パク・ミニョン&キム・ジェウク主演韓国ドラマ(tvN水木ドラマ)
彼女の私生活(クニョエ サセンファル:그녀의 사생활)
最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)です。
彼女の私生活 作品データ
- 韓国tvNで2019年4月10日から放送開始の水木ドラマ
- 脚本:キム・ヘヨン(김혜영)
- 演出:ホン・ジョンチャン(홍종찬) 『名不虚伝』『ライフ』
- カカオページのキム・ソンヨン作家(김성연)のウェブ小説、お姉さんファン・ドットコム(ヌナペンダッコム:누나팬닷컴)が原作
- あらすじ:職場では完璧なキュレーターだけれど、分かってみればアイドルオタクなソン・ドンミが、ささくれた上司ライアンに出会って起きる本格オタクロマンス。
- 視聴率 最終回(第16話) 2.864%
彼女の私生活 最終回(第16話)視聴感想(あらすじ含む)
最終回ということで視聴率は上昇。
とはいえ、1度記録した3%台に乗せることはできず、少々寂しい終幕となりました。
原作のポテンシャルがそもそもなかったのか、脚本のできが良くなかったのか、ながら視聴で良いレベルの作品でした。
また、最終回もそうでしたが、韓ドラ特有のカラオケシーンばりに無駄にキスシーンが長く、うんざりしてしまうことも。
個人的に唯一好印象だったのが、トンミの母コ・ヨンスクを演じたキム・ミギョンさんの演技力。
いや~、うまいです。
他に取り立てる要素のないドラマだっただけに、特に彼女の演技力が目に付きました。
脇役で引っ張りだこということは演技力が高いからなのですが、このレベルで演技ができる俳優もなかなかに稀有な存在です。
史劇の大役、たとえば仁粋大妃(インステビ)なんかを演ってみると面白そうですね。
さて、第15話で謎解きは終わっていたので、最終回はある意味惰性でした。
主人公はトンミの母コ・ヨンスクだったかもしれません。
ただただ申し訳無さしかないヨンスクに、ライアン・ゴールドことユンジェも、ユンジェの母コン・ウニョンも感謝しかないと言ってくれ、なんのわだかまりもなくハッピーエンドとなりました。
キュレーターとして一時的にアメリカに行くことになったトンミは副館長として帰国。
絵が描けるようになったライアンも、一旦戻っていたNYから帰国。
このあたりのハッピーエンドはまさに予想の範疇でした。
脇役たちもそれぞれがハッピーエンドでした。
というか、いなくても良かったほど存在感がない脇役だった気がします。
このあたりは脚本家の腕の見せ所なのですが、やはり筆力が足りなかったのでしょうね。
そのうち当ドラマも日本にも上陸するでしょうが、視聴するなら一気に見られる状況が良いかもしれません。
一話ごとのパワーが足りないので、そのほうがより楽しむことができるでしょう。
彼女の私生活 おしまい
文責:韓国ドラマあらすじ団
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