逆賊:民を盗んだ盗賊 第1話・第2話視聴感想(あらすじ含む)キム・サンジュン、ユン・ギュンサン、イ・ハニ主演韓国ドラマ

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キム・サンジュン(김상중)、ユン・ギュンサン(윤균상)、イ・ハニ(이하늬)主演のMBC月火ドラマ

逆賊:民を盗んだ盗賊(ヨクチョク:ペクソンウル フムチン トジョク:역적 : 백성을 훔친 도적)

の第1話・第2話視聴感想(あらすじ含む)です。

 

視聴率グラフはこちら → 韓国ドラマランキング

 

 

逆賊:民を盗んだ盗賊

 

 

 

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逆賊:民を盗んだ盗賊 作品データ

  • 韓国SBSで2017年1月30日から放送の月火ドラマ
  • 脚本:ファン・ジニョン(황진영) 『帝王の娘・手白香』
  • 演出:キム・ジンマン(김진만)『キルミー・ヒールミー』
  • あらすじ:暴力の時代を生きた人間ホン・ギルドンの、人生と愛、闘争の歴史を扱ったストーリー。

 

 

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逆賊:民を盗んだ盗賊 第1話・第2話視聴感想(あらすじ含む)

 

視聴率は、8.9%→10.0%と、初週にしてはかなり頑張りました。

同時間帯では『被告人』が18%台と突出していますが、2位だった『花郎(ファラン:화랑)』には第2話で逆転しています。

未だにメインの俳優が出てない状況なので、今後に期待が持てますね!

 

このドラマは俗に言うホン・ギルドンものです。

ホン・ギルドンものとして有名なのはカン・ジファンの『快刀ホン・ギルドン』でしょうか?

何れにせよ、痛快娯楽時代劇の主人公としてうってつけの人物です。

ただし、今回はシリアスに描かれる部分が多そうですね。

 

ホン・ギルドンは、許筠(ホ・ギュン:허균)の小説・洪吉童傳(ホン・ギルドン ジョン:홍길동전)があまりにも有名で、架空の人物と思われがちですが、朝鮮第10代王・燕山君(ヨンサングン:연산군)代に出現した実在の義賊です。

ちなみに3大義賊とは、上記のホン・ギルドン、第13代王・明宗 (ミョンジョン:명종)代の林巨正(イム・コッチョン:임꺽정)、第19代王・粛宗(スクチョン:숙종)代の張吉山(チャン・ギルサン:장길산)です。

いずれも歴史ドラマの主演や脇役として、少なからず登場する人物ですよ。

 

さて、今回のホン・ギルドンは、両班の庶子ではなく、奴婢(ノビ:노비)の子として登場しましたね。

今のところ確定した説ではないものの、両班の父・洪尙直(ホン・サンジク:홍상직)妓女(キニョ:기녀)玉英香(オク・ヤンヒャン:옥영향)の子ということになっています。

けれど、朝鮮王朝実録には詳しい表記が残っていないため、なんとも言えません。

 

 

肝心のストーリーですが、多分こうなるんだろうなと読める展開で、不幸の前フリがありました。

それでも数字が取れたのは、アモゲを演じるキム・サンジュンの迫真の演技によるものでしょう。(ポスターに写ってないぞ!)

ドラマでは視聴者を巻き込んで『共通の敵』を作るとヒットしやすいわけですが、アモゲが表現した身分制度に対する憤りが、当ドラマでの共通の敵として機能しています。

モノとして売られ、モノのようにぞんざいに取り扱われる奴婢の悲哀を感じずに入られませんね。

 

もう一つの注目点は、今後、成長したホン・ギルドンと、淑容張氏(スギョン チャンシ:숙용 장씨)が絡んでくるところでしょう。

淑容張氏って誰?という方、張緑水(チャン・ノクス:장녹수)と言えばわかりますよね?

そう、朝鮮三代悪女の一人、燕山君の女です。

当ドラマでは、ポスター左のイ・ハニが演じます。

ドラマの手法として、未来の姿でほんの少し登場しましたね。

 

さらに、廃妃尹氏(ペビ ユンシ:폐비 윤씨)にまつわるエピソードも少し出てきましたが、それを元にして狂気をはらんでいく燕山君の姿も描写されることでしょう。

ストーリーが複雑になるので、仁粹大妃(インス テビ:인수대비)は出てこないかもしれませんね。

何れにせよ、混沌の時代がどのように描写されるのか、興味をそそられます。

 

とりあえず、視聴キープはしていく予定です。

面白ければキャスト情報も作るかもしれません。

 

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

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