イ・ミンホ(이민호)とパク・シネ(박신혜)が主演する水木ドラマ・相続者たちのあらすじ(ネタばれ含む)第18話2/5です。
原題:王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ 相続者たち
(ワングァヌル スリョヌンジャ、ク ムゲルル キョンドョラ サンソクジャドゥル:왕관을 쓰려는자, 그 무게를 견뎌라 – 상속자들)
相続者たち あらすじ
ヨンド トンヘに
トンへにやってきているヨンド。ウンサンの母とすれ違う。 『こんにちは、お母さん』と、ヨンド。当惑するウンサンの母は、タンの家の門の前であったことを思い出す。コートの隙間から見える制服で、帝国高校の生徒だと分かる。
『ウンサンに会いに来たのに、家にいないようです』と、ヨンド。一度は帰れという素振りをした母だったが、ヨンドを家に招き入れ、食事をごちそうする。
食べてというジェスチャーをする母。『いただきます。お母さんも一緒に・・・』と、ヨンド。『ウンサンはソウルに行ったのよ。学校に書類を提出するものがあるって』と、メモに書く母。
食事を食べ始めるヨンド。おかずを勧める母。『ありがとうございます・・・。すごく美味しいです』と、少し涙目のヨンド。『同じクラスの友達?ウンサンとした親しいの?』と、母。『ぼくが好きなんです。ウンサンを』と、ヨンド。複雑な表情の母。
キム会長の呼び出し
ウンサンは学校ではなく、キム会長に呼ばれていた。『海岸散策路がとても美しいところに引っ越したのだな。そこでまたタンに会って』と、キム会長。『わざわざそうしたのではなく』と、すでに涙目のウンサン。
『わたしは、こうだから、お前を地球の反対側に送ろうとしたのだ。わたしとの約束を破って逃げた時にはよくわかっただろうと、わたしはお前を信じてそのままにした。だけれど、わたしの前でタンに会ったという話を、どうしてこうも図々しくするのだ?』と、キム会長。
『タンは・・・』と、ウンサン。『どこで恐れもなくその名前を口にするのだ?』と、キム会長。それでも続けるウンサン。『優しく、正直で、温かい子です。それでわたしが、本当にすごく好きなんです』と、ウンサン。
『どうしてこうも分をわきまえない?』と、キム会長。『わたしがタンを好きなのは誤りではないからです』と、ウンサン。『わたしのお金を受けて、わたしの恩をこうむって、わたしの息子を好きなのは誤りだ』と、キム会長。
『(借金を)返していただいたお金は、必ずまたお返しします。その代わり、気ままに下さったので、わたしもわたしの能力の限り、わたしの暮らし向きのほどに、怠けずに返します』と、ウンサン。
『すべて返したら、また会おうとでもするのか?幼いものが、どうしてこうも恐れがない?』と、キム会長。
『タンを・・・好きだからです。わたしは今も変わりなくタンが好きです。会長がどんなに恐れを抱かせても、どんなに怖くても、あの子が嫌いだという嘘はつけません。けれど、会うなとおっしゃるから、会いません。だからわたしをもう呼ばないでください。』と、涙を流すウンサン。
当惑する様子のキム会長。
ウンサンの後ろに
ドリームキャッチャーの店の前に立つウンサン。お店は貸し店舗になっている。店の様子をしばらく眺めるウンサン。タンが小道を歩いている。そして、ウンサンが目に入る。ウンサンが振り向くと、目の前にタンがいた。
互いに歩みを進め近づく二人。けれど、一言も言葉をかわさずにすれ違う。しばらく歩き、思い返したタンはウンサンを探しに戻る。そして、バスステーションまで行き、通路を挟んだウンサンの隣に無言で座りトンヘまで行く。そして、ウンサンの後ろを歩く。いつもそうだったように。
家に着いたウンサンはしゃがみ込み涙する。けれど、一瞬そうしたかと思うと、タンを探しに外に出る。見当たらないタン。あたりを走って探すウンサン。
タンが見つからず落胆して帰路を歩くウンサン。すると、道の途中にタンがいた。『どうして探した?』と、タン。『話しかけないで』と、ウンサン。近づこうとするタン。『来ないで』と、ウンサン。踵を返すウンサンに近寄りバックハグするタン。
『しないで』と、涙を流すウンサン。『チャ・ウンサン、オレもお前を(このまま)置いておけない・・・。どうする?』と、タン。タンを振りほどき無言で去るウンサン。
侮辱
『あなた今、なんておっしゃったの?』と、キエ。『その血は、どこに行くのだと言った。恐れもなく、案内デスク女子職員が最上階の会長室の敷居を越えてきた熱い血はどこに行くのかと』と、キム会長。
『どうしてそんなこと言うの?』と、キエ。『どうしてできない?母も息子も贅沢でおこがましい。他人は想像もできない人生を生きていて、何をこうも、たった一つも諦められないのかというのだ』と、キム会長。
『来いといったじゃないですか。来てもいいって。あなたが言ったんじゃない。会長室はもっとも上の階だとあなたが言ったんじゃない』と、キエ。
『だから、わたしは今このザマなんだ。安く輝くものに惹かれ、家風がとても滑稽になった』と、キム会長。『会長!』と、キエ。『タンに対してしっかりと諭す。なにを選べばわからない時は、もっとも高いものを選ぶのだと。安物ほどキラキラしてるから、父の二の舞いになるなと』と、キム会長。
『卑怯よ、あなたは。あなたにとってわたしは何なの?』と、キエ。『今まで話したではないか。なにをまた聞く』と、キム会長。顔を歪めて泣くキエ。部屋に戻り、その後、泣きながら装飾品を 外す。
母からの『ヨンドヤ』
結婚式用の衣装をキャンセルしに来たラヘル。もちろん、母の分もキャンセルする。そこにヨンドもやって来て、同じくキャンセルする。もちろん父の分もだ。一旦確認してくると店員。
『結婚も壊れて、婚約も壊れて、おれはセクシーな妹を失ったな。残念ながら』と、ヨンド。『心配しないで、あなたが残念がらないように、セクシーさは失わないわ』と、ラヘル。
『ホントに妹一人は気に入ってたのに』と、ヨンド。『今日のようなうれしい日には、一緒にご飯でも食べましょ。セクシーな寿司の店を知ってるわ』と、ラヘル。
『そそのかすなよ、小娘が。もう妹でもないのに、オレがなにをすると思って?』と、ヨンド。笑みを浮かべ呆れるラヘル。『行くところがある。今度食おうぜ』と、ヨンド。『どこに行くのよ?』と、ラヘル。
ヨンドはトッポッキの店に一人座っていた。ふと、とても大切な落書きを見たような気がして、少しずつ目線を壁に向ける。『元気でいる?ヨンド(ヨンドヤ)』と、母が書いたものだった。
ベッドの中にウォンとヒョンジュ。『まだ願いはないのか?』と、ウォン。『あったら聞いてくれるの?』と、ヒョンジュ。『言えよ、聞いてやる』と、ウォン。『聞けないようだけど』と、ヒョンジュ。
『もしかして結婚か?』と、ウォン。『そんなつまらないこと?』と、ヒョンジュ。『結婚がつまらない?』と、ウォン。『(自分のせいで)見合いしたの悪かったわ』と、ヒョンジュ。
『どうして一つも聞かないんだ?名前は何?何歳?キレイなの?』と、ウォン。『まあ、そんなことは、わたしも別に大したことでは・・・』と、ヒョンジュ。『わかってるよ』と、ウォン。『どこの家の娘なのか気になるわ』と、ヒョンジュ。
『オレがタンのようにしたら、オレたちこうはならないのかな?』と、ウォン。『タンがどのようにしてる?』と、ヒョンジュ。『荒れ狂っては、誰にでもみんな打ち込んで、壊れて崩れてむちゃくちゃなんだ』と、ウォン。
『オッパはそうできないわ』と、ヒョンジュ。『どうして?』と、ウォン。『オッパは世界で最も高いところを夢見るけど、タンはウンサンが自分の世界になるのを夢見るから・・・。妨害しないわ。手を振ってあげる。オッパは登って行くわ』と、ヒョンジュ。
『登って行く最中だ。少しだけ我慢してくれ』と、ウォン。
相続者たち 第18話3/5に続く
※1~3話のあらすじとキャストの詳細は、韓国ドラマランキングにあります。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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