メガネ先輩(韓国カーリング女子キム・ウンジョン)の元ネタはスラムダンクのメガネ君(木暮公延)だった!

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平昌オリンピックが昨日で閉会しましたね。

始まる前は過去最低のオリンピックに違いないとの評判でしたが、思いのほか日本選手の結果が良くて、視聴した方は大満足だったことでしょう。

ただし、屋外の風は残念でした。

そのために涙をのんだ選手も多くいましたね。

 

僕も当初は作業の合間にチラチラ見る程度だったのですが、男子フィギュアから本腰を入れて視聴し始めました。

羽生結弦。

あの人は何なんでしょう?

期待通りに金メダルを獲得するなんてすごすぎません?

しかも怪我明けの復帰戦ですよ!

感動して震えました。

 

さらに宇野昌磨の銀メダル獲得。

そして、120%個性爆発のインタビュー。

個人的にツボにはまってしまいました。

 

 

スピードスケート女子もすごかったですね~。

小平に高木姉妹、チーム・パシュートのメンバーの活躍で、視聴しているだけで幸福度が上がりました。

高木姉妹のご両親は盆と正月とクリスマスとバレンタインデーが一緒に来たような状況でしょうね。

姉妹でメダル4種5個なんて!

 

そしてカーリング女子。

実は高木菜那のスケートのほうが気になっていて、視聴するの忘れてしまいました。

そして、マス・スタートでの金メダル獲得後、その余韻に浸っていると、カーリング女子の銅メダル獲得というニュース速報。

歴史的瞬間を思いっきり見逃してしまいました(泣)

何も同じ時間帯にやらなくても・・・。

 

そう、それで、カーリングと言えば、日本で『そだね~』がすでに流行語確定の噂が出ていますが、韓国でも流行語が生まれています。

日本でもすっかり有名になっているのがキム・ウンジョン選手を形容する『メガネ先輩』

けれど、実は最も有名になった言葉はこれじゃないんです。

 

日本チームのことは他所で詳しくまとめられていることでしょうから、ここでは韓国チームについてまとめていきます。

 

 

 

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メガネ先輩の元ネタはスラムダンクのメガネ君(木暮公延)だった!

メガネ先輩 キム・ウンジョン

メガネがないと美人だと噂のメガネ先輩

 

 

スキップのキム・ウンジョン(김은정)の愛称は『メガネ先輩』

彼女のあの眼鏡キャラはインパクトが絶大でした。

実は、この『メガネ先輩』という呼び名は、『スラムダンク』が元ネタだったのです。

 

このことは意外と報道されてないような気がします。

『メガネ先輩』という言葉だけが飛び交ってますよね?

だけど、韓国で『メガネ先輩』といえば、もともとは『スラムダンク』に登場するキャラクター木暮公延のことなんです。

 

 

メガネ君

 

 

それでは、なぜ日本ではそのことに触れられないのでしょう?

実は、主人公・桜木花道が木暮公延を呼ぶときには『メガネ君』と呼ぶんです。

だけど韓国でこの設定はありえないじゃないですか?

上下が厳しい韓国で、後輩が先輩を『メガネ君』って呼ぶなんて絶対にありえません。

だから、スラムダンクが上陸した際に、変更が施されたのです。(個人名も韓国化されてます)

 

ちなみに、ハングルではアンギョン ソンベ(안경선배)

直訳でもメガネ先輩です。

 

 

 

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ヨンミのほうが大流行

リードをしていた選手の名前はキム・ヨンミ(김영미)

メガネ先輩キム・ウンジョンがブラシを持つ彼女に『ヨンミ~!』と呼ぶ声にインパクトがあり、彼女はすっかり『国民のヨンミ』になってしまいました。

けれど、彼女たちは試合期間中、スマホ断ちをしていたので、自分たちに起きていることが全くわからなかったとのこと。

試合が終わって自分がものすごく有名になっていて驚きを隠せないのだとか。

 

また、メガネ先輩キム・ウンジョンのヨンミを呼ぶイントネーションが何種類かあり、それによってキム・ヨンミは彼女からの指示をすべて理解するという以心伝心ぶりでした。

ヨンミが名前だとわからなかった海外勢は、当初作戦遂行のための暗号だと思っていたとか(笑)

 

そして、このチームを理解するにはヨンミを中心にすればいいとの選手紹介がうけています。

ヨンミ・・・本人。

キム・ウンジョン・・・ヨンミの友達

キム・ギョンエ・・・ヨンミの妹

キム・ソニョン・・・ヨンミの妹の友達

キム・チョヒ・・・ヨンミの後輩。

 

ちなみにヨンミという名前はちょっと古臭い名前で、彼女のおじいさんが名付けたとのこと。

そして、気に入らなくて改名まで考えていたけれど、今回のことでそんな考えはふっとんだようです。

 

さらにちなみに、メガネ先輩のお母さんの名前も同姓同名のキム・ヨンミ。(お母さんがキム氏なのでひとり親かと思ったら、なんとお父さんもキム氏だった。珍しいことですよ)

なかなかの偶然ですよね。

偶然といえばもっとすごい偶然があります。

 

 

 

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コーチも選手もみんなキム氏

メンバー名を先述したので気づいた人も多いと思いますが、このチーム、みんなキム氏です。

もともと韓国では5人に一人がキム氏だけど、ここまで来るとすごい確立だと思いません?

では、名前をピックアップしてみましょう。

 

カーリング 韓国女子チーム

 

キム・ウンジョン(김은정) スキップ  1990年11月29日生まれ (最左)

キム・ヨンミ(김영미) リード  1991年3月10日生まれ (左から2番め)

キム・ソニョン(김선영) セカンド  1993年5月 18日生まれ (真ん中)

キム・ギョンエ(김경애) サード  1994年1月21日生まれ (右から2番め)

キム・チョヒ(김초희) リザーブ  1996年生まれ (最右)

キム・ミンジョン(김민정) 監督 

 

キム氏でないと代表になれないとの噂も?

 

 

 

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ロコ・ソラーレ北見とバックグラウンドが似ている

調べていると、この2つのチームには意外な共通点が数多くありました。

 

オリンピックでのメダル獲得は初めて

まずは初メダルということ。

実は韓国もカーリング女子としては初のオリンピックメダル獲得だったんです。

だからこそ、それぞれの国での盛り上がりにも共通点があったのでしょう。

 

 

選手が同郷

韓国地図

テグ市の北の片田舎義城。平昌(ピョンチャン)は更に北に140km。

スケートリンクのある江陵(カンヌン)は「星から来たあなた」でト・ミンジュンが降り立った場所ですよ。

 

 

LS北見のメンバー、特に今回出場した5人が北見市出身なのは有名な話。

一方で韓国チームも、リザーブのキム・チョヒが京畿道出身なのを除いて、レギュラー4人が慶尚北道義城(キョンサンプクト ウィソン)の出身。

おまけにその4人は義城女子校出身。

 

義城はニンニクの産地として有名なところなので、彼女たちにはニンニク少女(マヌル ソニョ:마늘 소녀)というニックネームが付きました。

けれど、さすがにニンニクというのは気に入らなくて、チーム・キムと呼んでほしいとのこと。

 

 

実は姉妹がいる

LS北見にも吉田姉妹がいますよね。

実は韓国チームにもキム姉妹がいるんです。(って、みんなキムだけど)

『国民のヨンミ』ことリードのキム・ヨンミが姉で、サードのキム・ギョンエが妹です。

 

ちなみに、キム・ヨンミはメガネ先輩キム・ウンジョンと同級生で、二人がカーリングをやり始めて、妹たちを引き込んでいきました。

 

 

キム・ウンジョンは料理好き

メガネ先輩キム・ウンジョンは農家の生まれで夢はシェフでした。

そのため、今でもチームメイトに料理を振る舞っています。

ロコ・ソラーレ北見ではお母さん役は本橋麻里で、ハーフタイム中のおやつも彼女が準備していましたね。

同じようにお母さん役がいて、それがリーダーのメガネ先輩というのも共通しています。

 

 

ソチ大会には出られなかった

韓国でも日本と同様にナショナルチームではなく、国内予選を勝ち抜いたチームがオリンピックに出場します。

そのため、ソチ・オリンピックではLS北見と同様に国内予選で敗退し、オリンピック出場が叶いませんでした。

 

その時にメガネ先輩キム・ウンジョンは、自分の不器用さを自責しました。

そして、それを払拭すべくコーチの家にこもって数日間こもってガンプラ(ガンダムのプラモデル)を組み立てたのです。

アイテムがガンプラということで、日本の男子たちは妙な親近感を覚えているようですよ。

また、このことが知れ渡ったことで、韓国ではメガネだけでなくガンプラなどの特需が起きています。

 

 

カーリングが地域に根ざしやすい競技であるからこそ、共通点が生まれるのかもしれませんね。

 

 

 

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今度は日本がもっと色の良いメダルを!

予選での勝敗や決勝ラウンドを見ても、どこが勝つかわからない大接戦でしたよね。

地の利があったとはいえ、確実にアジアのレベルが上っています。

そもそもアジアのカーリング女子は中国が強かったと思うのですが、次回の北京では大幅に強化してくることでしょう。

そうなると、アジアのカーリングが益々強くなってくることは間違いありません。

強い敵が身近にいてこそ強くなれるので、更に4年間切磋琢磨した後に、今度は日本が金メダルを取ることを切に祈っています。

 

 

追:本日から、ようやくドラマが通常放送に戻ります。けれど、3月中旬まで「あらすじ団」は本格始動できません。春になるまで待っててください!

 

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

コメント

  1. kamiyama susumu より:

    いやいや、このお話大変面白くてとても参考になりました。やはり、一つの言葉に通暁すると言うことは素晴らしいですね。「メガネ先輩」がもとはといえばスラムダンクからなんて、通常の報道ではまったく触れられてもいませんし、あれだけ活躍した韓国チームについての報道は極めて少なかった。(というか日本勢だけに集中でしたから)。ありがとうございました。