イ・ジョンジェ主演韓国ドラマ・イカゲーム(オジンオゲイム:오징어 게임)。
先日一気に視聴したので感想や考察も含めて、ちょっと斜めから分析してみます。
詳しいレビューなどは他所でやっているでしょうから、そこは割愛します。
イカゲーム(オジンオゲイム) 作品データ
- 2021年のNetflixドラマ
- 脚本:ファン・ドンヒョク(황동혁) 『トガニ』『南漢山城』ほか
- 演出:ファン・ドンヒョク(황동혁) 『トガニ』『南漢山城』ほか
- あらすじ:456億ウォンの賞金がかかった謎のサバイバルに参加した人々が最後の勝者となるために命がけで極限のゲームに挑む物語を描いたネットフリックスシリーズ
イカゲーム(オジンオゲイム)の率直な視聴感想
結論から言うと普通でした。
世界83カ国で1位との触れ込みがなければ最後まで視聴しなかったか、暇つぶしに視聴したかというレベル。
韓国ドラマや日本の漫画に慣れ親しんでない人が見るとひょっとすると新鮮だったのかもしれませんが、ドラマ&まんがフリークとしてはストーリーに既視感がありました。
日本での書き込みに多いのは『バトルロワイヤル』と『カイジ』を足して2で割った感じとの感想。
この2つがヒット作なだけに影響を受けた作品が少なからず存在しているため、一日本人男性にとっては新鮮味がなかったのです。
ムクゲの花が咲きました
ムクゲの花が咲きました(ムグンファ コチ ピオッスムニダ:무궁화 꽃이 피었습니다)。
日本で言う『だるまさんが転んだ』です。
併合時代に日本から韓国に遊び方が伝わったと言われています。
ムグンファは日本で言うムクゲで、韓国の国花です。
韓国の鉄道にもムグンファ号ってありますよね。
花自体は夏の花ということですが、今日現在近所で何本か咲いています。
当ドラマ、『NO JAPAN』ではありませんでしたね(汗)
キーパーソンはファン・ドンヒョク
ファン・ドンヒョクは映画畑のひとなので、ドラマファンの間では有名ではないかもしれません。
けれど、児童虐待を取り扱った問題作『トガニ』や、清のホンタイジにより仁祖(インジョ:인조)が屈服させられた丙子胡乱(ピョンジャホラン:병자호란)を描いた『南漢山城』の脚本と演出を手掛けた人だと聞けばきっと唸るはずです。
そして、前者の主演がコン・ユ、後者の主演がイ・ビョンホンだと知れば、制作陣と俳優のつながりが見えてくることでしょう。
トガニ
南漢山城
さらにNo.101チャン・ドクスを演じたホ・ソンテも『南漢山城』で清の武将としてキャスティングされていました。
ちなみに、2つの映画の邦題はそれぞれ『トガニ 幼き瞳の告発』『天命の城』らしいです(汗)
㈱△□○(みよまる)
イカゲームのアイコンになっている『○△□』。
個人的にはとても既視感がありました。
というのも、広島には『△□○』の表記で『ミヨマル』と読む会社があるから。
2つの大学がある街に所在しているので、広島の大学生の中では知名度が高いのではないかと思います。
さすがに制作陣もこんな会社があるなんて知らなかったでしょうね。
ちょっとした余談でした。
まとめ
「イカゲームを知人に勧めますか?」と問われると、暇があれば視聴してみてくださいと答えます。
決して後味の良いドラマではないので、どちらかというと男性向きなのかもしれません。
シーズン2でコン・ユとイ・ビョンホンがガンガンに出てくれば、韓ドラファンとしては見どころ満載なドラマになるかもしれませんね。
それはそうと、今回はtvNとの同時放送ではなく、完全なNetflixオリジナルドラマでした。
そのためキャッチアップが遅れたのですが、今後もこのパターンが増えるかもしれません。
視聴チャネルが増えすぎて把握が困難な昨今。
地上波だけで放送していた時代が懐かしい限りです。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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