレ(ネイルド カンタビルレ:내일도 칸타빌레:のだめカンタービレ韓国版)
が本日(2014年10月13日)22:00からスタートします。
キャスト情報をまとめていると、マンガや日本版のドラマを思い出して、なんだかウキウキしてきました。
そして、韓国版にも原作へのオマージュが少なからず散りばめられていることに気づきます。
登場人物の名前にオマージュ
『のだめカンタービレ』は原作のキャラが凄く際立っていて、それにドラマも追随して共に完成度の高い作品でした。
キャスト情報を作成していても、日本版の俳優の顔が逐一浮かぶんですよね~。韓国版でも、そんな日本版のイメージをしっかり踏襲している気がします。
韓国にも多くの原作やドラマのファンが居るので、あまり余計な変更は加えない方向で作られるのでしょう。もっとも、蓋を開けてみないとわかりませんが、今のところそのような印象を受けます。
特に、『やるな~』と思ったのがこの二人の名前です。
マ・スミン(마수민)ですよ!マ・スミン!
マスミン、マスミ、真澄ちゃんです。
このような名前の付け方は、原作が好きじゃないとやらないでしょうね~。
そして、サエコが演じていたコントラバス奏者・佐久桜に対応するのがチェ・ミニ(최민희)です。
原作と同じようにコントラバスが歩いているようなミニサイズの女子学生という設定です。
わかりやすくミニという名前をつけてるところが面白いですよね。
『のだめ』→『ネイル』のシム・ウンギョンは結構ハマりそうなのですが、『千秋』→『ユジン』のチュウォンが、宣材を見る限りではハマってない感じなんです。
演技を見ないことにはなんとも言えませんが、玉木宏の印象がすでに脳裏に定着してしまっているので、特に日本の視聴者は、そこから離れるのに苦労しそうです。
チュウォン自体はしっかりと演技ができるタイプなので、単なる懸念に終わればよいのですが・・・。
ミルヒことシュトレーゼマンも、宣材を見る限りではパンチが弱そうです。
もっとも、日本版の竹中直人があまりにもパンチがありすぎて、あのキャラを楽しんでしまったからですが・・・。
ところで、フランツ・シュトレーゼマンって、韓国式だとプランチュ・シュトゥレジェマン(프란츠 슈트레제만)となるのですよ。
音的に全く別人ですよね(笑)。未だに韓国での外来語の発音には悩まされます。
あらすじはそれなりに
現在のところ、水木ドラマは完全に捨てドラマになっているため、視聴が月火の3作品に偏っています。
夜警日誌(ヤギョンックン イルジ:야경꾼 일지)があと2週で終了するので、一応最後まであらすじおこしをしようと思っています。
問題は秘密の扉(ピミルエ ムン:비밀의 문)なんですよね~。すっかり溜まってしまいました。
このドラマは、脚本家がムキになって難しい言葉をチョイスしている感があるのです。『私はこんな難しい言葉も仕えるのよ!』的に。
これが実験的な試みなのか脚本家のエゴなのかは定かではありませんが、おそらくはそれが視聴者に嫌気されているのでしょう。
ドラマの構成自体はしっかりできているのに、一般的な視聴者の視聴能力を超えているので、もう少し簡素な言葉を使わないと、この先も厳しそうです。
このような作風ですので、訳すときにも一言二言に詰まってストップしがちです。無視して突き進めばよいのでしょうが、ついつい歴史物だと調べてしまうのですよね~。
少し簡素に仕上げる方向で、早めにアップしようかなとも思っています。
ネイルもカンタービレ(ネイルド カンタビルレ:내일도 칸타빌레)は、あらすじをアップするまでもない気がします。日本版や原作を見ていれば、絵面さえ追えば内容はわかるのだと思います。
とりあえず、4話までは『夜警日誌』とかぶるので様子を見つつ、おもしろそうなら文字数を増やす方向で行こうと思います。
ここのところウィークリードラマは視聴率が低迷しているので、そろそろ風穴を開けて欲しいところですね。
昨年のこの時期は、『相続者たち』がスタートした頃なので、その再来を期待したいのですが、どうなるでしょう?
ちなみに、『のだめカンタービレ』を模倣したと言われている、キム・ミョンミン&チャン・グンソク主演の6年前の作品、『ベートーベン・ウィルス:베토벤 바이러스』は、平均で17.8%、最高で20.3%を記録しました。
『ネイルもカンタービレ』は原作を再現する作品なので、それを超える視聴率を期待したいところです。ただ、最近は視聴率が出にくい状況なので、平均15%いけば大成功といえるでしょう。
とにかく期待したいです!
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント