これはやばいかも・・・。
イ・ミンホ&キム・ゴウン主演、キム・ウンスク作品SBS金土ドラマ
ザ・キング:永遠の君主(ド キン:ヨンウォネ クンジュ:더 킹 : 영원의 군주)。
第5話視聴感想(あらすじ含む)です。
ザ・キング:永遠の君主 作品データ
- 韓国SBSで2020年4月17日から放送開始の金土ドラマ
- 脚本:キム・ウンスク(김은숙) 『ミスター・サンシャイン』『トッケビ』『太陽の末裔』
- 演出:ペク・サンフン(백상훈) 『太陽の末裔』『雲が描いた月明かり』(共にサブPD)
- 悪魔に立ち向かい次元の門を閉めようとする理系大韓帝国皇帝と、誰かの生・人・愛を守ろうとする文系大韓民国刑事の協力を通し、次元の異なるロマンスを描いたドラマ。
- 視聴率 第5話: 第1部7.6%(8.2%)/第2部8.6%(9.3%) ※カッコ内は首都圏視聴率
ザ・キング:永遠の君主 第5話視聴感想(あらすじ含む)
ザ・キング:永遠の君主 第5話視聴率は?
持ち直しを期待した第5話ですが、結果的に前後半それぞれが自己最低を記録する結果となりました。
これまでに比べると面白い回だったとは思うのですが・・・。
ほとんどの場合、一つ前の回の出来が視聴率に反映されるので、第5話を受けてその後に上昇すればいいのです。
そうなることを期待しましょう。
ピックアップ
作りで気になっていることが少々。
大作でお金がかかっているはずなのに、CGがあまりにもそれとわかる作りになってませんか?
大韓帝国の風景がまさにそうで、連続する他のシーンと発色が違うのですごく気になります。
もう少し明度を合わせるなりすれば気にならないと思うのですが、そのあたりの作り込みが雑ですよね。
もう一つ。
イ・ミンホの間のとり方が他の俳優と噛み合ってない気も。
基本的に前作・全前作あたりと演技の手法はさほど変わってないはずなのです。
けれど、見ているほうがしっくりと来ない間があります。
前後にコンマ数秒ずれてるとしっくり来るかもと思いつつ視聴しています。
やはりブランクがあったせいでしょうか?
いわゆる試合感がない状態です。
多くの俳優が復帰作でコケることが多く、椿の花が咲く頃/椿咲く頃(トンベッコッ ピル ムリョプ:동백꽃 필 무렵)のカン・ハヌルのように復帰作で見事なカンバックをするのはまれなことです。
トッケビ(도깨비)のコン・ユにしても愛の不時着(サランエ プルシチャク:사랑의 불시착)のヒョンビンにしても復帰後数年間はいまいちな状況が続いていました。
そのため、できればイ・ミンホには慣しのドラマを間に挟んでほしかったです。
もっとも、存在がそれを許さないのでしょうね。
ナーリ(나리)
文系女子チョン・テウルがついに大韓帝国へ。
マキシムスに対して獣医がナリ(나리)という呼称を使ったとき、「ナリは、後輩がナリなんだけど・・・」とテウルが言ってました。
Netflixの字幕はどうなっているのでしょうね?
実はここ、ちょっと笑いを取るところです。
マキシムスは正7品なので堂下官(タンハグァン:당하관)。
堂下官の呼称はナリ(나리)なのです。
時代劇ではナウリ(나으리)やナーリ(나리)と発音されている事が多いです。
正式な発音はナーリ(나리)ですね。
韓国人は長音短音の区別が苦手で、短音化していることが多いです。
GDP世界4位
テウルは大韓帝国のGDPが上昇していて世界4位だということに驚いていました。
設定を4位で留めているのは慎ましい気も。
日本よりも上で3位にしなかったのはどうしてでしょう?
このシーンは何度か見直してようやくわかりました。
ヒトリュ(희토류)がなんのことかわからなかったのだけど、鉱物と言っていたので漢字を類推して納得できました。
漢字だと希土類、レアアースのことですね。
この漢字自体が日本語だと「きどるい」ですが韓国語読みだと「ヒトリュ」です。
北部と海にあって帝国のものというより皇帝のものとの説明を受け、「あんたほんとに中間がないわね」と、タペストリーになっているイ・ゴンにつぶやくテウルでした。
KTXがCTXに
英語の国号表記がKOREAではなくCOREAなのでしょうね。
なので高速鉄道の名前も若干違っていました。
テウルは5歳のときに死別した母が、この並行世界では生きているかもしれないと思い、わざわざソウルを尋ねたのです。
ちなみに、ソウルのチケット窓口も慶尚道方言でしたね。
イ・リムの計略
イ・リムは大韓民国のイ・ジョンインを利用するはずと前回書きましたが、他の人物も巧みに利用してすり替えていくようですね。
手始めに、大韓民国では貧乏でも、大韓帝国では大手製薬会社の創業主の孫娘という人物の挿げ替えを試みます。
その人物がク・ソリョンと同窓なのもなにか関係があるのでしょうか?
文責:韓国ドラマあらすじ団
コメント
ご無沙汰してます!先週Netflixに入り、手始めに愛の不時着を見て、キングもリアタイしてますが一つ気になったコトが、サクサク様が昔、太陽の末裔を軍への士気を高める国策ドラマと評してましたが、愛の不時着は北朝鮮との融和政策、キングは対日強行政策と、現政権の施策が透けて見えてしまい没入度が下がり気味ですが、サクサク様はどう思われますか?
政策との関連は定かではありませんが、数字を獲得すべく国民の機運を汲み取っているような気がします。
「愛の不時着」については、このドラマを見てしまうとムン・ジェイン大統領の政策を受け入れやすくなるだろうなと思いつつ視聴していました。
制作陣は与党よりなのかなとも思ってみたり。
今回は反日ですが「ミスター・サンシャイン」のときも思いっきり反日でしたから、キム・ウンスク作家にはもともとその素養があるのかもしれません。
または、前述のように数字を取るための計算が働いている?
ただし、今回は日本海軍をやっつけても視聴率が伸びなかったので、国民感情はそうではないともいえますね。
いずれにしろ、日本人的には感じの良い描写ではありません。
あそこまで貶めると滑稽でもありますが・・・。
さくさくさま、すぐに返信いただきありがとうございます!元々、Netflixは「賢い医師生活」を見たくて契約しました。今は、愛の不時着の二度目を見ているところで、この後は、梨泰院クラスか、アルハンブラか椿の花咲く頃かで悩んでいました。ミスター・サンシャインも反日満載なんですね・・・。今キング7話を見終わったら、中国は友好的に描いており、親中反日か・・とちょっとかっがり。しかし、それよりも私は主人公2人のラブロマンスについていかれません。イ・ミンホがキム・ゴウンを好きなのはともかく、キム・ゴウン側があの唐突なキスシーンと彼の話が真実というだけで好きになりますか?なんか蓋然性なくいきなりラブラインが始まった感で、入り込めません・・・涙。なんだか、パラレルワールドの世界観やら笛やらに意識がいってしまい、肝心の主人公の心理描写が少しおろそかなような気がするのは私だけでしょうか
アルハンブラは後回しにしてもいいですよ。
愛の不時着がパロディーにしているので、その点では見ておくべきかもしれませんが、ストーリー自体はいまいちでした。
その他2つはおすすめです。
ミスター・サンシャインは時代が併合前からスタートなので、必然的に反日です。
とはいえ、出来は良いので視聴してみてください。
ラブライン。
全く同じ感想です。
心が動いた描写なんてありませんでしたよね?
もっとも、イ・ミンホのような背が高くて容姿端麗な男性が好きと言ってきたら、一般人はなびくかなとも思ってみたり。
そう納得するしかなさそうです(汗)