チャ・テヒョン(차태현)、コン・ヒョジン(공효진)、キム・スヒョン(김수현)、IU(아이유)主演のKBS2金土ドラマ
プロデューサー(프로듀사)
の第7話あらすじ3/3です。
プロデューサー キャスト・登場人物紹介 キム・スヒョン主演韓国ドラマ
プロデューサー第7話あらすじ3/3
記者との単独インタビューを準備させ、そのシナリオをキム室長に伝えるピョン代表。
『シンディは某所で休息中。所属事務所の徹底した保護の下で、驚いた心身を癒している途中。理由は具体的に明らかにすることができないが、心理的な衝撃が大きいよう。
ああ、最後にこれ入れておいて。一方、シンディはつい先日、ある放送局の特集番組の録画中、舞台の上で・・・』と、ピョン代表。
その後、イェジンも含めたミュージックバンクチームが、その続きをネットで読む。
『担当女性PDのT某氏のミスで負傷して入院をしたことがある』
どうして急にこの話が出るの?と、イェジン。このPDと何かあって、心理的に衝撃を受けた、そんな感じじゃないですか?なにか、わざと怪我させたようなと、女性スタッフ。
そうでしょ?私だけそう感じたんじゃないでしょ?と、イェジン。はい、みんなそう感じているようですよと、タジョン。
そして、シンディのファンクラブの投票結果を見せる。さっきまで故意性があると思うが60%だったのに、いまは85%になってるとも。
T某PDが私だとわかるかな?と、イェジン。放送3社の音楽PDでTはイェジンしかいなかった。
助けて負傷までしたし、今私が何をしてるかわかれば、この人たちも私を英雄と称えるわと、イェジン。どんなことをしてるんですか?と、タジョン。
もういい、これから私はこんなのはひとつも怖くない、モニターの後ろに隠れた群れた口だけの奴らなんかと、イェジン。
すると、早々に報復が待っていた。『タク・イェジン、アウト』と、フロントガラスに赤で書かれ、おまけにサイドミラーも壊されていた。前言は先走ったことだと、勢いがあることを認めるイェジン。
『もう撮るのやめてよね』
局長、テホ、チュンモ、イェジンでの話し合い。PDが出演者を入院させたのは初めてだけど、このような記事も出て抗議電話を受けるのも初めてだと、テホ。
ほんとに悔しいと、イェジン。訂正報道訴訟でもするとか!何してんだよ!と、チュンモ。ニュアンスが、そうかもしれないというだけなので、訴訟はできないと、局長とテホ。
ピョン代表との会話を思い出し、彼女が自分に降り注ぐ矢をイェジンに回したんだと言うチュンモ。
カフェに詰めているマネージャーたちは、口だけでイェジンに大丈夫かと問い笑っている。自分がT某PDだ、自分は大丈夫だと言ってみせるイェジン。車だけ壊れたとも。その様子を遠巻きに発見し駆け寄るスンチャン。
大丈夫かと問うと、シンディのファンたちは力が強いようね、この前あんたも見たじゃない、運動選手のようなイップシンディの会員たちよ!どちらにしろ、こんな嘘の噂は違うとわかったら消えていくもんだ、別に大したことはないと、イェジン。
すると、イェジンのスマホにメールが入る。すでに電話番号が筒抜けで、『お前はそれでもPDか?』などのアンチメールが大量に来たのだ。ピョン代表が言論プレイをよくやるもんだと、イェジン。
フロントガラスにつけている電話番号かもと気付いたスンチャンは、一旦それを外すようにと助言する。また、当分の間、誰かがつけて傷つけるかもしれないから気をつけないといけないとも言う。
その直後、バイクに轢かれそうになったイェジンを華麗に避けさせ抱きしめるスンチャン。けれど、ただの配達のバイクで、スンチャンの過剰反応だった。それでも、バイクも怪しいと、スンチャン。さらに、ボディガード風にイェジンに寄り添って歩く。
どうしたのよ、ほんとに。とにかくあんたは風変わりよ!と、イェジン。
スンチャンがイェジンから渡されたゴミを捨てている間に、イェジンは体格のいい男に声をかけられていた。イェジンの名前を知っていて、誰だかわからない?と言う男。
わからないと、イェジン。寂しいなと、男。すぐに駆けつけイェジンの肩に手を回し、だれなんだ?この方?知ってる方か?と、スンチャン。
わかってみると、4ミニッツの前のマネージャーだった。そして、スンチャンを見て、タクPDさん、やはり実力者だという。自分はなんでもないです、気楽に話してくださいと、去っていこうとするスンチャン。
耳を掴んで行かせないイェジン。ほんとに怪しい人だと思ってと、スンチャン。怪しい人だったらどうだって?体格が二倍なのにと、イェジン。
けれど、あのようにアクションをするのとしないのとでは全然違いますと、スンチャン。
ちょっと、あんた、それと、『知ってる方か?』、まったく、最近こっそりと言葉がすごく短くなってるわと、イェジン。
それはちょっと、メッソド演技というか、そんなのでと、スンチャン。
オーバーにしないでよ、誰かが見ると私が何かたいした恐喝脅迫でも受けていると思うわ、私はそのようにみえるのは嫌なのよ!と、イェジン。
けれど、車の件やメールの件は法的にも脅迫だから気をつけないとと、スンチャン。無視して歩いて行くイェジン。『せ、先輩・・・』と、スンチャン。
ゴミ捨てに出るシンディ。そこにはスンチャンのオンマ・フナムがいた。何かと注意しようとしたフナムだったが、ペットボトルのキャップを外し、ガスのカンにも穴を開け、カンもそれぞれ水切りの穴を開けていたシンディに驚く。
若い子がなんて!最近の子はしらないのよ、卵の殻を生ごみで出したりと、フナム。もちろん、イェジンのことだ。話にならない、卵の殻は一般ごみでしょ!と、シンディ。
そして、細々としたゴミ分別の口頭テストをするフナム。すると、全てにおいてパーフェクトな答えが返ってきたので、一緒に仕事をしないかとスカウトする。
そそられるけど、自分はちょっといるだけの人なのでと、断るシンディ。帰るシンディを見ながら、ペットボトルのラベルまで外していることに感心しながら、すばらしいわ、まあ!と言うフナム。
マスクをしてキャップもかぶっていたので、ストッキングダンスのシンディとはもちろん気づいていない。
ソファーでまどろむシンディ。とてもリラックスしているようだ。
ヤンミのうわさ話をしているホンスンのことを、ヤンミに告げ口する女子社員。ヤンミはエレベーター内で奇襲をかける。
『荒れ狂った牛の角を折っても罪はない』
二度とするなとホンスンに告げる。なぜかロシア語で・・・。
遊園地で
遊園地へ向かうチュンモとスンチャンとシンディ。イェジンは?と問うシンディ。修理工場へ行った、終わったらすぐに来るってと、チュンモ。理由を説明しようとするスンチャンの言葉を遮り、退屈じゃなかったかと問うチュンモ。
家にやることが多くて昼寝もしたし全然退屈じゃなかったと、シンディ。また、ただスマホを切ってネットをしなかっただけなのに、それだけですごく良かった、時間も多く出来てとも言う。
誕生日だと聞いたからと、おめでとうとだけ言うスンチャン。『何も食べずに?』と、シンディ。何もせずに口だけかというのだ。
困ったスンチャン。『私と遊ばないと!』と、シンディ。行事以外でこのように遊びに行くのは10年の内で初めてだ、楽しみという。
車いすを借りてくるスンチャン。歩けるというシンディに、これに座って防止をかぶっていれば気づかれないと、チュンモ。
チュンモは広報チーム長とのミーティングがあるので、スンチャンにポイントに行って撮ってくれと、チュンモ。また、シンディの警護もうまくとも言う。
来ないイェジンにチュンもが電話をかけると、ようやく修理が終わったところで今から行くと、イェジン。
また、道すがら、スンチャンの言っていたことを思い出し、『とにく、ペク・スンチャン、オーバーだわ』と言いつつも、電話番号のプレートを外す。
シンディを連れて歩くスンチャン。
テホに、ヤンミにやられたことを話しているホンスン。おまえ、その筋力に恥ずかしく無いか?と、テホ。
シンディ、どこだ?オッパをちょっと助けてと、マネージャー。
整頓された家の様子に驚くイェジュン。
イェジンに故意性がないという方に投票するタジョン。
キム・テホ著『芸能PDとは何なのか』 チャプター07 『言論プレの理解』
シンディの子供の頃からの写真を眺めるピョン代表。
立とうとするシンディ。手を貸すスンチャン。
駐車場に到着するイェジン。
『ここはホントそのままだわ。わたし10年前の今日にもここに来てたの』と、シンディ。
『10年前なら13歳だから、両親と一緒に来たのでしょうね』と、スンチャン。
『その日、ここに来なければよかったのに・・・』と、シンディ。
『どうして?』と、スンチャン。
シンディが離してしまった風船を、シンディに返すピョン代表。
『ここでピョン代表に初めて会ったの。聞いたことあるでしょ?道端キャスティング(スカウト)って』と、シンディ。
『ここに来たのを後悔するというのは、今の人生が気に入らないという意味ですか?まあ、忙しく、個人的に時間もなく、辛い部分もあるというのはよくわかりますが、きっと、良い部分もあると思います』と、スンチャン。
『どんな点?私の人生はもう、下って行くことしか残ってないの。わたし今日でたった23なのに。わたしは今まで上がって来るだけだったわ。だからもう、下って行くだけが残ったって。で、どんな点がいいと思うの?』と、シンディ。
『私の母さんみたいな場合には、歌手チョン・ヨンロクさんが好きなんです。まだ、「私の愛泣き虫」だとか、「愛は鉛筆で書いてください」だとか、こんな歌を聞いたら、胸が震えて良いのだそうです。昔恋愛した時、良かった時代、こんなことを思い出して。
う~ん、一時代を風靡するスターというものは、もしかしたら、その時代の象徴のようなんじゃないですか?
もしのちに、シンディさんが今のように輝いていなかったとしても、人々はおそらく、シンディさんの歌を聞けば、自分の人生の最も輝いていた時代と、シンディさんを共に振り返り懐かしがります。それは、意味のあることだと思います』と、スンチャン。
『そうかもしれませんね、ほんとに。そんな考えはしませんでした』と、笑みを浮かべるシンディ。
また、『うちのお母さんは、映画俳優レスリー・チャンが好きで。それでお父さんが、レスリー・チャンの広告しているチョコレートを100パック買ってきてこそ生きていけるって』とも言い微笑む。
『それなら、レスリー・チャンが亡くなった時に、お母さんは悲しまれたでしょうね』と、スンチャン。
『は~・・・、どう考えても、その日ここに来なければよかったようです。私の家は春川にありました。その日、わたしの誕生日だと、おねだりしてここに来たのであって。ピョン代表に会って次からは、ソウルにある練習室で過ごし始めました。両親が2週間に一回わたしに会いにソウルに通って、だけど・・・』
両親の葬儀。
『シンディ、これからはわたしがオンマよ。オンマだけ信じてついてくればいいわ』と、ピョン代表。
『その日、わたしが、ここに来たいとせがまなければ・・・、それに、ピョン代表に会わなければ、それに、オンマ・アッパと別れて暮らしていなければ、それに、その日そんな事故が起きなければ、どんなによかったか・・・。
そのように100回1000回と考えても、そうなるわけでもないのに、わたし10年の間、毎夜、そう考えたわ。それだけ考えてたら、眠気が来なかった・・・』と、涙ぐむシンディ。
シンディの前にしゃがみ、彼女の頬を伝う涙を拭うスンチャン。
『シンディさんの誤りではないです。両親もそのように思ってないはずで、「もしも」という考えは、もうやめてと望まれてるはずです。むしろ、今まで、一人で、うまくやってご苦労だった、そう思ってるはずです』と、スンチャン。
頷き、『ありがとう』と、シンディ。また、『わたしをを掴んで、立てるように』という。
『わたしの人生で、ここに来ることは二度と無いと思ってました。だけど、今日来て良かったようです。PDさんと来てよかった。これからは、遊園地に来れば、PDさんを思い出しそうです』と、シンディ。
『ああ、私を?』と、スンチャン。頷くシンディ。
そして、スンチャンの肩に触れ、右足だけで背伸びをしてキスをする。
『これからPDさんは、遊園地に来れば、生涯わたしを思い出すはずよ』
エピローグ
遊園地に入ったイェジンだったが、ライトが点いているとの連絡を受けて車に戻る。チュンモに電話をしてそのことを伝えている途中に、電話番号のプレートを外したことを思い出す。
『どうしてわかって電話したんだろう?・・・ハッ・・・』
驚きのあまり、スマホを落とすイェジン。
プロデューサー第8話あらすじ1/3に続く
文責:韓国ドラマあらすじ団
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