電話はチスからだった。ビデオ電話で、いつもの面々も映っている。
電話一本もなくて心配したじゃないと、チス。
正気じゃなかったのと、モヨン。
チスの後ろではしゃぐチフンたち。
『あ~、ほんとに。何の映像通話なの?顔がほてるように!』と、モヨン。
『ちょっと!そのほてる顔、見えないから、明るいところにちょっと来てみて』と、チス。
『うん、こっち?』と、モヨン。
モヨンの後ろにシジンらしい亡霊が!
『僕だけ、見えるんじゃないでしょ?』と、チフン。
『私も・・・見えるわ』と、ミンジ。
『あんた大丈夫?あんたには見えないの?』と、チス。
『今日が、ユ大尉さんの、き、忌日じゃないの?』と、ハ・ジャエ。
『あ~、すると、あれが、祭祀膳で・・・』とチフン。
『そうだな。そうだ、祭祀膳食べにきたんだ・・・』と言い、気絶するサンヒョン。
『わ~!』と、みんな。
『ふふふ』と、モヨン。
『わ~、人を三度殺すね、この女。おもしろいですか?』と、シジン。
『そのように生きて帰ってきておいて、この程度のイベントもしないつもりだったの?ところで、うちのチーム、とてもかわいいでしょ?(再びコール)気づいたようよ!』と、モヨン。
『先輩、今からボクの話をしっかり聞いて。理由は尋ねずに』と、涙目のチフン。
『なんなの?』と、モヨン。
『愛してるって、会いたかったって、思いきり表現して。この世に未練を置かないように』と、チフン。
『なに?』と、モヨン。
『信じられないだろうけど、ユ大尉さん、そこにいるよ。どうか、良い所へお行きくださいと・・・』と、チフン。
『フフ、狂いそうよ、ほんと。来るやいなや逝けというんだけど』と、モヨン。
『わ~、もう逝けというなら、オレが空しいだろ?』と、シジン。
ほとんどパニック中の医療チーム。
『皆さんアンニョン!』と、シジン。
『さあ、ユ大尉の近況はこうです。だから私が今夜、どれくらい幸せかと。詳しいことは戻って説明するわ。今日は妨害やめて、切ります。 アンニョン!』と、モヨン。
『ユ大尉さんでしょ?』『そうよ!』『おばけじゃないでしょ!』と、医療チーム。
陸軍。
拍手で迎えられるシジンとテヨン。
ユン中将に敬礼しようとすると、ユン中将が二人に抱きつく。
『ありがとう。生きて帰ってくれて、本当にありがとう』と、ユン中将。
副司令官も二人に握手を求める。
パク・ビョンスが涙ながらに長々と話し始めると、迎えに出た兵たちも皆戻り、二人も無視してアルファチームの面々との再会を喜ぶ。
『ユ・シジンんとソ・デヨンは、当分の間、報告書の作成を業務の代わりとする。報告書は聖書の厚さだ!』と、パク・ビョンス。
逃げていくアルファチームの面々。
A4の用紙を触っているシジン。
『何をされていますか?』と、テヨン。
『私はC4(軍用爆弾)よりA4がはるかに怖いです。この鋭い角見てください。切れたら、かなり痛いです』と、シジン。
『我々の水拷問した奴の手首に、スペツナズ(ロシア特殊任務部隊)の入れ墨があったので合ってるという話です』と、テヨン。
『そいつは刃を引いた子です』と、シジン。
『だけど、とても合ってることだけ書けば、形式張るから、週に一度は反撃もちょっとして、月に一度は脱出試みもしたことにして、正直に書いてみるというのです』と、シジン。
『月に二度にしたというのです。民兵隊反軍に対して、公文書送って確認しはしないというのです』と、テヨン。
『今この状況では、何を書いても信じるというのです。ところで、問題はリアリティーとドラマの適切なアンサンブルです。原作としてでランボーどうですか?』と、シジン。
『背景がベトナム戦で、銃器やディテールが合いません。いっそボーンシリーズで行こうと言うのです。 ユン中尉がマット・デイモン好きです』と、テヨン。
『OK、完ぺきです!それでは私はこれで!』と、シジン。
『どこ行かれますか?』と、テヨン。
『一人で書かないと。むやみに別に書き、3回殴ったな、5回殴ったな、このディテールが合わないとだめだから』と、シジン。
『ところで、その一人がどうして私ですか?』と、テヨン。
『ユン中尉はウルクにいるじゃないですか?祖国に彼女のいない軍人は、ファイティン!』と、シジン。
カフェ。
『覚えてますか、ここで私をフッたこと』と、シジン。
『そうね。今日も、フルかも知れないけど』と、モヨン。
『冗談でしょう? オレ、トラウマあるんだけど』と、シジン。
『本当なのに。それで尋ねるんだけど、今後も百貨店行くこと、継続するの?英雄になりたいのかと思って』と、モヨン。
『死ななければならない英雄という言葉に、関心がある軍人は誰もいません。ただ、平和が守られなければならない所で平和を守るのです』と、シジン。
『継続するという言葉ね。私が反対しても』と、モヨン。
『反対するのですか?』と、シジン。
『しないでおこうか?今回はあなたが、永遠に戻らないかもしれないけれど?フラないでよ。反対しないから・・・反対したとして何をするの?あなたはすまないと思いながらも諦められす、私はそんなあなた恨んで、結局はまた、応援するはずなのに。そうであるなら、私も平和を守ろうと。もちろん私の支持が、ユ・シジンさんの平和となるのなら』と、モヨン。
『ありがとう。すまなくて。すまないという言葉しか言えなくて、さらに申し訳ないです』と、シジン。
『フラれないので、私たち、明日、釣りに行きましょうか?一種の情緒治療でしょ。私、愛嬌ものすごく振りまくから驚かないで。ものすごく幸せそうにするから、痛ましく思わず。こんな彼女に会ったこと感謝して』モヨン。
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