月が浮かぶ川 第1話/第2話視聴感想(あらすじ含む) キム・ソヒョン&チス主演韓国ドラマ

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キム・ソヒョン&チス主演KBS2韓国ドラマ

月が浮かぶ川(タリ トゥヌン ガン:달이 뜨는 강)

第1話/第2話視聴感想(あらすじ含む)です。

 

 

月が浮かぶ川

 

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月が浮かぶ川 作品データ

  • 韓国KBS2で2021年2月15日から放送開始の月火ドラマ
  • 脚本:ハン・ジフン(한지훈) 『99億の女』『不夜城』
  • 演出:ユン・サンホ(윤상호) 『風と雲と碑』
  • あらすじ:高句麗が人生のすべてだった公主「平岡(ピョンガン)」、愛を歴史とした将軍「温達(オンダル)」、運命に屈しない彼らの純愛譜!

 

 

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月が浮かぶ川 第1話/第2話視聴感想(あらすじ含む)

話題の史劇がスタートしました。

演技大賞で紹介された際に、個人的に視聴を確定していた作品です。

 

まずは視聴率。

いきなり初週で9%台を連続して叩き出しました。

同時間帯前作の暗行御史(アメンオサ:암행어사)が二桁でフィニッシュにしたアドバンテージはありましたが、それを差し引いても上々の滑り出しです。

 

月が浮かぶ川 等月火ドラマ視聴率20210216 ルカ:ザ・ビギニング 先輩、そのリップスティックを塗らないで
2021年2月16日付けの月火ドラマの視聴率速報です。(韓国ドラマランキング調べ、AGBニールセンの集計結果より)

 

ドラマ冒頭に注意書きがありましたね。

「このドラマは三国史記(サムグクサギ:삼국사기)列伝に記録されているオンダル説話を基盤にして制作され、ドラマに登場する人物と事件・時期などは、歴史的事実と差異があることをお伝えします」

それはそうですね。

個人的にも説話との差異に驚いた部分もありました。

というわけで、今回はオンダル説話をご紹介します。

 

 

オンダル説話

この説話、結構有名で、コントのネタなどにもされたりもします。

この説話が記載されている三国史記(サムグクサギ:삼국사기)は、高句麗(コグリョ:고구려)が滅亡して約500年後の1145年に、金富軾(キム・ブシク:김부식)が高麗王の命により編纂した正史です。

平岡公主(ピョンガン コンジュ:평강공주)の父・平原王(ピョンウォンワン:평원왕)は西暦590年に崩御しています。

 

さて、説話を説明しましょう。

 

平岡公主はよく泣く少女でした。

そんな公主に父王は「そんなに泣くなら愚か者のオンダルのところに嫁にやるぞ」と言ってからかいました。

月日が経ち適齢期となった公主に、父王は適切な婿をあてがおうとします。

すると公主は、「いくら王だからって前言撤回なんてないわ!」と、激おこで家出をしてしまいました。

御年16歳のときの出来事です。

ちなみに父王が嫁がせようとしたのは高氏(コシ)の家門でした(汗)

 

家出した公主は愚か者のオンダルを見つけ出し、文武を仕込みます。

するとオンダルはメキメキと実力をつけ、活躍を重ねついには大将軍になったのです。

 

以上がオンダル説話です。

ドラマの描写と違ってほのぼのとした良いお話でしょ?

最終的にドラマもハッピーエンドにはなりそうですが、説話が持つテイストと初週の描写が違いすぎました。

冒頭に紹介した注意書きのように、ドラマはドラマとして楽しんだほうがよさそうですね。

 

解説がない状態での初週の視聴は、なかなかにハードルが高かったのではないでしょうか?

来週以降、高句麗の社会システムなど、ドラマ視聴のアシストになる解説をしていこうかと思います。

 

文責:韓国ドラマあらすじ団

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