イ・ミンホ&キム・ゴウン主演、キム・ウンスク作品SBS金土ドラマ
ザ・キング:永遠の君主(ド キン:ヨンウォネ クンジュ:더 킹 : 영원의 군주)。
第14話視聴感想(あらすじ含む)です。
ザ・キング:永遠の君主 作品データ
- 韓国SBSで2020年4月17日から放送開始の金土ドラマ
- 脚本:キム・ウンスク(김은숙) 『ミスター・サンシャイン』『トッケビ』『太陽の末裔』
- 演出:ペク・サンフン(백상훈) 『太陽の末裔』『雲が描いた月明かり』(共にサブPD)
- 悪魔に立ち向かい次元の門を閉めようとする理系大韓帝国皇帝と、誰かの生・人・愛を守ろうとする文系大韓民国刑事の協力を通し、次元の異なるロマンスを描いたドラマ。
- 視聴率 第14話: 第1部5.7%(6.5%)/第2部6.7%(7.5%) ※カッコ内は首都圏視聴率

ザ・キング:永遠の君主 第14話視聴感想(あらすじ含む)
ザ・キング:永遠の君主 第14話視聴率は?
低空飛行が続く視聴率。
Netflixの視聴回数も伸びてない様子で、完敗といったところです。

ピックアップ
視聴率に反して、第14話の見ごたえは十分、いや、十二分でした。
ただ、この難解さを面白がることのできる人はそうおらず、理解しにくいことで敬遠する人が多かったかもしれません。
ただでさえ平行世界に同じ顔がいて混乱しているのに、更に時間軸を超えたために2Dから3D的に一気に難解になりました。
この難解さはマニアの領域で、一般する受けするものではありません。
その点ではやはり当作品は興行的に失敗だったと言えるでしょう。
個人的には3度リピート視聴しましたが・・・。(1回ではわからなかったのもあって)
今回は難解だったため、時系列に沿って要点をピックアップします。
といっても、イ・ゴンがタイムスリップしているので、時系列という言葉自体が儚い気もしますね。
物語の中でほぼ事情を知っているのが実はノ尚宮で、彼女がイ・ゴンにあらゆる話を伝えていれば、少なくとも不安感は払拭できていました。
けれど、彼女は何も話していません。
救いだったのがイ・ゴンが冷静沈着な天才だったこと。
そのため、局面局面の選択肢を間違いません。
毒をもられたりと、気を抜いていることもあるけど(汗)
カン・シンジェが療養院で見たものは、ほぼ植物状態の自分カン・ヒョンミン。
(正直、シンジェのエピソードは面白くない)
謀反の夜、あたりに響いていた萬波息笛(マンパシクチョク:만파식적)の笛の音。
この音があってこそ時間移動ができる。
ここで、ヨーヨー少年とソン・ジョンヘによるストーリーテリング。
次元の門の中で萬波息笛が一つになったとき、時空間の軸が同時にでき、萬波息笛は自らを救いたい瞬間に連れて行く。
こうして、イ・ゴンもイ・リムもそれぞれが謀反の夜へいざなわれる。
イ・ゴンは逆賊から2つの世界を救いたい、イ・リムは謀反を失敗する愚かな自分を救いたい。
過去のイ・リムは助言を与えにやってきたイ・リムの首を斬る。(バカなの?)
イ・リムの萬波息笛は消えてしまう。
ヨーヨー少年は完全にひとつになりたいと話す。
彼は萬波息笛の化身?
それともそれに付随するなにか?
半分が消えてしまった萬波息笛は力が無いとも、ヨーヨー少年
謀反の夜は歴史が繰り返されただけ。
けれど、イ・ゴンはノ尚宮に遭遇していた。
また、イ・リムを幇助していたのがプヨン君の息子イ・スンファンだと知り、足を打ち抜き薬莢を拾っておく。
大韓民国に戻ったイ・ゴンは呆然とする。
時間移動ができておらず、1994年の大韓民国に平行移動しただけだった。
一瞬ですべてを理解するイ・ゴン。
天才過ぎ。
萬波息笛が揃ってないと時間は超えられないこと、2020年までの26年間は時空の門の中でおおよそ4ヶ月であること。
自分のドッペルゲンガーを救うべく通報するイ・ゴン。
すでにときは遅く、父子は亡くなっていた。
その後、テウルの子供の頃、2016年と姿を表し、新しい記憶を植え付ける。
また、通報の際の音声が残っており、テウルの友人がそれを見つけ出す。
母との間に暗号を設定するク・ソリョン。
夕飯に何を食べたかの答えはサバ。
(どうせなら「走れ!サバ:달려라! 고등어」にすればよかったのに。イ・ミンホが以前出演したドラマ)
皇室の二人の男性だけが萬波息笛を持っているのが気に入らず、獲得の野心を見せる。
警告したはずだけど、私達が会えば、あんたは死ぬんだって。
そう言ってテウルを刺すルナ。
全体的に切なさ充満の14話でした。
キム・ウンスク作家が時空の門の中では時間の進みが遅いとの設定にしていたので、イ・ゴンの孤独は4ヶ月で住みましたが、これが8年とかだったらもっと切なかったかなと思ってみたり。
この予備知識を持って、15話に突入しましょう。
文責:韓国ドラマあらすじ団
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