イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第15話3/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
あらすじ
課題
期末修業評価を決める課題を出すヒョンジュ。プリントに載っている作品の中から一つ選び2~4人のグループで発表するのだ。ラヘルはそんなものはすべて小学校時に読んだという。ヒョンジュはアナタが変わったでしょう?読む人が変われば作品も変わるのという。
ポナはチャニョンとウンサンを誘う。けれど・・・ウンサンを見つめる男子二人・・・。
ウンサンのコントロール下に
カフェに一緒に座るタンとヨンド。『誰なのよ?こうしてグループを組んだのは誰なのかって?』と、腕組みをして説教状態のウンサン。続けて『私はたしかにチャニョンとポナと組んだのよ。チェ・ヨンド、アナタなの?』と言う。
『この構成はオレの趣向じゃないぞ』と、ヨンド。『アナタの趣向はどうなのよ?』と、ウンサン。『チェ・ヨンド、チャ・ウンサン、スジ(miss A)、ヒョナ(4minute)』と、ヨンド。『冗談が言えるの?』と、ウンサン。
『キム・タン、アナタなの?』と、ウンサン。『オレの趣向は、キム・タン、チャ・ウンサン、チャ・ウンサン、チャ・ウンサンだろ』と、タン。タンを見るヨンド。『何見てんだよ』と、タン。
『ふたりとも注目!わたしはアルバイトをしなきゃいけなくてとても忙しいから、協力しなさいよ。あなた達に本を読ませようとさせたところで、読まないのはわかりきったことだから、それで準備したの。
わたしはいいように本を読むから、あなた達は映画でも見て、一言でも加えて。わたしは参加しなかった人の名前を、サクッと消し去るから、そのつもりで。画面を見なさい、争わずに。互いに別の宇宙にいると思って』と言い、イヤホンを二人に挿し、映画をスタートさせるウンサン。
傍目には仲良しに見える二人は、画面を見ずにウンサンを見ている。ウンサンがオーダーを間違い、客がきつく言うと、二人して立ち上がろうとする。ちゃんと見てろと合図を送るウンサン。完全にコントロール下だ。
キム会長の呼びつけ
そこにキム会長の言いつけでタンを迎えに来るガードマン。『カ~、帝国グループのスケールを見ろ。お前、家を出たって、こうなのか?今』と、ヨンド。『協力しないと体に手をかけてもいいと』と、ガードマン。『離してください。行きますから』と、タン。
『もしかしてオレの打撃が必要な状況なら、助けを要請してみろよ』と、ヨンド。『今日はそうじゃないようだ』と、ヨンドに言い、『心配するな、家に先に帰るだけだ』と、ウンサンに言うタン。そして最後に、『お前は手を出さずに』と、ウンサンに手を出すなとヨンドに釘を刺すタン。
ウンサンは社長に言って早退させてもらう。社長は金持ちの家の息子かと問うがウンサンはそれどころではない。
『ちょっと』と、ウンサン。『なんだ、バイクに乗せろって?バスは遅いよな』と、ヨンド。『乗せてくれる?』と、ウンサン。『おい、オレたち二人残ったんだ。オレはパーティーをしたいのに、おまえは乗せてくれってどうなんだ?・・・おまえは今日、オレに対して借りだぞ』と、ヨンド。
キム会長の部屋で
婚約時の贈り物が返されたテーブル。『おまえは一体何をしたんだ?出ていた間に何をしでかして、これが戻ってきたんだ?ラヘルは婚約を破棄するつもりのなかった子だぞ』と、キム会長。
『ようやく正しい選択をしましたね』と、タン。『婚約はわたしが破棄したのに、どうしてしきりにこの子にそうなのよ?わたしは最初からラヘルが気に入らなかったわ。目もツンとして、鼻もツンとして・・・』と、キエ。
『その口、閉じないか?』と、キム会長。『おまえはもう、最後の機会を逃した。これがどんな意味かわかるか?これ以上、おまえの秘密、家族史に口を閉ざさないという意味だ。帝国グループが居酒屋の酒のつまみになったという意味だぞ』と、キム会長。
『それで父さんは、さらに金持ちになるんじゃない。兄弟の乱だ。経営権紛争だろ噂を飛ばし、その後、株があがるだろうし、何が心配なの?母さんとオレの傷の心配もすることはないのに』と、タン。
『おまえの人生を心配した。おまえがこうなのは、チャ・ウンサン、あの子のせいか?』と、キム会長。『父さんのせいだ』と、タン。タンを杖で殴ろうとするキム会長。『会長どうか!』と、杖をつかむキエ。
『誰が会長だよ?家で何が会長だよ?父さんは未だに母さんの上司なの?』と、タン。『お前、わたしが必ずあの子に手を付けなければならないのか?』と、キム会長。
『オレに一生会いたくないんですか?』と、タン。『この子たちはようやく18歳の高校生です。今すぐ結婚するというようなことではないじゃないですか』と、キエ。『今すぐ結婚するということではなかったが、婚約を破棄したじゃないか!おまえ、お前の部屋から一歩たりとも外に出られないぞ。学校にも行けない。スマホを出せ』と、キム会長。
タンの部屋で
『殊勝に、悪かったです。申し訳ございませんでしたといえば、少しは良くなる?スマホを奪われ、ノートPCを奪われ、部屋に閉じ込められ、どうするのよ?これから』と、キエ。
『真っ暗にすれば星がよく見えるって?真っ暗になったから星がよく見えるだろう』と、タン。『それはなんてことなの?』と、キエ。『本当に母さんが婚約を破棄したの?』と、タン。『ええ、破談にしてって』と、キエ。
『会って?きつい言葉を聞かなかった?なんて?』お、タン。『母さんがうまくやったわ。あなたが望むことをしてあげたくて、母さんは、母さんだから』と、キエ。『後悔しない?』と、タン。『しないわ』と、キエ。
『母さんは、今日はじめてタンの母さんだったわ。わたしの息子が、母さんの手をとって、部屋の中からでしてくれたんじゃない』 と、キエ。
『それで今はオレが部屋に閉じ込められたんだ。今回は母さんが連れ出して!』と、タン。『休みなさい。お腹が空いたら言って!』と言い、そそくさと出ていくキエ。
ラへエルの涙
『わたしが待ってと言ったじゃない。母さんは、再婚なり離婚なり勝手にうまくやっておきながら、させるときはいつでも(よくって)、どうして人の婚約を勝手に破るのかって』と、泣きながら話すラヘル。
『アナタらしくない、どうして新派なの?理性的に考えられない?どうしてアナタが庶子と結婚なの?話になる?あの家の中はめちゃくちゃよ。願ったりよ』と、エスト。
『帝国グループだからと好む時はいつだって・・・それなら母さんはどんなに孤高なのよ。今回もヨンドの父の会社を半分にして離婚しないという保証はある?弁護士を7・8人ずつ侍らせ死ぬほど争って、そうして離婚したじゃない。それが優雅なの?』と、ラヘル。
『詐欺結婚されるところだったのを助けてあげたのに。ユ・ラヘル。言葉を選べないの?』と、エスト。『わたしはそれほどタンが好きだったのよ』と、ラヘル。『わたしもアナタの父さんが好きだった。終わりは離婚だったし・・・(タンのことは)早く忘れて』と、エスト。
『母さんの忠告は必要ないわ。今後はわたしの人生に関与しないで。私の事で商売しようとも思わないで。わたしは今季の新製品じゃないわ』と言い退出するラヘル。
ヨンドへの借り
ヨンドのバイクで家に到着するウンサン。『待って』と言いバイクからウンサンを下ろすヨンド。『オレのポケットに手を入れて捕まえとけって。しもやけになって指が切れて、オレが見て、あ~、バイクに乗るときは、この子がオレを好きだろうがなかろうが、ポケットに手を入れなければならないなって。そうだろ?』と、ヨンド。
指摘が的を射ていて、『送ってくれてありがとう』としか言えないウンサン。家の前にはガードマンが居た。『キム・タンは閉じ込められたようだわ』と、ウンサン。
『涙なしには見られないチャプターだな。題目は「進撃の会長様」』と、ヨンド。(※進撃の巨人が韓国でも大流行した)
『あの人達、タンが出ないように監視するために立てているの?』と、ウンサン。『このチャプターでは、登場人物の半分以上がボディーガードと見なければならないな。こんな時には、父も息子もない。男と男の駆け引きなんだ・・・。同じ家にいても会えないぞ。うれしいことだ。行くわ』と、ヨンド。
『借りは返すわ』と、ウンサン。『オレが何を慰めてくれると思って、むやみに返すって?』と、ヨンド。
キム会長の指令
『わたし、この家に住んでるんですが』とボディーガードに言い、家に入るウンサン。家の中にもボディーガードがいる。『家の雰囲気を見ただろ?家の契約、ちょっと早められないの?お前にも飛び火するかと、母さん怖いの』と、ウンサンの母。
『まだ引っ越ししてないみたいなの。大家さんに電話して聞いてみる。タンは部屋に閉じ込められてるの?』と、ウンサン。うなづく母。さらに、『アナタは部屋から出ずにじっとしてなさい』と、母。
『アナタ今どこにいるの?部屋?大丈夫なの?』と、タンにメールを入れるウンサン。そのメールを見るキム会長。
『3人共よく聞け。チョン・ジスク女史、ウォンの結婚相手を探しなさい。徹底して突き詰めて探しなさい。もう一つ。ウォンが会社でわたしのラインをすべて切ったと。あの会社はウォンの会社ではない。そんなに株式を持って会社を引っ掻き回すのなら、戸籍を処理しなさい』と、キム会長。
『ハン・ギエ。お前はタンをあのように育てるなら、この家から出ろ』と、キム会長。
『ユン室長。RSとは婚約破棄となった。おそらくあの家から、タンの身上のあら探しをしようと、あまねく世間に庶子だと言って騒ぐだろう。それを収集しないとな。おまえは今日中に理事たちをすべて収集して、借名株式を実名転換して、明日までに集めて持ってきてくれ。それと、辞表も一緒に持ってこい。ウォンがわたしのラインをすべて打ち出したのに、おまえひとりが残った。これが何を意味するのだろうな?』と、キム会長。
『誰も裏切らず、誰も敵にせず、そのどこにも巻きつくことなくここまでやって来ました。だから、わたしは今解雇されます』と、ユン室長。
『そうだろう、敵が居ないということは、味方も居ないということだ。おまえがまっすぐだというのは、わたしがよくわかっている。けれど、お前に何が残った?結局。タンを教えることを、また始めなさい。辞表を受理するかどうかは考えてみるから』と、キム会長。『はい』と、ユン室長。
ユン室長とチャンヨン
『本当に?父さん、本当にクビになったの?』と、チャニョン。『ああ』と、ユン室長。『いや、どうしてそんな話を牛骨肉のテンジャンチゲを食べながらするんだ?』と、チャニョン。『役員に昇進することができたのに、機会をのがして左遷されたんだ』と、ユン室長。
『のがしたのか?気乗りしなかったんじゃなくて?』と、チャニョン。『気乗りしなくても、誰かには味方であるべきだったのに、誰も傷つけなかったのが、結局誰の側でもないということだとは思わなかったんだ』と、ユン室長。
『すべてを理解することはできないが、おれはそのまま父さんの失敗を応援するよ。心配するな。オレが早く卒業して、お金を稼ぐよ。けれど、貯めたお金がひとつもないってことはないよね?』と、チャニョン。
『どうかな?』と、ユン室長。『この両班!(このひと!)』と、チャニョン。
第15話4/5に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント