イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第13話5/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
学校で
『兄さん、寝た?本当に寝た?兄さんに聞きたいことがすごく多いのに、話したいこともすごく多いのに・・・兄さんはすごく早く寝るんだね』と、タン。その言葉を聞いているウォン。
翌朝。『送ってくれてありがとう』と、タン。『降りろ』と、ウォン。『兄さん、その・・・退社する時にここに来るの・・・』と、言ってみたものの首を振り、『気をつけて』と言い降りるタン。ウォンは出勤するヒョンジュを見かけ車を降りようとしたが躊躇してやめる。
『聞くところによると、あなた達はお金で互いを差別するんですって?だからわたしは今後あなた達を成績で差別するつもりよ。わたしにとって学生はきっちり2分類よ。勉強の出来る生徒(ヨンスキ)。勉強の出来ない生徒(ヨンスキ)。そこ、窓の下の眉毛の上がった生徒(ヨンド)、スマホを締まって、眉毛も下げて』と、ヒョンジュ。皆が小さく笑う。
『ここで勉強が一番できる生徒は誰?』と、ヒョンジュ。他の生徒にチャニョンだと言われ、名前を告げるチャニョン。『これで、このクラスには2つの生徒が生じたわ。ユン・チャニョンと、あなたたちヨンスキ。教科書開けて』と、ヒョンジュ。
※ヒョンジュは生徒のことをヨンスキ(영수기)と呼ぶのですが、ちょっと意味がわかりません。童話や説話からの引用とかなのかとも思っても見たり・・・영=youngとも思ってみたり・・・
キム会長の指示
キム会長の手の者は、ユン室長が気づいたようだと報告する。そうだと思って呼んだんだというキム会長。ユン室長が入室する。誰かわかるだろうとキム会長に問われ、撮った写真の中に自分があるのか問うのを忘れていたと答えるユン室長。
ユン室長に初恋を消せと言い、一旦タンへの株式の名義変更を停止し、エストが近いうちに帝国グループの買い込むだろうから、その対策をしろと命ずる。
キム会長は、チスクにもエストに考え直す余地はないのかと聞いてみろと支持する。ただのメギツネではないと答えるチスク。
そして最後に、ウンサンを留学させる準備をしろという。青春という名の変数を計算に入れてなかったと、キム会長。
ドーナツキス?
『あなた、今日見ると、とてもかっこいいわね』と、ウンサン。『フン、それ、昨日今日のことか?おまえ、朝遅刻しただろ?』と、タン。『寝坊して。久しぶりにぐっすりと眠ったんでしょ』と、ウンサン。
『開いた口が塞がらないな。オレがいないのにあの家で眠気が来るのか?』と、タン。『アナタは兄さんとどうだったの?』と、ウンサン。『同じ部屋で眠りについて、くだらない話もして、旨いものも食べて』と、タン。
『ウソみたいだけど?』と、ウンサン。『よくわかったな』と、タン。『そんなこと言ってないで家に帰りなさいよ。反抗してでも家で暮らしちゃダメなの?』と、ウンサン。
『母さんにそそのかされたのか?母さんはどうなんだ?昨日もワインを飲んだか?』と、タン。『これからアナタがわたしをスパイにさせるの?』と、ウンサン。
『食べる?』と言いドーナツの箱を差し出すウンサン。自分のものを口に持って行くが、ちょうど口につけた時に、そのドーナツにタンがかじりつく。まるでキスでもしているかのようだ。
一瞬フリーズするが、『死ぬ?ホント』と、タンに一発お見舞いするウンサン。そして、『大げさに騒がないで!』とも言う。ドーナツの箱を指し、『おれが、これを食べるとは言わなかったじゃないか』と、タン。
『ほんと、隙を作れば・・・』と、ウンサン。『オレが昨日考えてみたんだけど、オレたちの進度がすごく遅いようだ』と、タン。『なんの進度が遅いのよ?手も握ったし、屋上で・・・』と、墓穴を掘るウンサン。
『オレたちその話をまたしようとしてるのか?』と、ニヤつくタン。『すべてのことには順序があるってことよ』と、ウンサン。『どこに行くんだ?顔を赤らめて!』と、タン。『放送時間よ、何よ?振替当番よ。今日はヒョシン先輩が来なくて』と、ウンサン。そうなのかとタン。
ヒョシンは気にそまない面接を受けていた。心配になって電話をかけるタン。そんなタンにチスクから電話がかかる。
親族間戦争
理事長室。『痛手を追わせて申し訳ございませんでした』と、タン。
『申し訳ない?これが申し訳ないで済む話しなの?アナタが父さんに殴られて、わたしは少しガマンしないといけないのに、時間が経てば立つほど我慢できない。我慢が!
アナタがわたしを弄んでるの?あなたの父さんを弄んでるの?わたしとあなたの父さんは、アナタを嫡出子として隠し18年育てたの。それはせいぜい、アナタの出身成分に蓋をしようと。そうやって執拗に隠すのかって?』と、チスク。
『アナタの父さんは、自身の兄弟たちを皆蹴散らして、会長の座に座ったの。その戦争が果たして楽だったと?お前の叔父達やその子供達と、今でもアナタの父さんと訴訟中よ。
けれど、アナタが庶子だと分かれば、その両班(叔父)たちが黙っていると思う?なんといっても席をひとつ奪いたいと、また飛びついて噛むだろう。それでまた戦争よ。
あなたはたかだか高校生で、あなたの兄さんはようやく3年になるの。これからあなたとあなたの兄さんが、防がなければならない戦争になるはずよ。どうするのよ!』と、チスク。
『ここで何してる?おまえ、ゴルフの授業じゃないじゃないか?』と、ミョンス。『チャ・ウンサンが絶対に来ないところを探してみたら、ここになった』と、タン。
『チャ・ウンサンをどうして避けるんだ?』と、ミョンス。『この顔は見せたくない顔でな』と、タン。『これがどんな顔なんだ?』と、顔を覗き込むミョンス。『超えなければならない壁(敷居)の数を数える顔』と、タン。『何の話だ?』と、ミョンス。
貸し切り
ウンサンがバイトに入ると、カウンターに注文を締めきったとの表示があった。2時間の貸し切りだと言う店長。誕生パーティーかと問うウンサンに、『イベントじゃないか?ウンサン、よかったな!』と言い出ていく。
店長と入れ替わりにヨンドが入ってくる。『来るんなら2時間後に来て。全体予約があるの』と、ウンサン。『わかってる』と、ヨンド。『他の注文は受けないんだって。全体予約のために店を空にしないといけないんだって』と、ウンサン。
『オレが空にしたんだって』と、ヨンド。『ここを空にしたの、あなたなの?』と、ウンサン。『ああ』と言い、ヨンドはCLOSEDの表示を外に向ける。
『一体どうして?』と、ウンサン。『お前がオレの電話も受けないし、チャンチククスを一緒に食べようと言っても行かないし、オレを見ると避けるから、お前の顔を見ようと有料決済をまたしたんだ。オレが』と、ヨンド。
『それでここを空にしたって?2時間』と、ウンサン。『注文受けないのか?』と、ヨンド。『あなた達坊っちゃんはこんなところで注文してみたことないの?ついてきなさい!』と、ウンサン。
『おまえが作るのが楽なのを2つ。つばを入れずにな!』と、ヨンド。呆れるウンサン。
ウンサンは黙々と床を吹いている。『やることはないのに、作ってやっている感じだな・・・ちょっと座って休めよ。おまえ、そんなに仕事したら、本当に成金になるぞ・・・。聞こえてるだろ?』と、ヨンド。ウンサンが無反応なので、ヨンドはドリンクをわざと床にこぼす。
『ちょっと!』と、ウンサン。『座らなければ残りの半分もこぼすぞ』と、ヨンド。座るウンサン。『最初から座ればいいじゃないか!おまえは必ずオレがこんなにしないと・・・』と、ヨンド。『あなたは一体、わたしに望むものは何なの?』と、ウンサン。
真顔になるヨンド。『おまえの電話はおまえが受けること。言葉をかけたら答えてくれること。目が会えば挨拶してくれること』と、ヨンド。
『もうわかったわ。あなたがわたしを好きなことも分かったし、それで、わたしの秘密を全部知っても知らないふりをしてくれる気持ちもわかったわ。避けてばかりでごめん。それなら、わたしができることは一つだけね。あなたの気持ちは拒否よ。ゴメンネ』と、ウンサン。
『本当に冷たいな・・・復讐してもいいか?』と、力ないヨンド。『そうしてくれないほうが良いけれど、そうやって汲み取るのがあなたの水準なら、そうしなさい。拒絶に対する役割だから、わたしが耐えるわ』と、ウンサン。
『オレはもうお前を苦しめない。心が痛くて。だから、お前を抜きで全て苦しめてやる』と、ヨンド。『チェ・ヨンド』と、ウンサン。『残りの20分しっかり休め』と言い、去っていくヨンド。
放送室 ヨンドの復讐?
『あ~あ~、マイクテスト。1・2・3(舌打ち)』ヨンドの声だ。
『親愛なる帝国高校の学友の皆さん、チェ・ヨンドです。他でもない学業に疲れた皆さんに、わたしが面白い話をひとつお聞かせしようかと思います。話の主人公は、大帝国グループ次男キム・タン学友なのです。
ついにこの話をしようと、万感が交錯します。この話をするまでに、ほんとにたくさん振り返りました。それで今、ものすごく震えています。(放送室に走るウンサン)
皆さんが知っているキム・タンの事実は、なんてことないけど・・・って、真実はまさに・・・60秒後に公開します。ああ、ふと、こんな句を思い出しました。
「君の小さな手にナイフを持ったまま君と向き合った人ではなく、背中にナイフを隠して、アナタのそばにいる人達だ」
カ~、キム・タン学友に対する私の心をスキャンしたみたいですね。ああ、みなさんは理由を知らなくて、共感しないんですね~』
ウンサンが放送室に入ってくる。『申し上げる瞬間がやって来ましたね』と、ヨンド。声を落とすウンサン。『オレが待っていた人』と、ヨンド。
『チェ・ヨンド、放送室はアナタの遊び場?あなた、これは懲戒事よ!』と、ウンサン。『関係ないんだけど・・・。キム・タンのことなら命がけで引っかかるんだな、おまえ?』と、ヨンド。
『お前の恋愛の目的は、互いが互いの弱点になるってことか?』と、ヨンド。『口を閉じて、出て行きなさい!』と、ヨンドを引きずり出そうとするウンサン。
ウンサンの腕をつかむヨンド。『離さないの?アナタがするという復讐がこれなの?離しなさいよ!』と、ウンサン。『離さない・・・。どうせ少しすれば離さなければならないから、今は離さない。オレはこのちょっとのために、騒動を起こしたんだ。だからこれはおまえが我慢しろ』と、ヨンド。
『やめなさい、ヨンド』と、ウンサン。『そう呼ぶな!』と、ヨンド。タンが放送室にやってくる。ヨンドはカギをかける。『ドアを開けろ!殺される前にドアを開けろ!』と、ドアを蹴破ろうとするタン。
『ドアを開けなさい、チェ・ヨンド』と、ウンサン。『おまえ、オレが開けて入ったら、オレの手で死ぬぞ。開けろ!!!』と、タン。
『オレがおまえじゃなく、苦しめるというもののすべての中には、キム・タンも含まれていた。もちろんオレも含まれて・・・』と、ヨンド。
第14話に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
いつも楽しみにあらすじ読ませえて頂いています。
ありがとうございますm(__)m
현주が学生たちを영숙이と読んだのは、着任したてで学生たちの名前が一人一人分らないのもあって比喩として
영숙이と呼んだとのだと思います。
韓国語のテキストなどの登場人物名に영숙と철수の名前が使われたりします。
これからも自由なペースで記事になさってください。
またお邪魔させて頂きます。
こんにちは!
なるほど~영숙と取りましたか。
ぼくもそうかなと考えましたが、영숙だとおそらく英淑で、女性になるので違うのかなって思ってみたり。
また、キム・ウンスク作家だからなにか引用があるに違いないと。
けれど、案外、だれでも知ってる古風な名前を比喩的に使っただけかもしれませんね。
アドバイス、ありがとうございました~!