イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第10話5/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
キャンプ
ミョンスはカメラマンだ。ラヘルとポナはテントを組み立てようとしない。『あの子が組み立てるわ』と、ポナを指すラヘル。『それはアンタの考えでしょ』と、返すポナ。結局チャニョンが買って出る。
『一緒にしないの?』と、イェソルに問うウンサン。『うん、しないわ』と、イェソル。『どうしてしないの?』と、ウンサン。『オレとしよう』と、ここではヨンドが苦労を買って出る。
『ここにこれを接続すると崩れるぞ。もしかして作っているのは墓か?』と、間違いを指摘するヨンド。ミョンスがやって来て、『お~、いい絵だ』と言って写真を撮る。『ちょっと、一言もなく』と、ウンサン。『おい、そんなに真顔で言われると、オレが傷つくじゃないか』と、ヨンド。
撮った画像を見て、『あ、思い出した。お前をどこで見たか』と、ミョンス。『どういうこと?』と、ウンサン。『いつかの明け方だったんだけど・・・あ、おまえ、タンの家の大門から出てきただろ。スウェットを着て。お前だろ?』と、ミョンス。
『明け方?』と、ヨンド。『ああ、おまえのはずだ~。オレはさくっと思い出したね~。お前は寝ぼけてて』と、ミョンス。『わたしがどうしてアイツの家から出てくるのよ?アナタが見間違えたのよ』と、ウンサン。怪訝な顔のヨンド。
学校の体育館でタンとヒョシン
『あいつら盛り上がってるだろうな~。うらやましい。キャンプ、おもしいろいのに。サバイバルもして』と、ヒョシン。『センター試験を前にした高3の言う言葉か?』と、笑って返すタン。
『お前も行かないのか?最後のキャンプなのに。ウンサンは行ったようだけど』と、ヒョシン。『恋いしがれってか』と、タン。『だけどどうして、ウンサンを”ウンサンイ”と情をかけて呼ぶんだ?そんなに親しいのか?』と、タン。
『ウンサンを”ウンサンイ”と呼ばずにどうやって呼ぶんだ?』と、ヒョシン。『そうやって呼ぶなって!』と、真顔のタン。『おまえは何なんだ?』と、ヒョシン。『それでも、人間の姿をしているから、我慢するよオレが』と、タン。
『アニキ、去年アメリカに来た時を思えば』とタンが言うと、『なんだ?自殺しようとした時?』と言うヒョシン。『笑うのか?病院には、ずっと通ってるのか?』と、タン。
『もちろん、薬もしっかり飲んで。毎日、母さんがずっと確認してるんだ』と、ヒョシン。『家で、なにか変わったか?』と、タン。『まったく・・・。だからビッグイベントをひとつ企画中なんだが、実行に移すかはよくわからない』と、ヒョシン。
『生命に関わることはダメだぞ、若い奴が』と、タン。『病院の飯はうまくない、二度とはしないよ』と、ヒョシン。
サバイバル
サバイバルの説明が始まる。ルールは簡単で、相手のからだにペイント弾を撃ちこめばアウトにさせられると教官が言うと、並んでる状況なのに、すかさずポナがラヘルを撃つ。『こう?』と。そして、銃口を吹く。呆れるラヘル。拍手喝采する男子。
ここからは茶番!
ミョンスが敵を見つけ、葉をくわえて『銃を捨てろ』という。すっかり『男たちの挽歌』のチョウ・ユンファになっている。『一度だけ見(逃し)てくれ』と、敵。『そんな言葉はあの世の道でしな!』と、敵を撃つミョンス。
けれど、その後にずっこけて自爆する。『一緒に行く冥土の道なら寂しくないな』と言い、死んだふりをするミョンス。
ポナとチャニョンが銃を向けて対峙している。このシチュエーションは映画『シュリ』。
『さあ、わたしを撃ちなさい。早くわたしを撃ちなさいよ!』と、ポナ。そこにイェソルがやって来てポナを撃とうとする。咄嗟にポナをかばい自分が撃たれるチャニョン。
『あなた、銃に撃たれたの?』と、ポナ。『おまえは生きろ、この世界は、オレがおまえに贈るプレゼントだ』と、チャニョン。『どうして、どうしてそうしたのよ、バカ!』と、ポナ。『遊んでるわね・・・』と、冷静にポナを撃つイェソル。『ちきしょう』と、ポナ。どこから教官のアウトの声。
座っているウンサンの足元をヨンドが撃つ。『あ~、この子を殺すか生かすか。明け方にどうしてタンの家から出てきたのか話せば、助けてやるよ』と、ヨンド。『わたしじゃないわよ』と、ウンサン。『おまえじゃないか、何がだ』と、ヨンド。『違うって』と、ウンサン。
『昼もそうできるとして、夜もそうできるとしよう。けれど、どうして明け方に出てくる?キム・タンの家から。一体お前の正体は何なんだ?もしかしてお前、養子か?』と、ヨンド。
その隙にヨンドを撃つウンサン。
食後に
それぞれに楽しむ食事。ポナとチャニョンは森へと消え、ウンサンはヨンドに見つめられながら食事をしている。テーブルをけるヨンド。そして、ウンサンが皿洗いをしてくれるから持って来いと、生徒たちに告げるヨンド。『手伝おうか?』と続ける。
ヨンドはただ見ているだけだ。『手伝うって。どうして手伝わないの?』と、ウンサン。『手伝ってるじゃないか。存在だけでも力になるはずだ』と、ヨンド。そこに、チャニョンがやってくる。
『どうして皿がこんなに多いんだ?これをどうして独りでしてるんだ?』と、チャニョン。ヨンドを凝視するウンサン。『おまえが作った状況か?』と、ヨンドに問うチャニョン。
『おまえ、何歳からチャ・ウンサンと友達なんだ?』と、ヨンド。『おまえがこいつ一人に皿洗いさせたのかって』と、チャニョン。『それなら質問を変えてやろう。おまえ、チャ・ウンサンが社会配慮者だということを知っているだろ?』と、ヨンド。
そこにポナも現れる。『ちょっと、ユン・チャニョン。アナタ今、チャ・ウンサンのために手を水につけてるの?』と。『イ・ボナ』と、ポナを呼ぶヨンド。『Why?』と、ポナ。『おまえもチャ・ウンサンが社会配慮者だということを知っているのか?』と、ヨンド。
『静かにしてよ』と、ポナ。『は~、オレだけ知らなかったのか』と、ヨンド。『どうした?オレが来たから静かに?お前たちオレをのけものに?』と、ミョンス。
『ミョンス、もしかしておまえも・・・』と、ウンサンの事を話そうとするヨンド。ウンサンはすかさず、『チェ・ヨンド、話しましょ』と言い、ヨンドを連れて行く。『どうして?何で?』と、蚊帳の外のミョンス。
『お願いがあるんだけど』と、ウンサン。『狂ってんのか?』と、ヨンド。『意見があるんだけど』と、ウンサン。『オレが悪いことをすれば、お前の関心を引くんだな。すんげー嫌な感じだな』と、ヨンド。
『お前は一体キム・タンとどんな仲なんだ?』と、ヨンド。『どんな仲だったら何なのよ?アナタがどうかするの?アナタは何なの?ただ、わたしをいじめなさいよ。やりたいようにすれば。わたしはもうアナタが怖くない』と言い、踵を返すウンサン。立ち尽くすヨンド。
ラヘルの暴挙
少し離れた場所で溜息をつくウンサン。そして、タンに電話をする。すると、目の前に同じように電話をするラヘルが現れる。近づいてきたラヘルは、ウンサンがタンに電話をしようとしていたことを確認して、頬を打つ。
『痛い?叩いたわたしはどんなに苦しいでしょうね?あなた、わたしがこれまでどんなに我慢していたか知ってるでしょ?もう言わないわ。そういった段階は過ぎたわ。アナタが大統領の娘でも、伺うことはないわ!』と、ラヘル。
『ユ・ラヘル』と、ウンサン。『黙りなさい』と、ラヘル。さらに、『謝罪でもしようにも、その資格を認めたくないし、誤解というにはあまりにピッタリだし、残りの頬を出すつもりがないなら、ただ黙ってなさいよ』と、ラヘル。
『今日叩かれたことは叩かれたでいいわ。電話をかけてもいいでしょ。スマホ返して』と、ウンサン。怒り心頭のラヘルは、もう一度ウンサンを叩こうとする。
そこにヨンドがやって来て、ラヘルの手をつかむ。『離しなさいよ』と、ラヘル。『あ~、オレがこの子を紹介しなかったな。これからはチャ・ウンサンは俺のものだ。オレだけがいじめるんだ』と、ウンサンの手を取り去っていくヨンド。
ヨンドの告白?
『よく考えたわね。これがはるかにアナタらしいわ』と、ウンサン。『推測するな。お前はオレの他の側面をまだ半分も見ていない』と、ヨンド。
ヨンドの目前にタンが見える。ウンサンの背後だ。
『今から見せてやる』
そう言ってウンサンをハグするヨンド。驚くウンサン。ヨンドを直視するタン。
相続者たち 第11話に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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